私達ふたりで最強それとも怪物?
ある日私の姉ちゃんは死んだ。
みんながお姉ちゃんの名前を叫んでいた。あの日。
さく!!
ねー目覚まして!!
あんたが居ないと私たち、、
あんなにも姉ちゃんは愛されていたのかとこの時ばかりは痛感をした。そして当の私は、
涙も出なかった。
それもそうだ。私もお姉ちゃんのようにアイドルになりたかった。お姉ちゃんのように誰かに愛されたかった。でもそんなことは許してくれなかった。お母さんだって
あんたなんで生まれてきたの?さくらと違ってあんたはなにもできないのね?
そー言われる始末であった。ただでもひとつだけ願いが叶うのであれば
私を殺してお姉ちゃんを生き返られせてください。
ーーーーーーーーーー
じりりりりりりり
今日もまた憂鬱な一日が始まる。そう思うと体が重かった、、、
ね、ねーー!、、!
○○ な、何この声、
○、ま、○○!!
○○ げっ、お姉ちゃん??死んだんじゃ、
さくら あ、やっと起きたー!!そう私は交通事故でしんじゃいましたー!笑でもね鏡見てー!
そう言われて私は鏡の前に経つと信じられない光景が、、
○○ わ、私がお姉ちゃん??
さくら 大正解!!なんと○○が私になっちゃいましたー!笑
○○ え、なんで確かに私はお姉ちゃんのお葬式も言ったし最後も見届けたよ??
さくら んーなんというか多分ここは別軸の世界ってやつ?○○がいた世界とはまたひとつ違う世界!!だから乃木坂も存在しないよ?
○○ え??
さくら その代わり何かここはねー力が使えるみたい!!
○○ 力??
さくら そうそう!私たちがいた世界で言うワンピースとか?NARUTOみたいな感じよ!!
○○ それで私の力ってなんなの?
さくら 私です!!
○○ ほにょ??お姉ちゃんがなんなのよ?
さくら 私が憑依するとこんな感じ!!ヒョイ!
○○ うわ、、、え、目の色が変わった、、
しかもなんか袴?的なの着てる、
さくら じゃー私が言ったこと唱えてみて?
咲き誇れ、乱れ桜。
○○ さ、咲き誇れ乱れさくら!!
○○がそう唱えると辺り一面から桜の吹雪が舞っていった。
○○ な、なにこれ。
さくら すごいでしょー!!まだまだ色々あるけどとりあえず学校にレッツゴー!!
○○ あ、うん。
私遠藤○○どうやら異世界転生的なのしてしまい
遠藤さくらになってしまいましたー!!
さくら 学校学校!!
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○○ ここが学校、、、ほんとに私たちがいた世界と違うんだね、
さくら ほんとねー。私たちがいた世界とは全く違うよー??乃木坂もないって変だしねー笑
○○ 良いね姉ちゃんはそんな呑気で!!私はこれから友達できるかも不安だしみんななんの力持ってるかも分からないし!!
さくら そんなのはチャチャッといけるよー笑ほら行くぞー!!
○○ あっ、待ってよ!!
あれあのこ、、、さく??
そこからはなんたらかんたらあり入学式を終えクラスへと戻ってきた。
○○ はーつかれた、、、
もーさくはすぐ疲れるよね!!
○○ もーかっきーは元気すぎるよ??
そう紹介しようなんと賀喜遥香通称かっきー。あの乃木坂にいた賀喜さんとなんらかと変わりのない姿だ。力はなんだっけな?えーと
賀喜 雷だよ!!
○○ えーそごーい!!
賀喜 そんなすごいものじゃないよ笑さくもすごいじゃん?なんだっけ?
○○ えーと、
お姉ちゃん私ってなんなの??(ボソッ)
さくら うんー、、無下限桜術かな??
○○ あーえーとね?無下限桜術だよ!!
賀喜 え、、、
○○ え、なんか引かれたかな、、(ボソッ)
賀喜 ま、まさか!さくあなたが100年に一度と言われてる魔法師???
○○ はて??ひ、100年?
さくら あちゃー忘れてたー笑
ねー君さくでしょ?
さくら え、だれ??
私だよ筒井あやめ。
さくら ははって、なんで私が見えるの?私の姿見えるのは、
あやめ ○○ちゃんだけだよね?
さくら あやめあんたの能力って?
あやめ 死人を操る能力。deceasedhunterって言えばいいかな?
さくら それで死人の私が見えると??
あやめ そーいうこと。久しぶりだねあっちの世界以来って感じ?
さくら あれてことは?あやめんもなの?
あやめ そうみたい私も目が覚めたらこっちにいたんだよね。あともうひとりいるみたいだけどその子が誰か分からないんだよね。もしかしたら先輩かもしれないし
さくら へー。てかほんとあやめんは物騒な能力手に入れたね??なんか似合ってる
あやめ さく?それ私をバカにしてる??さくのことも盗るよ?
さくら ふふ取れるものならね笑笑
あやめ フッ無理って分かってておちょくるのね笑その無限とやらもさくの能力?
さくら うんー少し違うかな??この無下限桜術はあそこの私の妹の能力?
あやめ はっ?じゃーあんたはなんでいるのよ?
さくら それは○○があっちの世界で強く思ったんじゃないかな?
あやめ へー姉妹揃って愛が強いのね?
さくら まーねー笑だからこの能力については○○はよく分かってはいないまー要するに能力が具現化したのが私ってこと?
あやめ へー面白いね?笑そーいえばこの学校にも怪物がいるんだってよ。
さくら 怪物、、
あやめ さくには一応情報伝えておくよ。その子とんでもないみたいよ。
さくら なんでそれを私に?
あやめ さくたちなら勝てるかなって、、それだけ。あと私たち4期仲間でしょ?
さくら ふふ久しぶりに聞いたよ。笑
あやめ あの時かっきーもまゆたんも、レイもみんな泣いてたよ。先輩達も。特に飛鳥さんは。
さくら ごめんね。あの時は、
あやめ いいんだよ。こうやって出会えたし??
さくら ま、そうだね笑じゃー私戻らないとー!!
あやめ ほんとあの時から変わらないなーあの健気さー笑
賀喜 いやー担任の先生誰だろー!!
○○ ほんとねー。
そんなことを話していると扉が開いた。。
ガラガラー!
ほらみんな席に着いてー??出席とるから。
○○、さくら げっ、、
な、な、奈々未さん。
奈々未 はいみんな席に着いたわね。これから1年間担任させてもらう橋本奈々未よ?よろしくね?
一瞬○○たちを見てはニコッとした。
○○ ひっ、、、
さくら あれ一瞬私を見た?まさかね笑さー私は色々なところでも回るか〜!まずは2年生!
あ、美月さんだ。
美月 ねー梅ー?今年すごい子入ってきたみたいだよ〜?
梅 何その子?
美月 名前は確か遠藤さくら??その子の目がすごいんだって!!
美波 へー、さくら、さくら、気の所為か。でその目がなんなのさ?
美月 ふふよくぞ聞きました!!その目はね八眼と言ってですねその目がある人はね無限に力を使えるんだってよー?簡単に言うとね?
美波 じゃ、力の底がないということ??
美月 そーいうこと!!でもその眼が産まれてくるのは100年に1回って言われててねー。その眼で全ての力の均衡を守ってるとか何とか??
美波 へーてわもあんたの能力も大概じゃない?
美月 私なんかまだまだだよ笑
美波 空間を操るなんて普通の人は出来ないよ?
現に2年のトップだし。
美月 そんな褒めてもなんも出ないぞー笑このこの!
さくら ふむふむ美月さんがいちばん強いと。
次は3年ー!あれはあ、飛鳥さん、
飛鳥 ふ〜えんぴー?あんたいるの?
さくら ギクッ、、飛鳥さんも見えてるのかな、、
飛鳥 居るなら私の話聞いて、ごめんねあの時アンタを守れなくて。私があの時もう少し早くあなたを呼び止めてれば、
さくら 飛鳥さんちが!
飛鳥 きっとえんぴーの事だからきっと私のせいにしないよね笑お人好しだから。でもこれだけはえんぴーに謝りたかったんだ。
さくら 飛鳥さん、、、
飛鳥 私ここに来てなんて言われてるか知ってる?怪物だってよ。皮肉なのかな?それともみんな褒めてるのか分からないよ笑 だからえんぴー私を倒してね。
最強は1人で充分だもん。
さくら 怪物、、
この学校に怪物がいるんだって。
さくたちなら勝てるかなって。
さくら あやめんが言ってた。怪物って、
飛鳥さん。
つづく??