オリジナルブランドへの道②~商品づくりの準備~
お久しぶりです、-soraka-です。
最近は急に寒くなってきましたね。
夜中にひとり起きだして仕事するには寒すぎてストーブを焚いています。
オリジナルブランドを作りたい!その熱が冷めやらぬままです。
前回の記事からずいぶん空いてしまいましたが、結構進みました。
商品づくりの準備
以前からメーカーさんには「工場を見においで」と言われていました。
工場は車で2時間ちょっとの場所にあります。
そこには織機がたくさんあり、生地を折る様子や、織り方や使用している糸について見せてもらえます。
じゃあ商品をもっと詳しく知るために行こう!
社長自身も土曜日に工場へ行くらしいので、そのついでに一緒に伺おう。
「8月中にお伺いできますか?」
「・・・夏は暑いから土曜日は工場止めてんねん。」
ひっくりかえりそうになりました。
しかし小規模企業というのはそんなものです。
そんなこんなで涼しくなるまで待とうということになりましたが、時間ばかりが過ぎるのはもったいない。
ということで先に発注しちゃいました!
生地は私の大好きなシルケットの四綾(どんなものかはまた後日)。
それは決めていました。
8月末にメーカーさんと打ち合わせ、色、柄、大きさを決めました。
それまでにやったことは以下↓
用途
どんな人が使用するか
どんなシーンで使うのか
見本を画像に撮ってみる
パッケージやラベル
商品説明
ざっと書きましたが、こんなことを考え、やりました。
しかしもちろん一度では決まりません。
考えて書き出し、書き出したものを日をあけて読み返し、再考し書き直し。
つじつまが合わないものは排除し、全体の形がぼやっとできてきます。
そんなこんなで商品が出来上がってきます。
商品が出来上がってきた!
9月末に商品が完成しました。
それまでに一度生地の段階で見せてもらい、最終工程の縫製の指示を出して出来上がってくるのを待ちました。
生地作りは色を決めてもなかなか思い通りにいきません。
経糸と横糸が折り重なっているので、糸の色と全体を俯瞰してみた色とは印象が全然違うのです。社長でもやってみないと分からない部分もあるし、色のことなので正確に伝わりづらい。
思い描いたのは、使いやすいダークグレー、ライトグレー、そこに挿し色、目を引く色となるイエローを加えた3色展開でした。
予算も限られているので、最初の発注は最低限です。
んで、できあがってきたものをみたら、やはり思っていたのとちょっと違う~!
しかし膨大な色見本の中でも「これだ!」という色は他になかった。
これが自分の想いに一番近づけたもの。そういった感情の整理も必要です。
写真どり
持ち帰ってさっそく写真どりです。
写真に撮るとイメージが変わることもあります。写真の力って偉大です。
天気のいい日に公園のベンチで写真を撮ります。
「サステナブル」のヘルシーなイメージです。
そこで商品の良さに気づきます。
「おぉ、日の光に当たると光沢感が出て美しいな」
そうやって屋外・屋内、上から下から、置いたり掛けたり、さまざまな角度から写真を撮って、商品の魅力を再確認します。
商品ページにどんな風に載るかな
想像しながらたくさん撮ります。
撮った写真からイメージを膨らませ、また商品説明やラベルに反映していきます。
人の意見を聞く
そんな中、お世話になった人へのお別れのあいさつや、実家に、何枚か見せて説明しながらプレゼントしてみました。
そこで思わず出た言葉や表情を拾います。
「あ~こっちの色がいい!」
「へぇ~すごいね(興味ある顔・目線)」などです。
数名に渡しただけで、なんとなくの評価がわかりました。
ストレートには言われませんが、この色が人気高そうやな、などを感じ取ることができました。
自分が発注するときに思っていたのは
1位:ダークグレー
2位:ライトグレー
3位:イエロー
だったのですが、どうやら
1位:ライトグレー(グレージュ)
2位:イエロー
3位:ダークグレー
な様子でした。
ちなみにライトグレーは、実際上がってくると「グレージュ」よりな色になっていたので、「グレージュ」に色名を変更することにしました。
この結果は、実際の商品ができてきて実際手に取ってみて感じることを受けての結果なので、予想通りにはなりません。
また、あらたな魅力を再発見する出来事でした。
ちょっと長くなりそうなので、続きはまた今度。
-soraka-は現在、電脳せどりを主にしています。
でも将来的には自分のオリジナルブランドを持ちたいと思っています。やってやれなくはないと思っていますので、どんな風に成長していくか、はたまた成長できるのか?アリの巣を観察するように観察していただければなと思います。
しばらく忘れていても、久しぶりに見たらすごいことになっているかもしれませんよ!
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読んでいただいてありがとうございました!
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