重ねる意味。

若い時の君は生きる事を
止めようとしたね。
辛さを乗り越える術を探せず、
闇の中へと逃げ込むしかなかった。
速く速く時間よ過ぎて、
それのみを考えていた日々。

今日で終わり。
今日で終わりにしよう。

毎日毎日今日？明日？
他に意識何か向かない。
敵しか居ない場所へ、
毎日通う地獄。
いつ終わる？
もう９年だよ。
1人は辛いんだよ。
わからない？
わかるの？

何で私だけ1人なの？
何で毎日泣いてるのに、
助けてくれないの？
なんで、何で、なんでよ。

９年耐えた。
耐えた後に光がさした。
捨てようとした物を捨てずに、
良かった。
捨てていたら今の光は
なかったろう。
だって１つしかないんだから。

今私は生きて居る。
今命を愛してる。
貴方が生きてる。
それが一番大事なんだよ。
他は意外といらないかもね。
土台があれば、
作れる。
なければ、そこには、
何も無い。
それに気付くには若さは脆い。
だからこそ先ずは生きて見よう。
進まず止まったって、
逃げたって何だって
いいんだよ。

人生は重ねなければ、
最後の正解は見えないよ。
諦めきれなかった私が、
言うんだから、あながち
間違ってないと思うんだ。