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なるほど!ハロウィン
柔軟な考え方ができないので、つまらないことに引っかかります。
ほかの地方のお祭をやっていると、なんか違和感。
楽しんでいる人がいるんだから良し、と思う私と何で関係無い場所で関係の無いお祭をやってるんだ?と思う私も。
反対するつもりも、やめて、とも思わないけど、どうしても違和感が拭えない。
東北の翻訳できない言葉であらわすと(いづい)感じ。
人としての器がちっさいのね。
で、ハロウィンです。
欧米か!
盆踊りをしなさい!
などつっこみたくなっていました。
な~んの関係も歴史も背景も無い日本で上っ面だけ真似して何やってんだか、と冷たい感覚で眺めていたのです。
(何しろ器が小さいから…)
が、ある時
家族で岩手を旅行中に小さな記念館を訪れました。
そこにあったモニターには古い岩手の映像。昔々、昭和のお花見の様子。
!!!!!ー!
そうだった!私の記憶に、ある光景が蘇りました。
モニターにはお花見なのに仮装をして楽しむ人たち。
お面を被ったり、カツラをつけたり、男装をしたり、クオリティは低いけれど確かに仮装をしています。
そうだ、祖父母の世代ってイベントがあると、こんなことをして楽しんでいた!うっすらではありますが、記憶に残っていました。
で、気づいたのです。
日本人ってコスプレ好きなのだわ。
考えれば日本各地のお祭りもコスプレ
ざんまい。
私の故郷のお祭りで父は裃(かみしも)を着ていたし、パレードには七福神や天狗もいたような気がします。
観光客が大挙して訪れる(平泉の藤原まつり)も(京都の時代祭)だって大掛かりなコスプレパレードじゃないか。
そうか、令和の日本でハロウィンをするのは不思議じゃない。
もしかしたら、クリスマスやバレンタインより日本人にぴったりなイベントなのかも知れない、と思い直しました。
自分が偏見無く、斜に構えることもなく、今、若かったらコスプレするかなー?と想像しても、それは別の話。
多分しない。
ずっと暗くて根深い容姿へのコンプレックスと共に生きてきたので、コスプレどころかオシャレも得意ではありません(突然、闇のカミングアウトをサクッとしてしまった…。ま、いいか)
でも、もし橋本環奈のようなビジュアルだったら?
やるっ!
かぼちゃだろうが何だろうが、かぶる!
ゴスロリもあり(あくまでも橋本環奈前提です)。
菜々緒だったら、キレッキレのバニーガールで街を闊歩するね。意味なくY字バランスもご披露いたす。
あり得ない妄想で、少しだけメンタルが違っていたら私もコスプレ好きになっていたかも、ということが判明。
この日からハロウィンへの偏見はきれいさっぱり無くなりました。
皆様、他の人に迷惑をかけないようにハロウィンを楽しんでください。
ジャック・オー・ランタンは被りものじゃないか…。