3度目の正直で初乗車した話

Twitterでも色々な方が初乗車ブログをあげていたので、私も記念に載せてみようと思います。

私と超特急の出会いは今から7年前に遡ります。高校の同級生にKPOPやアニメ、俳優といったあらゆるイケメンを愛する子がいました。そして当時激ハマりしていたのがそう、「超特急」でした。

超特急の曲の中毒性の高さとタカシくんの可愛さをひたすら布教される毎日。しかしその当時イケメンの解像度が低かった私の心にはピンと来ず。爽やかソング(今振り返ると「Starlight」だったはず。今1番大好きな曲。)とバッタマン、Shake Body他数曲と、メンバーの名前、担当しか覚えない状態でそのまま高校を卒業しました。(今考えると興味はそこまでだったのによくメンバー全員覚えたなと。)

数年後、私はBATTLE STREETおよび原因は自分にある。(ゲンジブ)を推していました。そこで必然と超特急も見るようになります。6人になっていてびっくりしましたが、ガリガリ担当のお兄さんは変わらずすらっとしていたし、筋肉担当のお兄さんは年齢が2×9=18と+5になっていました。同時に「久しぶりに曲も聞いてみるか…」と色々な曲とも再会。高校時代の思い出が蘇り、不思議と懐かしさが込み上げてきました。「良い曲多いし、みんなかっこいいな…」と思っていたし、またとない絶好の推し始めの機会だったにも関わらず、私は何故か「いやでも今更推すなんて烏滸がましい…」と感じてしまい、ここで8号車になることはなかったのです。

そして更に数年後にあたる今年、とうとう私は8号車になりました。「烏滸がましいとか言っておいて今かい!」と思うかもしれません。

きっかけはたまたまTwitterで見た「超特急新メンバー発表」の記事でした。コロナや新生活もあり、ゲンジブも満足に追わなくなっていた時期でしたが、不思議と興味が湧き記事をクリックしていました。アロハくんとハルくん加入するんだ〜と4人の写真を1枚ずつ見ているうちにある思いが生まれてきました。

「12号車、マサヒロくんね…気になるぞ(^O^)」緊張で顔が真っ青になりながら超特急ポーズをしているマーくんの写真を見て「この人推しになるかも」と直感しました。

少し日を置き、ゲンジブを一緒に推していた友人と遊んだ際「新メンバーのマサヒロくん気になるんだよね…」と漏らすと、その友人もみなしょーからタクちゃんにハマったことが発覚。気になると口にしたためか、マーくんを推したい気持ちがどんどん加速し、その数日後には新メンバーが出ているYouTubeを全て見漁りマーくんのkirariにも加入しました。

それと同時に、これまでの超特急のことも知りたいという気持ちが湧き起こりました。手始めにDDDのMagnifiqueをYouTubeで視聴。そこで金髪ショートのタカシくんのビジュアルと歌声に衝撃を受けます。気がついたらDDDのライブ円盤を購入していました。MagnifiqueでキュンとしOVER DRIVEで声の伸びに恐れ慄き、メドレーで「タカシくんって人間ではないのでは?」と思い始め、パリメで「やっぱりびっくり人間だ…」と確信する。7年越しにタカシくんの魅力に撃ち抜かれました。

友人がライブに誘ってくれたことで、私はあれよあれよという間に初乗車する機会に漕ぎつけました。すっかりマーくんとタカシくんにメロメロになってしまったため、グッズは2人分買うことになりましたが、久々にライブ参戦の準備をするという感覚が嬉しくて楽しくて仕方なかったです。ランダム生写真を見るときのワクワク感も幸せだったな…

そして代々木当日、私と友人は完全にお登りさん状態でした。メンバーが行っていたカフェでロコモコとカレーを食らい、タワ渋の超特急コーナーを散策、寒空の下グッズを手にし、自分の席にも到着。あとは始まるのを待つだけ…と思ってたとき。

「あの、席そこで合ってますか…」と他の8号車さんに声をかけられました。座席をよく見ると本来座る席の隣のブロック。謝罪し一目散に移動しました。まさかリョウガさんの影アナを聞きながらスタンド内を走ることになるとは…

そんなハプニングもありましたが無事開演までに着席することができました。「一曲目はやっぱりRe-TRAINだろうな〜」と予想していたものの、バキバキの演出に度肝を抜かれました。そして何よりスタンドだから見える迫力あるダンスとボーカル2人の声の音圧…そこにいる全員で作り上げた光の海にも圧倒されました。8号車さんもメンバーも気合の入り方がすごい。

それから、代々木レベルのキャパなのにあんなに近くまで来てくれるものなんですね…スタンドだから間近で顔を見ることは諦めていたのに、ほんの数メートル先まで来てくれたときの驚きと言ったらすごかったです。少しでも8号車と近づこうとしてくれるメンバーの思いが詰まっているなと感じました。

「表情はWOWOWさんに任せて今しか見れないパフォーマンスを見るぞ!!」と公演中はずっとマーくんのダンスを見ていました。ダンスに関してはアイソレーションという言葉しか知らない私でも分かるダンスの上手さ。遠くでも分かるきらきらの笑顔。NHKから頼まれて部の紹介をする甲子園出場校のキャプテンのようなトーク…オーディション中「超特急のダンスとは何か」に悩んでいたマーくんはそこには居ませんでした。多分マーくん推しとしてライブに行かなくてもライブが終わる頃には「マーくん…(ハート)」ってなってたことでしょう。

そして生タカシくん、完璧人間過ぎましたね…こんなにかわいくて綺麗でスタイルが良くて優しい人が、私たちの前で歌ってくれることのありがたみ。シューくんとのMy Buddyでのかけ合い始め、各所でボーカル2人がお互いをリスペクトし、大切に思っていることが感じられました。5年近く全てを背負っていても「超特急のボーカル」を投げ出さなかったタカシくんと、名前を変えてでも自分の夢を諦めなかったシューくんが出会い、同じグループの歌を支えているということ。私は所詮新参者なので超特急のことはまだまだ知らないことの方が多いです。しかし、私ももっと超特急を大切に思っていきたいと強く感じました。

2時間半くらい公演があったはずなのに本当に秒でした。大好きな人たちの歌声で大好きな人たちが踊る姿を見られるってこんなにも幸せなことなんだなぁ…と再確認。3度目の正直で8号車になり、満を辞しての初乗車になりましたが、このタイミングになったのも何かの運命だと思います。人生のふとした局面で超特急は私の横を通過していたというか、私が知らぬ間に超特急に続くレールの上を走っていたんだろな…ツアーも決まったことだし、これからもっと色々な景色を見ていきたいと感じた初乗車でした。




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