MBA受験:スコアメイク編(TOEFLとGMAT)
こんにちは、Sunです。
本日は、MBA受験時のスコアメイク関係です。
TOEFL
MBA受験の中で、受験生の足を潜在的に最も引っ張り得るのがTOEFLでしょう。いわゆるM7と呼ばれるトップスクールに合格するための点数のイメージとしては、「必達:105、妥当:107~108、目標:110」だと思われます。純粋な英語力を問われる部分も大きいため、とにかく早期に準備を開始し早々とクリアすることが重要です。
私は、受験前年12月に社費内定をもらうことを前提としていたので、それまでにTOEFLは終わられせてしまうことを目標としていました。
Readingは、ひたすら単語を覚えましょう。TOEFL3800の単語を全部覚えました。これは、GMATにもいかせるため、石にかじりついてもLevel4までやり切ります。
Listeningは、SpeakingやWritingの点数にも直結する重要パートですので、苦手であればシャドーイング等で死ぬ気で克服してください。
Speakingは、練習あるのみです。レアジョブで練習するのはとても実践的だと思います。
Writingについては、IntegratedではListeningで聞いた内容を主体に書くことを意識する、Independentではコピペ機能を活用してとにかく字数を稼ぐ(500文字以上が望ましい)ことが重要です。私の中では、Andyさんブログの過去ログをみたことがWritingのブレークスルーとなり、最終的に114点(R:30、L:30、S:26、W:28)を取ることができました。
GMAT
USトップスクールの場合は、700点はマスト、720~730点で平均くらいでしょうか。GMATで差別化を図りたいのであれば、750点以上を獲得することが望ましいと思います。750点以上を取れば、日本人留学生の中でもおそらくトップ5~10人くらいには位置づけられることとなりますので、エッセイやインタビューがそこそこできていれば、トップスクールのどこかに入れる可能性がぐっと高まります。
私は、2月に710点をとり、そこで受験をやめるか迷いましたが、まだ時間に余裕があったこともあって受験継続を決意し、3月に700点(スコアキャンセル)になったものの、4月に760点(V:41点、Q:51点、IR:8点、AWA:5.0点)を獲得し無事終了しました。
GMATは独学でもクリア可能ですが、おそらく予備校に行った方が効率的なのでしょう。私は独学で押し通しましたが、先輩から譲って頂いたAGOS配付の問題書・解答集が大変参考になり、その後のVerbalを解く際の指針となったところが大きかったので、予備校の知見を活用することは有意義だと思われます。
なお、みなさんMathを軽視する傾向がありますが、ここで手を抜かず最低50点(望むべくは51点)を恒常的に取れるようにすることが重要だと感じました(特に750点以上を狙う場合)。マスアカは使わず、ManhattanのAdvanced Quantを2周しましたが、これは最高難易度ばかりの問題を集めた上級問題集であり、高地トレーニングとして最高でした。
GMAT Prepについては、自分の実力を計る良い指標になりますので、1回目からいきなり答え合わせをするのではなく、何回か模擬試験として活用した上で答え合わせをしましょう。私は、無料のものに加え、Exam Packの第3~6回も追加購入しました。
よく、「GMAT Prepの結果から50点を引いたのが実力」という言葉を聞きますが、ミスリーディングです。GMATは持久力勝負のテストです。GMAT Prepをフルで解かず、VerbalとかMathのみをちょこちょこ解いているから点数が上振れるのであって、本番どおり時間をはかってAWAやIRも含めてやれば、実力通りの結果がPrepでも出てくると思います。
ちなみに、ManhattanやKaplanもウェブ上でPrepを提供していますが、出題傾向が本番とやや違い実際の点数とも乖離があるので、お勧めしません。