朝食バイキングは闘いだ!…自分との
ユーチューブでよく食べ物の番組を見ています。
グルメや大食い。
最近気にいっているのが(ホテルのビュッフェ)。
朝食バイキングです。
おフランスや社交界なんかより、私にはめくるめく綺羅の世界。
帝国ホテルでは(ブフェ)って言うらしい、ステキ!
麗しい料理にうっとりしてしまいます。
行きたいな〜。
ですが、ひとつ問題があります。
尋常じゃない食いしん坊。
年齢的には「カルビはもう駄目」とか「食が細くなった」なんて言う頃なんだろうけど、その気配はありません。昨日も、盛りが良いので有名な中華店で半チャンラーメンを完食してきました。
食べられるうちは生きられると思っているので、それは良いのですがバイキングとなると…。
バイキングは闘いです。
もちろん、他人を押しのけて料理を取る闘いではありません。
己との闘い!
同行者がいる場合、待たせたくない。けど、じっくり吟味したい。
朝食はあっさりと無難な物を常識的に取る人と一緒だと、問題山積み。
時間を合わせつつ、取りたい物を取る。
たいへんよっ!
しかも見栄張りなところもあるので、ガツガツした所は隠したい(隠せたためしが無いけど)。
結果、朝食会場に入った途端、SF映画のなんちゃらスコープのように全体を見回し、席の確保から取るべき料理、料理周辺の混雑具合、飲料、和食と洋食、お茶碗の大きさまでチェック。
表面的には(まだ眠いし食欲なんてないけど、まぁ食べる時間だし)感を醸し出しつつ、列に並ぶという荒業を行っています。
それでも、何故か自然体の人にかなわない。サンドイッチや海鮮、私のスコープが見逃したモノを取っているのを見ると、表面上は「わあ、おいしそう。私も後で取ってこよう」なんて言っていますが、心の中はぼーぼー燃え。
(後じゃなく、今行きたい!すぐに!)の気持ちを必死で封じ込めています。
しかも、ふだんから料理の盛り付けが超苦手。
お皿にきれいに盛っている人の横で海鮮と当時にカレーを取るというオウンテクニカルノックアウトの愚行を何度もやってきました。
なので、一流ホテルなんて無理。
ひとりならダラダラ長〜い時間食べ続けるだろうけど。同行者がいたら多分パニックになってクロワッサンの上にイクラを乗せる革新的な盛り付けをしてしまうかもしれない。
情けない………。
何でこんなにも食い意地がはっているんだろう。
親のおかげで飢えたこともなく、どちらかと言うと、いや結構美味しい物を食べて来ました。
なのに、こんなにガツガツと。
お昼や夜はそれ程でもなく、朝食バイキングだけ異常に燃え上がる理由がわかりません。
きっと、ずっととけない謎。
近場の温泉でもこんなんだから、一流ホテルの朝食バイキングなんて。
なんとか紛れ込んでも、ハイソサエティのお客さんの中、ギラギラ視線でコンシェルジュとかいう方に見つかって…
「お客さま、ギラギラしていらっしゃいますが、ちょっとよろしいですか?」とか言われて、外に出されてしまうに違いない。く〜ん
さて、自分の異常な盛り上がりの他にも朝食バイキングでは謎に思うことがあります。
最初のお皿を取る時は並ぶとして、そこからは自分の取りたい料理に行けば良いと思うのですが、そうすると順番抜かしをしたかのように(キイッ)と睨む人、いますよね。
給食じゃないんだから、要らない料理の所はパスをして取りたい料理の所へまわった方が効率的だと思うんだけど…。
どうなんだろう?
もうひとつは(良いじゃないか)と怒られそうだけど、納豆。
納豆ってそれだけで朝ご飯を完結させられる猛者だと思うのです。家なら頼りになるけれど、普段とは違う楽しいおかずが沢山あるのに、なんで納豆食べてる?
とっても不思議。
ただ、納豆派の人には共通点があって、大概がオジサンです。
もしかしたら、自分で朝ご飯を作っていないからかも。
普段、毎朝ご飯を作っていたら、旅行中は違うものを食べたくなる?のかな。
違うか。
あー!朝食バイキング食べに行きたい、近場のホテルに泊まろうかな。
と、思ったけどやっぱり一人じゃつまらない。
自分のペースで食べられるのも良いけど、誰かと一緒じゃないと楽しくない。
友達から「鳴子温泉に行こう」と誘われているので、鳴子で朝ご飯が良い宿を探しておこうと思います。