旅せよ因島

夏休みに因島に行ってきた話をします。


なぜひとはこんなにも因島に惹かれるのか

因島は広島県尾道市にある。
しまなみ海道の中の島のひとつである。

それは一般情報であるが。
もうひとつ重大な情報がある。

そう。

ポルノグラフィティのメンバーの出身地である。

もちろんというべきなのか、足を運ぶファンの数知れず、である。
(移住する人までいらっしゃる)

わたしもご多分に漏れず。
「いつかは因島行ってみたい」
ファンになったときからそれを思っていて。

しかも個人的な思いというかがひとつ。

「彼らが見ていた景色を同じ年代までに見てみたい」

わたし今年25になるんですけどね。
(ポルノのメジャーデビュー年生まれ)

ポルノがデビューした年齢も24,25ぐらいなんですよね。
(誕生日前なので昭仁さんと晴一さんは24かな?)

同じ年ごろ(まで)に何を見ていたのか。
どういう「空気」の場所ですごしてきたのか。
それを少しでも自分の身で感じたくて。

特に。
晴一さんが何見て、どう過ごしたら。
あの歌詞の世界を書けるのか。
その一端でも知りたいと思ったりして。
(何食ったらあれ書けるんだとずっと言ってる)

いつかは、いやできることなら早くに行きたいと。
切に思っていて。

とはいっても東京の民なので。
広島はそこそこ距離がある。
親族も東日本にしかいない。

いつか行けたらいいなと思ったら。
2024年3月31日。
有明アリーナにて。

「因島ロマンスポルノ・島ごとぽるの展開催!!」

この報が飛び込んだ。
「島ごとぽるの展」とは、である。
(当時現地でも「ほへ?」って感じで聞いてた)

ロマポルと島ごとぽるの展

島ごとぽるの展特設サイト (pornograffitti.jp)

まあ簡単に言うと
「因島全域でポルノに関するイベントごとあります!!」(雑)
みたいなこと?で。
で各所巡るバスツアーとかもあるらしい。

ふむ。
行ってみよう。

だがしかし。

そこから悩む日々が続く。

当初の予定通りに行程が組めず。
(有り体な話をするとロマポルも外れバスツアーも取れず)
でお盆辺りぐらいしか取れる日取りもなく。

そう悩みながらも。
7月末にようやく宿を抑え。
とにかく行くかと。
不安値がややありつつ旅は始まりましたとさ。


1日目 いざ因島

8月12日。
新幹線で福山まで行き。

こういう駅弁がわりと好き(っぽい)
新尾道ではなく福山で乗り換え


福山から電車に乗る。

瀬戸内海が見えるだけで「海の色が違う!」と既にテンションハイ。

かくしてたどりつきしは三原。


周遊の地図
船長さんだるま
かわいい



そこから船で土生港へ。

海がきれい!!!!


三原を出るところ
航路の途中


たしか因島の町並み
どこらへんだろ…

船に揺られること数十分。

ついに因島に上陸。


土生港じゃあああああ
これ見て感慨を覚えた
そびえ立つまるぽのぼり
現地に貼ってあるものを拝めたことが幸せ

土生港から宿まで歩く。
「かのJazz upに出てくる土生港の海沿いの道か…」なんてことを思い。
おくの細道の芭蕉と多分テンション近い。

てくてく島の南部を歩いて宿へ。


ここで重大なミスをひとつ。

夕飯食べ忘れた…。

宿がちと山のところでしてな。

降りて登る気力ももはやなく。

手持ちのカロリーメイトをかじりましたとさ()


まあ山のとこでよかったこともひとつ。

ちょうどね、ペルセウス座流星群の極大日だったんですよ。

ホテルの外に出て。
星空眺めて。

因島で流星群観察ができたこと。
因島の星空を見れたことはよかったなぁ、と。
(立って見上げてたので首はあれですが)

2,3個それらしき流れたものは見えた、かも?
見えたと信じます。

折古の浜とかならもっときれいに見えるのかなぁ。

2日目 因島ぐるぐる

おはようございます。
8月13日です。

いったん土生まで向かい。
観光協会さんに足を運び。

空も海も青い


さて何をしようかと。

サウンドウォークをするにはスマホのバッテリーが弱ってる。
厳しい、、、

映画館……予約してないしな……
(今思うと見ておけばよかったのだが)

とりあえずその日はキッチンカーがやってるので北部のアメニティ公園へ。

公園にあったザウルス
でっかい


キッチンカー(たしか2号)

「別れ話をしおラーメン」と「空と海がシェイク」を。


テーブル確保に失敗して木陰退避した結果

しおラーメンめっちゃうまかった。
シェイクも甘くておいしかった。
(写真だとめちゃくちゃ白くなってるけどほんとは青と白できれいなんです)

さてそこからどうしよう。
いったんバス停向かうか。
それから考えればいいか。


歩くか。
行くか。


……けっこう歩くぞこれ。。。。。。


歩けども歩けどもバス停見えない。


バス停までの(山)道の途中で撮った
ここで確か半分くらいだった

暑い中麦茶とポカリをばかすか飲みながら歩いて歩いて。
なんとかバスに乗り。

島の西岸を下っていく。
中で。

「そうだ、町歩きするか」
グッズも買う必要あるし。
早めに見ておくが吉だし。
決めた。

ということで。

まずはここ。

ミツイシヤさん

ミツイシヤさん!!!

外にも中にももうポルノグラフィティのポスターが一面。
すごーい!!!と首をぐるぐるさせて。

昭仁さんも晴一さんもここに通ってたんだな~と思うと。
趣深いものを感じ。

それから文具店さんにも行ったりして。

支所の屋上から
海が穏やかで青くて

次に向かったのは因島総合支所。
(ベンチ探し)
屋上から見た景色がやはりきれい。

町をてくてく歩いてて思ったのが。
海も青くてきれいだし、風とか空気も爽やかなのよね。

いいとこだなぁ、って思いました。

そうそう。
ここにも行きました。

晴一さんだけど晴一さんではない……??
(くわしくはWebで)

因島大山神社。
自転車と耳の神社さん。
ポルノさんのことお願いしました。

そのあと土生の商店街まで海沿いの道をまたてくてく歩いて行き。

書店さんでお店の方と偶然一緒になった広島のファンの方とお話ししたり。
(人見知り挙動不審がもろ発動してたのでまともな受け答えができてなかった記憶…すみませんでした)



新藤フル-ツさん



で。
お夕飯どこにしようと。

グルメフェスのパンフを見てて。
ここ行きたい!
と行ったのが。

WORLDILLIAセット

西華園さん。

WORLDILLIAのジャケットの龍になぞらえてこのプレート。

来た瞬間思わず「お~!」っていった。
し。
何よりめっちゃおいしかった。
ふわっふわのたまごチャーハンとラーメンと。
次行ったらまたこのふわふわチャーハン食べたい。

この日はポルノごとがもうひとつ。
晴一さんが「ゲームゲノム」に出演した。
「信長の野望」案件である。
因島で晴一さんが出る番組を見る。
まあ浮かれますわけで。

…情緒がおかしい笑

3日目 バイバイ因島

8月14日。

因島最終日。
である。

この日はポートピアはぶのFCイベントに行く。

色々曲名になぞらえたゲーム
(イライラ棒とかぐるぐるバットからの的当てとか)にチャレンジ

…運動神経皆無芸人なので()

唯一まともにできたのが。
「愛が呼ぶほうへ叫べゲーム」。
まあ文字どおり大声テストです。

と言うわけで。

「ポルノグラフィティがすきだぁ~~~~~~」

ポートピアはぶに朝10時から大声が響き渡る。

わたしの性年代で117dBは大きいのか…?
まあ出した方ではある。

結果に応じて会報表紙のステッカーが10種から1枚もらえたので。
Yシャツ姿の会報のものにしました
(なぜかというとめちゃくちゃそれ系のお召し物が癖に刺さるんです)

あとはグッズの販売(手ぬぐいとかここで買えた!!)もあり。

何より。
過去の写真の展示が!!!!!!
いっぱい!!!!!
過去の会報とか持ってない民からするとありがとうございます案件で。
網膜に記録するしかないのがなんとも口惜しかった……。



その後はスーツケース引きながら土生の商店街を歩く。
少しでも目に、肌に記憶を刻んでおきたくて。

土生の商店街


いいシャッターアート

とまあ過ごしているうち。
時間は来るわけで。
バスに乗り尾道まで向かう時間。


ばいばいポートピアはぶ

もうこれ撮ってる時点で胸が詰まる。

そして。
バスが因島の北端あたりを通るとき。
ちょうど見えた。
大浜崎灯台。

アー写の撮影地となった真っ白な灯台。

それ見た瞬間、夢中でスマホのカメラのシャッターを切った。
昨日も見てるはずなのに。


なぜだか分かんないけど。
このとき「因島を離れる」って切なさが胸にあふれて。
それと一緒に「また来るからね」って気持ちにもなって。

たった2日いただけなのに。
因島が心に刻んだものは大きかった。
と思う。

延長戦 いざ嚴島神社

旅はここで終わらない。

広島へ向かいます。

電車を乗り継ぎ乗り継ぎ揺られ。

尾道駅にて
乗り換え地の糸崎駅
貨物機関車の桃太郎がいらっしゃった

いや結構尾道から広島って遠い……


(前どこかでポルノさんが「広島まで出るのは遠いんですよ…」と
言ってた意味が分かったような)

広島のアパホテルに転がり込み。
その日はおしまい。
(結構疲れて外に食べ歩きにも行けなかった……)


翌日。
8月15日。

広島から目指すは嚴島神社。

ポルノさんが去年奉納演奏してて。
行ったことなかったし。
じゃ行くべ、と。


……いや結構遠い(再放送)

そりゃ広島市内じゃのうて廿日市市ですけ。

それはさておき。
宮島口までたどりついてからフェリーに。

現れる水上の神殿(遠距離)

いざ宮島上陸。

日本三景制覇ですいぇい
ポルノさんが演奏してた場所
今はなんか工事してるらしい

…意外と広い。

そして。

時間がない。。。。。

人も多いので。
食べ歩きするにも時間かかる。

とにかく参拝をし。
行ったらやりたいことリスト3番目くらいにいたこいつを。

意地のもみじまんじゅうセルフィー

と。
バタバタしながら行くことは行き。
広島まで戻り。
帰りの新幹線に乗りましたとさ。


宮島で食べたかったあなごめしをば

おわりに 答えは見つかったのか

で、序段の答えは見つかったのか。
知りたいことはわかったのか。


結論からいうとね。
「わかったようでわからないようで」

まあそりゃあ明確な答えなんてないわけですけど。

島から感じられる空気が。
彼らの人柄を作ってる一端にあるのかもな。
なんて思ったり。
(曖昧な表現ですけど)

いやなにせ。
行って見た所が限られてる。
折古の浜も因島市民会館も行ってないし。
(ベンチは全然コンプできてません)

重井の方とか(HAKKOパークのあたり)中庄とかも行けてないし。
白滝山も行きたかったのに行けてないし。。。
車ない(免許ない)+2日しかないと行ける足が大分厳しい。。。。
(ペーパームーンさんとかルリヲンさんとかにも行けなかった)

いんおこだってたべてない!!!
(それどころか広島市内でお好み焼きも汁なし担々麺も食べてない)

行きたいとこ見たいとこ食べたいものがまだまだいっぱい。
チェックリストが全然埋まってない。


とはいえ。
いいとこだった。
2日ちょいしかいなかったし。
今夏はかなり暑かったけど。
「この空気いいな」って。
夏の空気と日差しがいいのかもしれない。


またあそこに行きたいって。
そう思うんです。

なんか肌が合うかもしれない。
個人的「心のふるさと」リストに入ってる。
(あまり実家とか「根付く土地」の意識がない影響か、
いくつかそういう土地がある)


そしてそれから2週間後。
因島ロマンスポルノの配信がされ。

ドローンの空撮が映り。

そこには自分が見た青と同じ海が広がっていて。

「あ~~~~あの景色だ~~~~涙涙涙涙」

となりまして。


Aokageを聴きながらひとりえぐえぐ感極まってました。。。
(たまたま実家にいたので家族には怪訝そうな顔をされました)


というわけで。
2ヶ月遅れの因島旅行記でした。
写真あるようで使えるものがあんましなかったりで。
あとは大分自分の記憶頼みで書いてるので雑ですみません。。。

旅に行きたい!!
書いてたら色んなとこ旅したくなった……。


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