WEB系職業訓練校に通うメリットについて
こんにちは、WEB系訓練生のArdarel(アルダレル)です。
“アル”とか、“アルちゃん”って呼んでもらえたらうれしいです😊
現在、都内のWEB系の職業訓練校に通っています。
WEBマーケティングやデザインを中心に日々、さまざまな授業を通してWEBの世界を学んでいます。
今回の記事では【WEB系職業訓練校に通うメリット】についての記事を書いていきたいと思います。
これからWEBデザインやWEBマーケティング、WEBディレクターのお仕事を考えていて職業訓練校に通おうと考えている方にとって、参考にしてもらえたら嬉しく思います💻💡
1.未経験者でもWEBのスキルが身に付く
職業訓練校と聞いて、何を思い浮かべますか?
職業訓練校とは、希望する業界での必要なスキルを短時間で学ぶための教育機関です。
特にWEB系の職業訓練校は、制作会社が母体であったり、マーケティングに強い企画系の会社であったり、クリエイター系人材派遣会社や専門学校など
から成り立っているケースが多いのが特徴です。
訓練校にはさまざまなバックボーンを持つ方が入校されています。
比率で言いますと、時期と状況によりますが全くWEB業界の経験がない方が6~8割、2~3割がWEB業界経験者が割合と言われています。
先生たちが丁寧に教えてくれるため、初めての方も多いので、安心できる環境です😊♪
※私の期の例で言いますと、全くWEBの経験がない異業種の方が8割、元グラフィック系のデザイナーが数名、少ないですがWEB系の業界経験者が2割などのメンバーが入校しています。
2.給付金が支給される!
これが職業訓練校に通う最大のメリットとも言えます。
なぜかというと…職業訓練を受講すると、10万円の給付金が支給されるからです。
条件によりますが、ざっくりいうと2種類あります。
雇用保険に加入していた人
雇用保険に加入していない人
〇雇用保険に加入していた人の場合は、前職の1か月分の給与額(額面)に応じた6割が支給されます。そのため、上記で記載した10万以上になるケースがあります。
さらに、メリットの一つとして訓練期間中は、給付金の支給期間が伸びます。
通常、失業してしまった場合は、働いていた年数によりますが、もし90日までの支給の場合、支給が3回までしか受けることができないため、3か月以内に就職する必要があります。
〇一方、雇用保険に加入していない人の場合でも、職業訓練を正式に受けるとなった場合、10万円の支給を受けることができます。
※こちらには、条件もあるため詳しくは以下の厚生労働省からの資料が参考になると思います。↓
<参考サイト>
職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト
https://www.mhlw.go.jp/hellotraining/support/
求職者支援制度があります!https://www.mhlw.go.jp/bunya/nouryoku/training/dl/training01m.pdf
しかしながら、生活の最低限の額となるので、ぶっちゃけ「10万で生活できないよ💦」って人も多いと思います。貯金があれば、良いですがそうではないという方も多いため、気を付けるべきポイントです。
(返済型前提の増額支給もありますが、あまり頼りたくなかったので)
こればかりはタイミングだと思うので。。私自身もこの点があって、
これまで何度か転職していますが、職業訓練校の期間のために1年ちょっと
少しずつ貯金したりしていたため、実際すぐに行きたいと思っても行けなかったのが現実です。派遣社員の期間が長かったこともあるのですが、
前職では正社員だったため、運良く退職時にボーナスいただけて思い切れました!
※在学中のアルバイトも可能ではありますが、条件を超えてしまうと、
支給額が減るため注意が必要です。
※私の期の事例で申しますと、一人暮らしの方はいますし、パートナーと同棲されている方やご家族がいる方も多数でした。
…いずれにせよ、節約は必須となるでしょう。
訓練期間中のお金は大丈夫か?と入校時にも面接で確認がありますので、
しっかりと準備はしておきましょう!
3.なんと言っても、受講料無料!
職業訓練校(求職者支援訓練)は受講料が無料です。
専門学校や何かしらの学校に通う場合は、入学料や年間に必要なお金がかかりますよね?
職業訓練校に通うメリットとして、テキスト代以外はかかりません。
国の承認を得て、運営している教育機関ということも理由として挙げられます。これは大きいです!
4.独学で挫折した人にもおすすめな環境
WEBの勉強は何から始めてよいかわからない。
自分で本を買ってみたけれど、良くわからない…
そんな人には、職業訓練校に通うのもおすすめです。
実際にクラスには、自分で勉強してみたけれど、限界を感じて職業訓練校に通うことを考えた…という方も何人か居ました。
5.確実に勉強する時間が確保できる
お仕事をしているときは残業があって、なかなか学習時間を確保できなかったり。激務な環境。一日頭フル回転で仕事していて、気力が沸かない…
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私自身も残業が多い職場にいて、まさに上記の例で書いたような状況だったことがあります。対人関係もストレスが続く状況だったため、心の疲弊してしまった時期もあり、勉強に取り組むにも在職中は厳しい状況がありました。
職業訓練校であれば、学校という形なので、通った場合の成すべきこと・ミッションは「勉強をする、知識を身に着ける」ということです。
私自身、仕事を退職してから職業訓練校に通うこととしたため、
前職での仕事や対人関係のストレスが減り、体調が元に戻り、身体も元気になれたことです。
今一番やりたい、学びたいと思ったことに全力を注げるというのは改めて贅沢であり、貴重な時間だなと仕事を退職してよかったと心底思っています^^
一日を学習の時間に確実に当てられるため、継続的に、強制的にも
学習しなくてはいけない…という状況がつくり出されるのである意味では大きなメリットだと思います。
さらに、質問もできるため、分からないことはその場で解決できます。
先生たちは教えることにも慣れているため、職場のように聞きづらくて…
という不安もありません。どんどん質問することで理解を深めることができました。
人から教わるということは、最短で学習を進められるというメリットがあります。独学で学習する時間と日々職業訓練校で集中する時間とどちらが効率的かと言われれば、後者だと思います。
6.業界の第一線で働いている先生から教わることができる
私が通っている訓練校の授業を行う講師の多くは実際にWEBのお仕事を専門にしているスペシャリストでした。
科目ごとに対応した講師が数名います。
最新のツールにも触れながら、時代が変わっても必要とされるスキルを叩き込んでくれます。
実際の授業の例ですが、AIツールを活用し、作業を効率化したり、時代に合った作業のスタイルも教えてくれました。
これは単に技術を身に着けるというだけでなく、仕事の仕方を事前に予習できたのはありがたい!と思っています。
7.就職活動のノウハウを教えてくれる
職業訓練校に通うゴールとして、就職をするというのが目的です。
就職支援の授業もあり、履歴書の書き方~職務経歴書のまとめ方、
転職活動の時期など計画の立て方や面接対策のメリットも沢山でした。
私が通う訓練校ではキャリアコンサルタントの資格を持っている先生もいるため、定期的に面談を受けて迷っていることや目指したい方向性や求められる必要なスキルを先生に相談することができます。
WEB業界に精通した先生のため、どうやってその職種についたら良いのか、
詳しいアドバイスをしてもらえました。
履歴書や職務経歴書の添削やポートフォリオを見てもらい、フィードバックを活用しているメンバーも多くいます!
職業訓練校であれば業界で求められるポジションの傾向に合わせてアドバイスをもらえます。
ディレクターを目指すなら、ここをこうしてもっと掘り下げて書いてみて?とかなり専門性の高い視点からアドバイスをいただけました。
大学の就職相談のルームではWEBに精通した人は、ゼミの先生以外は少なかったこともあり、大学の就職講座よりもかなり丁寧な印象でした。
職業訓練校では、異業種からの転職も多い生徒が多いため先生たちも
強みを見つけてくれるフィードバックを沢山してくれますよ。
8.面接での休みで罪悪感を感じることなく就職活動ができる
面接に行く場合は、やむを得ない理由として、カウントされます。
ハローワークでは、この場合でも給付金支給の対象となります。(有給のイメージと一緒です)
しかし、職業訓練校では休んだ場合、何があっても欠席の対象となります。
欠席が8割以上となってしまった場合は退校となってしまうので、
休みすぎは注意です。
〇実は欠席は2種類のカウントがあります。
・ハローワーク
・通っている職業訓練校
前職の職場で私自身は、体調不良での病欠で有給をほとんど使いきってしまったため、在職中に転職活動の面接に行く場合は欠勤になり。会社から勤怠が良くないと怒られてしまったことがあります。今時、始末書とかも書くんかい?みたいなこともあったので、罪悪感が半端なかったです。。
休む理由と考えては悶々とする…みたいなことが結構辛かったです。
基本的には職業訓練校は全授業にきちんと出席しなくてはなりません。
でも楽しいから頑張れます!🌹
9.人生の棚卸をできる有意義な時間ができる
職業訓練校に通うことになると、仕事をしているよりも時間が増えました!
私の通っている職業訓練校にでは昼間クラスの終わり時間が16時過ぎ。
中学校や高校と時間的には変わらないくらいでした。
放課後は復習をしたり、先生に質問したり、本を読んだりしています。
仲が良くなったクラスメートと本屋さんに行ったり、遊びにいくメンバーもいます♪
私自身焦って転職してしまって良くない職場環境が続いた時期がありまして、職業訓練校では自分が本当にどうしたいのか、何をしたいのか…と
じっくりスキルアップしつつ、と自分と向き合う時間が増えました。
10.仲間ができる
同じ目標を持ち、一緒に学習を進める仲間がいるのはとても大きなモチベーションにつながります。
難しい授業では支え合ったり、相談し合ったり…
さまざまなバックボーンを持つ、訓練校のメンバーの考え方などはとても勉強になる点がいっぱいです。
私が通う訓練校ではグループワークが多くあり、とにかく話すことが
授業の中で沢山あります。友達も沢山できました!
11.WEB経験者にとってもスキルアップになる
WEBの業界は技術的にも変化が早い業界です。
会社に入ってしまうと、会社でのやり方が決まっている場合も多くあります。会社ごとの得意ジャンルもあるため、担当する範囲の中で業務を進めていくことになります。
転職をしたいと思った場合は、その関連するポジションのスキルが必要となります。在籍している社内で経験を積むのが難しい場合は、独学での学習や
学校に通うのも一つの手だと思います。
私自身もWEB業界の経験はありましたが、ECサイトのWEBサイト運用やWEB担当者が長かったこともあり、専門性よりも幅広さが求められることが多かったです。
マーケティングやデザインと特化した内容を学習することで、今までこれでよかったのかな…という不安な部分も基礎を積み上げることが出来ました。
スキルを見直したいという方にとってもおすすめです!
WEB系の職業訓練校では、教える内容が幅広く、技術+aのスキルも磨くことができました。
WEB業界の中でもディレクターやデザイナー、マーケター、コーダー、プログラマ、WEB担当者など多岐に渡る職種が存在します。
さまざまなカリキュラムを通して、自分の適性を見つけることができます。
参考に、職業訓練校「後藤企画」のWEB関連職紹介がとても分かりやすいです。よかったら読んでみてください。
参照:後藤企画様 WEB関連職紹介
以上となりますが、WEB系の職業訓練校選びの参考となりましたら幸いです😊