アパート隣のニート女vol.5
これは約1年弱、アパート隣の2LDKの部屋でニート生活を送っている30代前後の隣人女の話である。(実話)
前回(vol.4)ニート女が風邪を引いたことにより、これまで仕事に行かず(仕事に行くフリをしていた)家の中に引きこもっていたという事実をお伝えした。
そしてもう一つ、ニート女は自分を偽り、日々生活している。
それは、隣に娘が2人いる設定だ。
つまり、自分ともう1人が住んでいて(父親とともに)、"それぞれが働いている"という演技を毎日していたのである。
1人は真面目な女性。
働き者で、黒髪、格好は何故かTシャツにズボン、リュックを背負って車に乗る(格好のみ謎である)
その女の設定は朝7:25頃に車に乗り、出かけていく。
もう1人はギャル風女性。
茶髪ロングヘア(巻き髪)→おそらく上の女がウィッグを被って変装しているだけ🥸、たまにスーツ(キャメル?笑)、最近は上着を(Pコート)羽織っているため分かりにくいが、適当な私服。
ガサツな動作で、ドアをバタンと閉めたり、大きなビニール袋に入った、大量の空き缶(おそらく酒缶)を携えて車に乗る(缶などのゴミ出しの日のみ)
こちらは8時前後(8:15頃までに)、スゴスゴと出かけていく。
これら2人をものの30分の間に演じているのである。
天候の悪い日や自分の体調が優れない日、また、月曜日はおそらく父親が車を運んでいる(特に1台目)
いつもと出発時間(朝の)が違うので、明らかに他の人物が運んでいる。
また、風の強い日や他の日、ギャル風女の方は明らかに頭部を気にしていて下向き加減に車に乗っている。
ギャルのくせに堂々としていないのだ。
そっとドアを静かに開け(うちのアパートのドア音は普通に開けても響くほど音がデカい)、音が聞こえないように毎朝出発している。
そして、私のお馴染みの換気扇止め(静寂)作戦を決行したところ、案の定、戻ってくるドアの音や家にいるであろう部屋内の扉が閉まる音が聞こえてきた。
ちなみに逆側の隣にはギャルカップル(通称バカっプル)が住んでおり、こちらは朝に行動することは滅多にない為、比較的静かである(昼間頃から音が聞こえる)
そのおかげもあってか、隣のニート女の行動音が丸聞こえということである。
うちのアパートは外に働きにいく世帯が2件ほどのみの為、平日や休日の駐車場の車はほぼ止められた状態である。
その中で2台の車が毎朝同じような時刻に出かけているのは、やはり目立つ。(そして若めの女)
そして今回、少し変わったことが起きた為に記載したいと思う。
一昨日の土曜日はとても天気が良く快晴で温かだった。私たち家族も午前中はお昼がてら車で少し遠出した。
そんな日に限って、隣のニート女宅の4台の車は夜まで停めっぱなしだったのだ。
どこに出かける様子もなく、ひたすら停めたまま。
4台の車を携えて家族が多いと思いきや、隣からは父親の声と咳をする女の声しか聞こえてこない。
最近では、換気扇を止めることが私の唯一の"鬱憤晴らし"となってきている。
隣の丸聞こえ状態を把握し、何故こんな広いスペースに働いていない奴が住んでいるのだろうか?というのを案に示す為である。
そして、可笑しいのは昨日のことだ。
昨日は久々にこちらの地域の真冬の中で最も寒く、雪の降るような一日だった。
そんな中、土曜日の天気の良い週末には出かける様子もなかった車を寒すぎる日曜日、2台移動していたのだ。(時間はお昼過ぎ頃)
移動者はおそらくまた父親だ。
ニート女は自分ではほぼ動こうとしない。(寒すぎる為、咳が出てしまうのを恐れているのか)
私に存在を知られているせいか、車に乗る姿を目撃されたくないのか、ほとんど家から出ようとしない。(完全引きこもり状態)
日曜日は私の子供が週末で風邪を引いていて、安静にしている為、外に出ず、昼寝やゲームで半日以上を過ごしていた。夫は午前中、午後とも少し外出していた(1人時間)為、家の中は子供と2人でとても静かだった。
そして、換気扇止め作戦の決行である。
案の定、シーンとして誰もいない風を装っている。
しかし、実はいたのである。
午前中ではほぼ聞こえなかった(我慢していた)咳き込む音が、午後聞こえてきたのである。
車4台のうち、娘2人(なんちゃって娘)がいつも乗っている2台は動かされていて無かったが、他2台(ワゴンと軽自動車1台)は残っていた。
それにも関わらず、家にいたのはあのニート女1人のみだったのである。
そして夜9:30頃にバタンというドアの閉まる音が何度か聞こえ、車2台が停められていた。
おそらく、また父親が運んできたのだろう。
次の日は仕事のハズであろうに、こんな夜寒い時間に帰ってくるハズがない。(おかしなストーリーだ)
これはおそらく、具合が悪くなる前からずっと(引越し作業が始まった頃から)このような体制で過ごしてきたようだ。(呆れて物も言えない)
私たち家族にはまさか気づかれないだろうとでも思っていたのだろうか、
具合が悪くなり"引きこもり疑い"をかけられるとはつゆにも思わなかったことであろう。
そもそも怪しかったのは去年(2024年)の夏頃からだ。
小学生の夏休みが7月下旬から始まるが、何故かそれに合わせてニート女の車も仕事に出かけないのだ。
私たち家族が夏休みの7月終わり〜8月前半にかけて、帰省をして、またこちらのアパートに帰ってきたとき、ニート女は完全に気を抜いていた。
髪も金髪に近い茶髪で、ワゴンに父親と乗り込んでいるところを見た。
あの頃のニート女は絶頂期(ニート生活全盛期)を送っていたことであろう。
(その頃、私たちが隣にニートがいるとはまだ気づけなかった)
その頃から明らかに隣家族の異常さには気づいていた。
そして秋頃からの監視👀により、続々と珍行動が発覚していったのである。
去年の冬休み前も同様、早めの年末休みを取るフリなのか、小学生の終業式が終わるタイミングで車をどこかに移動させていた(真面目に働く女が使っている車のみ)
帰省している風を装って、年末(年内)は車が戻らず、しかしニート女は年末年始も、ずっと1人または父親と家の中で過ごしていたのだ(実家にも帰らず)
こんな大人(子供?)が存在していたのかと思うほど、これまでにない状況を経験している。
また新たに状況が変わった際に記載していきたい。