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遠く離れる者〜自己紹介と佐野元春の音楽との出会い

私は、coyote band のみなさんと同じ世代です。
結婚していて思春期に入った息子が1人います。息子は「ガラスのジェネレーション」に入りました。

佐野さんのデビュー時は私は小学生。
その頃は私は松田聖子さんのファンでした。私には「アンジェリーナ」のころの記憶はありません。

佐野さんを聴くようになったのは中学に入ってから。FMでカセットにエアチェックしていた時代です。
でも「聴き始めた」と言っても、佐野さんはちょうど SOMEDAY でブレイクしたあとベスト盤の No Damage  を出してNY に旅立ってしまった頃です。

https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_n9bik79efTI3A1WDI-PE7YrgSOAcOxsLo&si=JBfx2WXwzoPYjroT

↑佐野さんのDaisyMusic さんより

でもその後もラジオで色々曲がかかっていたのでしょうね。ずっと聴き続けて、初めて買った LP も No Damage でした。何度も聴きました。

帰国後、あの Visitors を発表。こちらも何度も聴きました。
で、友達に「佐野元春って良いんだけど NY に行って変わっちゃったんだ」と話していたのを覚えています。

その後私は、流行りの洋楽やユーミンなどを聞いて、佐野さんは長いこと聴かなくなってしまいました。

せっかく松田聖子さんに「ハートのイアリング」と「今夜はソフィストケート」を書いてくれたのに、そのころ私は勝手に聖子は卒業していて(こちらもその後、後から時を埋めるように聴きましたので曲は今や詳しく知っています)、またすれ違いなのでした。

ちなみに、いつも曲はメロディ・詞・アレンジが一緒に浮かぶという佐野さん、聖子ちゃんの曲は曲先で松本隆さんが詞を後から付けていたはずですが、「切ないでもそのうち忘れる失恋」とかの大まかなテーマくらいは事前に聞いていたのかしら?

Visitors に話を戻して、これは本当に、何十年も進んでいました。
あの時私が離れていかずに佐野元春をずっと聴き続けていたら、その後の曲をリアルタイムで聴けたことになり本当に惜しいことをしました。
が、多分今までの私はまちがえじゃないと思うことにしています。

次回は、では何がきっかけで再び聴くようになったのかのお話をします。

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