はじめに:漫画『イティハーサ』について
アカウント名でこのページに来た方は既にご存じかと思いますが、一応最初の記事なのでイティハーサについて説明します(Wikipediaの情報とほぼ同じですが…)。
イティハーサとは、水樹和佳子氏(連載当時は水樹和佳名義)によって執筆され、1986年から集英社の少女漫画雑誌『ぶ~け』に掲載されていましたが、途中から隔月連載→短期集中連載という風に掲載スタイルが変遷していき、さらに当時のぶ~け編集部の方針変更等が重なったこともあり、1997年には最終回を待たずに本誌連載は強制終了の憂き目に遭います。2年後の1999年に、豪華本14巻・15巻の発売をもってひっそりと完結しました。
その後、2000年にイティハーサの版権は集英社から早川書房に移り、文庫版が発売されてからはSFファンの読者の目に触れ、重版が繰り返されるなど一定の評価を得ましたが、それでも作品の完成度に対して知名度が著しく低いと感じるのが現状です。ファンサイトは過去に存在しましたが既に無くなり、2ちゃんねるのイティハーサスレッドもほぼ停滞、mixiにもコミュニティはあるものの、そもそもmixiがオワコンなので更新が2018年で止まっているという状況です。
イティハーサを幼少期から追いかけて来た1ファンとして、当時の情報や考察をここで書いていきたいと思います。
※イティ繋がりで水樹和佳先生の別作品についても書く予定です。
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