「僕の大好きな妻!」#1~#3を観て

ネタばれがあります。視聴予定の方はお気をつけください。

 長女が軽度知的障害者なので、私は他の障害にも興味があり、障害がテーマのドラマはよく観ます。

「僕の大好きな妻!」は漫画家アシスタントの僕と発達障害の妻の日常を描くドラマで、フジテレビの土曜深夜ドラマ枠で放送中です。原作は「僕の妻は発達障害」というマンガです。

  家でよくしゃべり、動きまわっている天真爛漫な妻・知佳は、32歳にしては幼く見えます。アパレル店員として働いていましたが、クビになってしまい、「普通」にできない自分が発達障害なのではと気付き、診断を受けます。 
 
 発達障害だとわかったことで知花自身は、努力不足ではないことがわかり、前向きになります。夫は戸惑いながらも知花に寄り添い、生活の中でいろんな工夫をします。

  知花を演じている、ももクロの百田夏菜子ちゃんは、発達障害者の雰囲気をよく捉えているなあと感心しました。

 実際、軽度知的の娘も幼さを感じさせる話し方や雰囲気に、小柄な体型も相まって、23歳には見えません。家にいる時はうれしいと今だに、子どもみたいにぴょんぴょん飛びはねます。

 知花は、社会人モードに切り替わると服装や話し方まで変わり、しっかりした女性に見えます。娘も知花ほどではありませんが、社会人モードの時はしっかりした態度になります。そのため「本当に障害者なんですか?」と言われることもしばしば。

 知花は、人と同じにできるよう、口うるさく言ってしまう実母が苦手ですが、私も娘が小さい頃はかなり口うるさく言ってしまっていたな…と反省。

  現在、親子関係は良好ですが、親なのでつい口出ししてしまい、「この話はもう終わり!」「お母さんとケンカしたくないのっ!」と怒られます。

 このドラマの中で、夫が「発達障害があっても僕の大好きな知花は変わらない。知花は知花だ」というようなセリフがあり、娘に障害があるかもとわかった時「娘は娘で、何も変わらない」と思ったことを思い出しました。

 ドラマも漫画も「ある、ある」と共感する部分が多く、娘にはない特性も知ることができます。

 そして、百田夏菜子ちゃんと落合モトキ君のかわいらしい夫婦に癒されます。娘にもこんなダンナさんができたらいいなあ。

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