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burningrabbit
歌詞のあれこれ998 もてあまし
そりゃ ないよ
そりゃ ない
当たり前に 思っていたケド
自分ってやつは
カテゴライズで生きている
自由とか 気ままとか
その範囲に 入りきらない
ひたすら 頑張ることで
自分を 維持向上して
誰かを 分別していた
けど それは 違う
自分が そっち側だった
赤の他人には
そう見えているものだよね
人のことなんて
気遣いをやり過ぎれば
嫌われてしまう そういうもの
ムカつくけど 自分だって
無意識に やっていたんだ
このまま死んでも いいなんて
口が裂けても いえないこと
何だか 生きる価値は
少しずつ けずられていくのに
そりゃ ない
そりゃ ないのにね
いつだって 他人が 憎い
いつのまにか 自分を 高く見積もる
達観という名の やらずものに
なってしまった みたいだ
いつも 死体蹴り している
こんな こと で 喜びが湧く
いっそ 死んだらいいのに
タフに 生きるのが 自分みたい
人のことは ベラベラなのに
自分のことは 黙示権を行使
なんて 小さい 小さい
存在なんだ バカみたい バカみたい
そりゃ ないよ
そりゃ ない
いつのまにか 老いて落ちぶれていた
持て余すことしか できない
自分自身が なんとも 言えない
もっと もっと 自分をコケにしよう