二次創作 SBSH型ー08号の記録

※この小説はソウルバーススピアヘッドの二次創作小説となります
流す理由としては自己満足です。

それ以外に人とのコミュニケーションを絶って
交流企画にエア参加するためです

こんなの流しても誰にも見ることはないでしょうけど

観測機の事前情報によるとこの星はとっくの昔に砂漠地帯となっている。
このSBSH型ー08号を落として記録を付けようとしている2人の観測員が宇宙ステーションから観測予定の星に目掛けて何かを発射した。

「SBSH型ー08号…まもなく着陸。3,2,1…」

ポッドの中から出てきたのは人型のロボットだ。
身長は1mの子供らしい見た目とは裏腹に厳つい装備を搭載している様だ。観測機からの通信をキャッチすると彼は動き出した。

ここはバースと呼ばれているとある厄災から数百年経った世界なのだろう
トンビのように獲物を探し求めるように円を描きながら空を舞っている陰に上を見上げるとファンタジーによく出て来る竜の姿を目撃するも襲ってこない。

「対象を食べられない物だと判断する知能を持っているのか…」

見渡す限りに見えるのが砂漠という代わり映えしない肌色の地。
というよりも砂地に埋もれた現代の銃に電子機器も落ちている。それに竜の厄災で滅んだ街や荒廃したビルが立ち並んでいるように見えるが人の気配も無い。

彼らは何処に住んでいるのか?
何を食べているのかもわからないと判断した機械の彼は
この星には生きている者はいない。

モンスターがうろつく廃れた惑星ということで
NML(生命体が生きていない)

終末星という烙印を付けられた。
この砂漠地帯を如何なる種族が生きていけるのか?
そんなはずはない。

人の形や人の心を持ちえた彼らと人間は昔から戦闘民族だ
どうせ、互いに奪い奪われでもしてこうなったのだろうと彼はその星を後にした。

もし生きているとしたら
彼らは計り知れない程に狂っているかもしれない。
知らない方が幸せ…なんてこともある

その星に熱線をマントルに差し込んで
一つの世界を消失させた

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