『愛嬌力』は人の『魅力』を引き出している
私の長所の中で『愛嬌がある』ということが、占いから導き出された
それは今に限って得られたものではない
過去からの積み重ねが今の自分を作っている
中学時代、自分では全く意識していなかったが、毎日よく笑っていたようだ
単純に毎日学校に行くことが楽しかったのだが、好きな部活動に打ち込めたり、友達との分け隔てない会話が日常の潤いだった
卒業アルバムの最後の空白ページに、同学年の女子に可能な限り声をかけて、メッセージを記載してもらうのが流行っていたのだが、
そこのメッセージ欄のほとんどに『いつも笑顔だったね』『いつも元気だったね』『いつも楽しそうだったね』『これからも面白い人でいてね』と書いてあった
周りからそんな風に見られていたなんて、想像だにしていなかったので、1人家で読みながら笑うはずが、嬉しさで泣いてしまった
『笑顔』や『素直さ』、『自然体』で人と接することのできる『愛嬌力』を持ち合わせていると
人が周囲に集まってくる
本人が心をオープンにしている為、様々な人を自然と受け入れているのだ
これは、社会人になってからでも言えることだ
困ったとき、悩んでいる時に、1人で苦悩するよりも
まず、『周りに相談する』『頼る』『他人の意見を聞く』
そのように気軽に人に助けを求めていく姿勢が、結果的に時間も労力も無駄にしない
悩み考え続ける時間と無駄な作業を減らすことができるのだ
普段から良好な関係性を築いていれば、困っている時に誰かがその状態に気づいて、すぐに手を差し伸べてくれる
助言をくれて、後は1人で頑張ってみて。と自立を促してくれる人もいる
自分にとって助言を得られることで、自己成長にも繋がる良運が発生してくるのだ
困難な状況の時には助けられて、尚且つ自分も成長できるようになるという一石二鳥の運命だ
『愛嬌力』は『人間関係力』ともいえる
最近では、コミュニケーション能力が高いとも評価されている
『人に合わせる』あるいは『1人で問題を解決する』生き方は、その場を収める意味ではいいのかもしれない
しかし長い目で見た時に、自分に『素直』になり、あらゆる感情を伴った本音を小出しにしていった方が、
『人間味のある人』として、後々周りから信頼されるようになる
それは『自分を偽らない』ことで『自分らしく人生を楽しめるようになる』ということだ
私が笑顔であの頃を過ごせていたということは、まさに『人生を楽しんでいた瞬間』が体現されていたということに他ならない
『愛嬌力』は誰でも意識することで、いつからでも身につけることが出来る
社会生活における人と人との繋がりを強固にしていく為にも、男女関係なく身につけておきたい力に違いない