FBAのバーチャル追跡って何?②
暑い時って、布団に接してる面に熱がこもりすぎて「だぁあああぁあぁああああ!!」ってなりませんか?態勢変えてもすぐに熱くなるし、元居た場所は冷えてくれないし。子供と一緒にあっちへゴロゴロ、こっちへゴロゴロしている-soraka-です。
前回の「FBAのバーチャル追跡って何?①」では、バーチャル追跡ってなんじゃいな?というお話をしました。
Amazonで購入するお客様の利便性を考えた、すばらしい仕組みでしたね。
ではなぜ、「混合在庫ではない(自分のショップ専用)」という選択肢があるのか?そんなにすばらしい仕組みなら、メーカーのJANコードがついている商品は強制的にバーチャル追跡にすればいいんじゃね?
って疑問がわきますよね。
今日はここについてお話します。
”混合在庫ではない”選択肢があるわけ
これは私の見解であり、Amazonがどのように考えてこの選択肢を残しているのかは正直わかりません。
、、、が。多分これからお話する事例が後を絶たないため、選択肢を残してくれているのでしょう。
様々なセラーの存在
”混合在庫ではない”選択肢があるわけ、それは
Amazonで販売しているセラーたちのため。といえるでしょう。
Amazon内には数えきれないセラーが出店しています。それこそ国内からも、国外からも。世界的企業であるAmazonでこその良い面でもあり、またこれが悪い面ももっているのです。
2019年の時点で293万のアクティブセラー、つまり実働セラーがいるわけです。Amazonは世界のどの言語向けのページでも同じ仕様になっていて、セラーとしての登録も簡単です。一度Amazonのセラーになってしまえば、世界中に売り出すことはとても簡単なのです。
いろんなセラーがいるがゆえに、世界中の様々なものが買えるというメリットもあり、また、中には詐欺まがいの妙なセラーも混じっているので、見極めも必要になってくるわけです。
Amazon側も評価の悪いセラーには厳しく対処しています。
しかし何せ大量のセラーが毎日毎日様々な商品を登録し、FBAに納品してくるわけです。見落としもありますよね。
良くないセラーの例
私はあまり被害にあったことはありませんが、過去にはこんなこともありました。
商品撮影用のリングライトをさがしていたときのことです。
私はAmazonでの購入も販売もすでにしており、中には粗悪品も混じっているというようなウワサも聞いていましたので、購入時の評価はきちんと確認するようにしていました。で、比べに比べて購入し、商品をあけてみると・・・。
なんとUSBの差込口がすっぽりなかったのです。がらんどう。
本体の側面にあるはずの差し込み口。
↓こういうやつ
え??ってなりましたよ。
差し込むと、スカスカなんです。よく見ると、奥がすべて空洞。
そんなことある?!?!
今までこんな粗悪な商品に出会ったことがないのでフリーズしました。
他になんか差込口があるのかと思って商品全部くまなく探しました。
もちろんありません。
日本に生まれ育っていると、商品ってホント安心安全だと感じますよね。
精密機器であっても、当たりはずれでちょっと動きが悪いな~なんてことはあっても、あるはずの機能が使えなかったり、ましてや部品が欠落してるなんて思いもしません。
もちろん即返品しましたよ。
混合在庫にしないメリット
混合在庫は他のセラーの商品と混ざってしまうことでしたね。(正確には振り替えられる)
つまり、同じ商品をあつかっているセラーのなかに、粗悪品をあつかっているセラーが混ざっていれば、そのセラーの商品が自分の商品として扱われてしまうかもしれないということになります。
自分は隅々まで検品して、問題ない商品を納めているのに、他のいい加減な検品の製品が、自分の商品としてお客様の元に届いてしまうかもしれない。
こんなことが起これば、クレームになりかねません。
使用に問題なく、あまり気にされないお客様であれば見逃してもらえるかもしれませんが、繊細な方や、先ほどの例のようにそもそも使えないなんてことになると、ぜったいに返品・クレームですよね。
そして始末書を書かされるのも自分。
↑これが一番キツイ。
Amazonのアカウント停止になったりしたらめちゃくちゃ大変です。
別の事例ですが、私も改善文(15000字超え)を書いたことがあります。
原稿用紙37枚以上ですよ!?大学の論文は20000文字から40000文字が一般的だそうです。
卒論のような始末書なんてもう二度と書きたくないです。
ちょっと話がずれました。
結論
長々と書き連ねました。
愚痴も混ざっていたような感じですが、やはり混合在庫にはしないほうがセラーとしては安心かなと思っています。
<メリット>
・他のセラーの商品と混ざらないため、商品管理をキチンとできる。
<デメリット>
・専用のバーコードを貼り付けるための、作業量と経費(シール代と印刷代)
作業量と経費を考えても混合在庫にしないほうが安心です。
おまけ(混合在庫にしない方法)
では混合在庫にしない場合の設定方法です!
セラーアカウントのページから→設定→FBAの設定→FBA商品のバーコードの設定
これを「Amazonの商品ラベル」に切り替えましょう!「Amazonの商品ラベル」と表示されていればOKです。
ちなみに、一度商品登録されたものは、設定を変えても切り替わらないようです。
24時間で切り替わるようなことが記載されているかもしれませんが、切り替わりませんでした。
その場合は商品を一度削除し、登録し直しましょう。新しい設定が採用されています。(商品情報を削除すると過去のデータが消えますのでご注意ください。
※過去のデータ=その商品の過去の販売データグラフなど。販売履歴は消えません。)
お疲れさまでした!
思いつくまま言葉を連ねてますので、わかりにくい場合や疑問はいつでもコメントしてくださいませ。
-soraka-は現在、無在庫輸入を主にしています。
でも将来的には自分のオリジナルブランドを持ちたいと思っています。やってやれなくはないと思っていますので、どんな風に成長していくか、はたまた成長できるのか?アリの巣を観察するように観察していただければなと思います。
しばらく忘れていても、久しぶりに見たらすごいことになっているかもしれませんよ!
更新頻度には自信がありませんが、スキしていただけたら励みになります。更新頻度が少し上がるかもしれません。ぜひぜひ「こんな部分が良かった」「こうしたらもっといいのに」など、コメントいただければ本当に嬉しいです。
読んでいただいてありがとうございました!
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