バプテスマを受けるまで
リカちゃん人形も捨て、全ての行事にもしっかり証言をして参加しなくなった私は、霊的でしっかりした子供として認知されるようになった。伝道者の次はいよいよバプテスマを目標にするよう焚き付けらた。
長老からの励ましというか更に目をつけらた。
小学6年でバプテスマを受けることになるのだが。私の場合受けるまでが大変だった。
ちょうど反抗期と重なってることもあり、バプテスマどころか、伝道者剥奪までの話があがっていた。
親の言うことに「はい」が言えなかったあの頃。
鞭とお友達になっていた。
なんで1回で返事で言うこと聞けないの?とよく言われていた。
ちょっと待って、嫌だは絶対許されない。
親に従順は絶対。返事ないとすぐに鞭が当たり前になっていた。
長老から、呼ばれた時
親に従順ならないと、伝道者じゃなくなるよ。
と言われたのは覚えている。
それからは、親に従順を頑張った。理不尽な用事やなんでこんな時に?というやつも
全部従った。
バプテスマの討議が始まるころまでには、親に従順な子供へと成長を遂げた。
そしてもう1つの問題。私の父親は大の反対者
帰ったら出版物がただの紙切れになることがしばしば。
しかも当時は今みたいな週休二日じゃないから土曜日は学校。
なのに長老たちは「王国を第一に求めなさい」を突きつけての
学校を休んでも大会に来い。
反対者いる家族にとって無理難題を言われてました。
信仰の問題。神に頼りなさい。神はいつも助けてくれます。
行ったら行ったで、エホバのおかげね。神様に感謝よ。
なんて言いますが。
あれは家族の努力の結果なんです。
帰ってからの怒り狂った親父の対応にだれも・・いや。神様すら助けてくれないのに。
でもそんな家族の中、忠実に確実に進歩していったと思う。
長老から今のままなら大丈夫。バプテスマを目指して頑張りましょうと。
本当は夏の地域大会で受けるつもりで頑張っていたが。母親から
地域大会でバプテスマ??あれは目立つし、高慢になるからダメと言われて、12月の巡回大会で受けるよ言われた。
地域大会でのバプテスマに憧れていたけど。
それからその年の冬12月にバプテスマなるものうけた。