ポルノと私と

ポルノグラフィティの話をしようと思う。

よもやま話を諸々書きます。
長いので気を抜いて読んでもらえれば。


ポルノさんが私の元にやってきた

2024年7月20日。
こんなタグが上がった。
「#あなたにとってポルノグラフィティとは」

私の回答がこれ。

若干大袈裟な表現に取れるかもしれないが、実際「命の恩人」である。


実は何度か近くを


思い返せば付近を何度も通過している。


一番古い記憶をたどってみた。

いつぞやの紅白である。
鶴瓶師匠がひたすら呪文のように

「ポルノグラ"フィ"ティ…ポルノグラ"フィ"ティ…」

と唱えていた。
その映像と「ポルノグラフィティ」という名前だけが記憶に残った。
顔も披露曲も全く覚えていなかった。


ほとんど同時期ぐらいだろうか。
小学校の運動会の準備体操で流行の曲を使うのがならわしだった。
ある年のその曲がハネウマライダーだった。
誰が歌っているのかも知らず曲が身体に残った。


以降何度となく通過事象があった。
ハガレン(新版)をバイブルと崇めてたことがきっかけでメリッサを知り。
高校の部活の先輩が歌っていたことで今宵を知り。
スマホリズムゲームでヒトリノ夜を知り。


それと前後するように、顔と名前を覚えた。
(夏と年末に定例開催される大型音楽番組に他の推しが出ている流れだった)
「歌番組で間奏によくしゃべるボーカルの昭仁さん」と
「ギターで曲中に名前呼ばれてる晴一さん」
その認識だった。
※正確に言うと顔の記憶はしてなかったかも

運命がやってきた

まあ長々書いたように。
それぞれが点でしかなかった。
あーこれもそうなんだー、知ってるー、ぐらいの感じ。

そんなこんなで。
散々脇を通っていた彼らにとうとう撃ち抜かれる日がやってきた。

2023年7月25日のことである。
(履歴から割り出した)

当時の私の話を先にする。
就活真っ只中。
「好きなことを仕事にする」と夢を掲げ、ひたすらにアタックしたものの。
受けた数と跳ね返る数だけがたまり。
日に日に「なりたいものになれない」の色が濃厚になり。
夢どころではない、でも妥協はしたくない。
それが積み重なり。

ちょうどそれが一番しんどい時期だった。
たまたまYouTubeでこれを見た。

何度見てもいいサムネ。

…心の声がだだ漏れだがそれはともかく。

適当に音楽を聴こうと思いYouTube動画をぐるぐる回していたら。
前に1回見たこれに当たって何の気なしに聴いた。

初っ端一番この歌詞がきた。

「私は私と はぐれるわけにはいかないから
いつかまた会いましょう その日までサヨナラ恋心よ」


えも言われぬ思いがした。

「なんか、今の自分に重なる。。。。」
恋の歌のはずなのに。
いつも何気なく聴いてた歌詞がそう感じられて。

すっぱりとはいかないが。
未練とか何かがストンとおちたような感覚だったと思う。
受け入れるだけの踏ん切りがやっとついた。
言葉にするには難しいが、そんな感覚。


この時彼らに救われた思いがしたのが始まりである。
大袈裟かもしれないが、このとき出会っていなかったら、もっと苦しい思いしてたな…と思っている。
自分が自分でいられた、現実見られたのは、間違いなくポルノさんのおかげ。

これが自分にとっての出会い。

それからちょいとばかし


それから食い入るように、繰り返しこれを何度も見た。
そのうちにふと思った。
「晴一さんかっこいいな……」
そこかよ。
いや十分大事だわ()

そこから何度も晴一さんを目で追うようになった。
※テレビのときの昭仁さんのおかげか名前は知っていたがようやくここで顔と名前の認識がちゃんと一致したのここだったかもしれない


並行して色んなことを調べ。
デビュー年が私の生まれた1999年であることを知った。

運命じゃねえか。


大袈裟だが本気でそう思った。

折しもちょうどアルバムのリリース時期。

調べたら出演していたうたコンの再放送…ある!!
家族に「お前どうした」って顔をされながらかじりつくように録画し。
(間に合ってよかった)

渋谷の地下になんかでっかいパネルあるらしい!行く!!
でっかい壁面ポスター見に行き。
(間に合ってよかった)

1ヶ月半の検討の末ラバップに入り。

ライブに行きたい…でも行けるかな…
と思って調べるとちょうど武道館公演の申し込みぐらいで。
申し込みして、24日が当たり。
初めてのライブは暁の武道館公演でした。

そんなこんな。
追っかけ度の力具合は時期によって差はあれど。
気がつけば3年目に突入しました。
ヴァグラントも結局4回行ったなあ、、、、

ただひたすらに。
「出会え」てよかった。
そんな存在。

ポルノさんの好きなとこ

ポルノグラフィティの好きなとこを書き出せばきりがない。
・昭仁さんの声が唯一無二なとこ
 しかも年々強くなってる
 ワズビルの音源とか圧で何か吹っ飛ぶんじゃないかと思った()
・MCとか話してるときの感じ
 歌ったり演奏しているときはバチクソイケイケなのに、話すとなんかお2人ともふわあ……っとしてる、そのギャップがいい
・晴一さん
 何も言わん全部好き
 ギター弾いてるときのメロと表情だけで「ぐはあ↑」って毎秒言ってます
 あと作詞 何食べたらあんな詞書けますの………
 9/20の誕生祭にまた何か書くかも

ポルノグラフィティは「世代」か


「ポルノ?いいねえ、おれめっちゃ世代なんだよ!
 ハネウマライダーとか学生の時すっごい好きでさ」
そう言ってくれた先輩がいる。
その方はロッキンに通うレベルの邦ロック好きで。
去年のロッキンのポルノさんのステージも見たそうで。
自分も言ったと話すとこう言ってくださった。
 「広島のあの曲(アビが鳴くのこと)、あれよかったねえ~~
  ぐっときたよ~!」
ファン冥利に尽きるご回答である。
(実際「ありがとうございます」と言ったような気がする。お前誰だよ)

一方で結構言われるのが
「(わたしの年齢的に)渋いね」とか、まあおよそそういった反応。
(他にもあるがぼかします)

言われたときは「好きなものは好きだもん!むう」となってます。
(実際今も思ってる)

ポルノグラフィティは私の年代に比して「世代」じゃないのだろうか?

そこではたと考えた。

待てよ。

「ポルノグラフィティ」って言われて大体の人が2,3曲は曲が分かる。

「みんなが知ってる」曲が
1曲だけじゃなく「何曲もある」って、
実はこの世の中すごいことでは???

そう考えると。
「みんなに根ざしたロックバンド」の。
より色んな面がわたしは好き。
そういうことなのでは????

世代じゃないとか、そんなことないのでは????

みんなの世代に、ポルノグラフィティなのでは????
(自分でも何言ってるんだろ)

うん、わたしの大好きなポルノさんはすごい。

結論が無事着地した(?)

と思っているところに、この動画が上がった。

神尾くんおれと同い年だったんか……

それはさておき。

この動画、ほんとにポルノさんの存在をよく体現してると思う。

気がついたら近くになにがしかの曲がかかっていて。
たとえばサウダージとかは誰でも口ずさめる。
人生のどこかしかに、少なくとも1回はいるんじゃないかって存在。

結構な数のファンの方がいうのを見聞きするが、
ポルノグラフィティは「人生」なのだ。

すごいよねえ。

しかもちゃんとコンスタントに活動を続けている。
歩みを止めていないということはすごいこと。

うん、すごいよ。


ということで。
ポルノグラフィティへの四方山を書いていたら。
9/8です。
25年前、アポロが発売された日です。
改めてメジャーデビュー25周年おめでとうございます。
同い年(?)として、すごいなあと思います。
これからも、あなたたちの音楽が、多くの方に末永く愛されますよう。


次回
因島に行ってきた話。
ポルノさん噺続きます。


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