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Kodakの「白」

Kodak FZ45でスナップをした。
家に帰って画像を確認した第一印象は白が綺麗。
NikonよりもLeicaよりも白が白だ。
バチっと目が醒めるような白だ。

中央のハイライトが気持ちのいい白だ
雲の白さも気持ちがいい

フルサイズセンサーで撮るほどのシャープさはなく、しかもJPEGでしか撮れないため、現像時の幅も少ないが、白がきっちりと決まっているため、撮って出しでも十分整って見える。
実際には若干トーンはいじっているが、他のカメラで現像する時ほど色についてあれこれ迷うことなく完了する。

赤は若干マゼンタよりだが、
そのおかげかどこか懐かしくを感じる
ボディーの輝きを感じられる青のグラデーション

やはり何か一本柱をビシッと決めることが大事なのだ。Kodakの場合は白が白であるという柱が一本決まっていることが他のカメラにはない現像のしやすさにつながっていると思う。

河辺の草と反射する青空
光が当たるといい画作りをしてくれる

センサーサイズの関係上、ハイライトが飛びやすく、シャドーも階調がなかなか出ないが、その分諦めもつくので、メリハリのある画作りがしやすい。そして何よりも白が白であるという喜びを感じることができる。旅行カメラとして持っていくのもアリか?要検討だ。

完全に情報のなくなっているハイライト
これはこれで良いだろう
光の機微をよく捉えた1枚
ハイライトとシャドーのグラデーションが美しい

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