濡れタバコの連絡ノート第二回 「目指す先は千年帝国か」

 さて、第二回はTwitterにて日夜跋扈するツイフェミ・ラディカルフェミニスト達魑魅魍魎の言動を振り返り、彼女達が何処に向かおうとしているのか、無い頭を振り絞って考察していきたい。

 前回の記事でも触れた通り、彼女らは近年持ち前の粘着質とアクロバティックな論法を駆使し様々な文化風俗活動を混乱に陥れている。これはある意味女性らしさの発露とも言えようがまあそんなことはどうでもいい。ここで気になるのが、彼女たちが最近になって日の目を見るようになったのかということだ。私の主観では、ネットニュース等で公衆の面前に彼女たちが晒される様になってまだ間もないように思われるだろうがそんなことはない。彼女たちは以前から、Twitter等で跋扈していた。ここで少し彼女たちが以前はどのような言動を見せていたのか少し振り返って見たい。 

 私が確認する限り、最古のツイートになるのが6年前の2017年。この頃はまだ過激なツイフェミも穏健な男女平等主義者も一緒くたにフェミニストと呼ばれていた。この頃の言動を見てみよう。「オスは働かせるだけ働かせてATMとして使うのが正しい使い方。オスに人権と自由を与えたからジャップランドは人権意識のない糞国家になってしまった」「男と女、扱いが同じなわけないのだ。甘えるなジャップオス、なのだ。」「そりゃオスジャップが悪いわ、ご婦人はいつも悪くねぇ悪いのはオスジャップ」如何だろうか。彼女たちは、以前から。いや、以前の方が凄まじい呪詛の言葉を吐き連ねていたのだ。

 しかし、ここで振り返って考えてみよう。彼女たちは、数年前までTwitterで只々ひたすらに恨みつらみ妬み嫉みの言葉を書き連ねていただけで、何の行動も起こしていなかった事がわかる。勿論、Kutoo運動等のように一大ムーブメントになった運動もあろう。しかし、それらはある種の正当性を見せて世論に受け入れられた部分も大きい。しかし、ここ1〜2年のキャンセルカルチャーと文化風俗バッシングは露骨なまでの男性・異文化差別意識を以て行われている。何故彼女らはかつての差別意識を包み隠さず街頭に立つようになったのか。

 これはあくまで状況証拠による推測に過ぎないが、彼女たちは最終目標に向かって本格的に行動を開始したのではないだろうか。数年前の一連の有象無象のツイートは彼女たちの決意宣言や理想を高らかに謳い上げたものであり、昨今の騒動は実際に理想を実現するために行動に移している段階なのだ。勿論その理想とはイケメンハイスペックの優等種族しか居ない理想の世界だ。そこには彼女らが描く劣等人種たる短足で子デブで不潔で不細工で男尊女卑なオタクのジャッポスは存在せず、優等種族達が楽園でおいでおいでしている。そして彼女らはそれらを選び放題。なんという素敵な千年王国であろうか。余談だが、こういうのをドイツ語では「レーベンスボルン(生命の泉)」と呼ぶようだ。そして、このレーベンスボルンを実現するために今はオタクジャッポスを干上がらせるT4作戦を実行に移しているというわけだ。それらは誰もが気持ちよく過ごせるようにを旗印に言葉狩り、オタク叩きという形で世間に姿を現す。繰り返すがこれらはあくまで状況証拠による推測に過ぎない。しかし、気色の悪いほど状況証拠は揃いすぎている。
 
 次のファシズムは反ファシズムの名の下にやってくるとはよく言ったものだ。かつて我等は彼女らをおもちゃにして遊んでいたものだが(ぶっちゃけ今でも遊んでいるが)、いざ、彼女たちの言動を並べてみるとどうも朧気ながら軍靴の音とやらが聴こえてくる。私は21世紀のネットの掃き溜めに在りし日のミュンヘンを垣間見てしまった。この幻が幻のまま終わることを祈るばかりだ。

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