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【にゃるるファイト】やっぱりサクラがユリを封印したのでは?[考察]

どうも、マリアです。今日も今日とてにゃるるファイトの考察やっていきましょう。以前に二つ記事を書いているので、そちらもどうぞ。

上は最初の記事。全てはここから始まった。約5000文字。記事1とする。

これはつらつらおまけを追加していたら1万文字くらいになった記事。もはやおまけが本編。記事2とする。

この記事は、にゃるるファイト世界への理解が深くないとわからない可能性があります。できるだけ分かりやすく説明するつもりですが、適宜過去記事を参照することをオススメします。

Nyakori=クレー、Yuro=リーロン、Yuri=ユリ である。
また、前作 Nyakori's Rabbit Doll のことを NRD と略しています。


本題

さていきなり本題。タイトルのやっぱりサクラがユリを封印したのではないだろうか、をなぜ自分がそう考えたのか解説する。

以前まで筆者は、Rabbit Doll (封印) 内部と外では時間の流れが違う理由を、Yuri の時空魔法によるものだと考えていた。

しかし、今回にゃるるファイトを隅から隅まで探し尽くしたところ、サクラが時空移動の術式(おそらく時空魔法と同一)を組んでいた事がわかった。(触媒をレイナに頼んでいた)

そして、初日のタチバナはサクラと黒髪の女が話していたと言っていた。にゃるるファイトにおける黒髪の女性はYuriか災厄の魔女(リオン)しかいない。当然この時点では災厄の魔女はありえないため、Yuriとなる。

(レイナかドラキュラの可能性もあるが、どちらもタチバナとは面識あるだろうし、半分だけ黒髪の人を黒髪の女とは言わないと思う。)

つまり、にゃるるファイト開始時からYuriとサクラは何らかの協力関係にあったと考えられる。結界の入り口を隠しているあのお方というのもYuriのことだろう。次元魔法で隠していたに違いない。

当のYuriは初日2日目こそRabbit Dollを介してしか会えないが、3日目夜は天空図書館のてっぺん、流星群の場所に普通にいる。

久しぶり。

なのに、結界が破られた後ではYuriは封印されていた。なぜか結界内にあるRabbit Doll。災厄の魔女戦をずっと様子見していたサクラ。導き出される答えは一つしかない、というわけだ。

サクラはYuri と災厄の魔女へ挑むふりをして、用済みになったYuri を簡易的に封印。こちらに干渉できないように時空移動の魔術で封印内の時間を凍結した。というのが事の顛末だ。

サクラについて

記憶を失ったYuro(にゃるる)を見つけた時から、次の結界の養分にしようと考えていたヤベー奴。今度追加されるエンディングでは考えを改めてくれるらしいが、それでも油断はできない。サクラの行動に注意を払う必要があるだろう。

また、サクラはテディベアに魔力を与え、各地のテディベアを通して状況を把握していた可能性が高い。

NRDの仕立て屋のテディベアは間違いなくサクラのものだが、NRDの他のテディベアがサクラのものかどうかはわからない。そのため、NRDの結末を知っている可能性もあるし、知らない可能性もある。

新エンド条件の再考察

私は今まで、新エンドを迎えるにはYuri の救出が必要不可欠だと考えていた(記事2参照)。しかし、サクラがYuri を封印したと考えるならば、Yuri は最初から封印されていないため、救出する必要はない。

アプデ予告より。こちら側へ展開してどうするつもりなのだろうか?

それどころか、Yuri ににゃるる=Yuroであることを証明する必要すらなくなった。Yuri とサクラは共闘関係にあり、そのサクラが災厄の魔女と戦うというのだ。Yuri の協力は確実に得られるだろう。

また、Nyakori と会うのも難しくなるだろう。Nyakori は以前としてYuri の次元魔法で別次元へ幽閉されているので、会うことはできない。まあもう決着をつける必要はなくなったので問題はないか。

結果的に、サクラの考えを改めさせるだけで新エンドへと突入できそうだが、やはりここが一番の問題だろう。登場人物的にはティアの協力が最も有効のように思えるが、本編中でティアは一度もにゃにゃタウンに来ていない。

また、Yuro の魔法を思い出すことも難しそうだ。禁術の効果は不可逆であり、混濁させられてしまった記憶は元に戻らないと本編で言及されている。昔覚えていた魔法を再び覚え直すことはできそうだが、そんな時間はない。

まあなんやかんやあって丸く収まるでしょ。という楽観的な意見な現状。そのなんやかんやが重要なのだが。また考察できたら書き足します。

反論

Nyakori の追加シーン。他にも、END3 後のYuri のセリフなどからも、
Yuri が災厄の魔女のメンタルマジック下にあったことがわかる。


残る疑問

Rabbit Doll のどれが何なのか

にゃるるファイト本編中では、NRDの話が紙芝居風であらすじが解説される。画像だけではあるが、大体の意味は伝わる。

NRD では Nyarutoru = Yuro だと確信を得ていた Yuri だったが、
にゃるるファイトでは「やっぱ違うのかな?」と考えているように思える。

この題目では、Rabbit Doll について考察していく。

Nyarutoru が飛び降りた時に Yuri はRabbit Doll しか掴むことができなかった。今、Yuriは二つのRabbit Doll を所持している。NRDと同じように、Yuro へ返すまでずっと持ち歩いているだろう。

しかし、にゃるるの家にはRabbit Doll がずっと置かれている。どこで拾ったか分からない、3つ目の謎のRabbit Doll というわけだ。本編で最終盤に初めて装備するが、それまでは家に置かれているだけだ。

これは一体どういうことだろうか。

Yuri が封印されていたRabbit Doll は、Nyarutoru を助けられなかった時に得たRabbit Doll で間違いないだろう。しかし、このRabbit Doll は罠だった。という考察が一つ目。

記事2ではNRD は災厄の魔女の罠と仮説を立てたが、サクラが封印したとするならば、災厄の魔女とサクラはグルということになる。たとえ一時的だったとしても、かなりの裏切り行為だ。まあサクラならやりかねないが…今は排除して考えていい気がする。

これは希望的観測に近いが、にゃるるのRabbit Doll は本物と見ていいのでは、と考える。Rabbit Doll にはYuri の魔法がかけられており、着用者の感情を表す。NRD ではNyarutoru の表情とリンクしていた。

この魔法は他の人も使えるかもしれないが、Yuri がYuro のためにRabbit Doll に魔法をかけたのは、NRD の3人以外は知らないだろう。

もう一つは、サクラもNRD の結末を知っているという考察。仮にNRD に出てきたテディベアたちが全てサクラの私物で、あのテディベアたちにも何らかの情報共有魔法がかけられていたとしたら、ありえない話ではない。

この場合、にゃるるが装備するRabbit Doll が偽物となる。そして、本物のRabbit Doll でも封印の触媒にすることが可能である。ということになる。

結局のところ、よくわからない。要検証。今は、Rabbit Doll が封印の触媒になりうるという話だけ。Yuri の、Yuro へ対する思いが大きすぎるあまり Rabbit Doll への強い依存を示し、それを利用されたという可能性もある。

にゃるるの記憶

にゃるるファイト本編中では、にゃるるは Nyarutoru 時代のことをほとんど覚えていない風を装っていた。しかし今回やり直してみて、にゃるるは Nyarutoru 時代のことを忘れたどころか、全部覚えていそうな行動をとっていると感じた。

実際、アートブックでは過去の出来事を忘れられていない。的なことが書いてあるので、Nyarutoru の悲観した部分がなくなったのがにゃるるなのだと考えられる。

ニャニャ丸からも過去から逃げ続けてるだけじゃダメなんだな。って言われるしね。なぜニャニャ丸がにゃるるの過去を知っているのかの考察は記事2へどうぞ。Catheadがよ…。

そもそも追加シナリオのNyakori のセリフが「ねえ、本当は全て覚えてるんでしょ?」なのだ。このシーンはマジで日本語訳の意味が全然違ってるので、一度英語で通してみて欲しい。

精神魔法

(おそらく現状最も間違っていると思われる考察。)

mind magic。サクラのmind magic も、災厄の魔女のmental magic もどちらも精神魔法と日訳されているので、非常に紛らわしい。二つは別種と思われる。

アートブックより。

サクラはリオンを生贄に災厄の魔女を封印した。その際、誰にも結界を破られないように、防御機構として精神魔法を行使するように作った。その魔力源は生贄となったリオンのものであり、精神魔法が撃破される度リオンの魔力は急激に衰えていく。

本編中ではベリーやリリアを撃退し、うまく機能していたかのように思えたが、にゃるるにより複数回撃破されてしまった。結果、リオンの魔力は一気に消費され、災厄の魔女に食い尽くされてしまった。

END4 のリリアは精神魔法ではなく、災厄の魔女の罠。結界のあった場所へと向かうと、そこにはリリアが。心配していたにゃるるは元気なリリアの幻覚を見て安心しついて行き、魔力(ペスト)の渦へ飛びこんでしまった。


魔法に関連して、「この魔法を使えるのは中々の術者だ」的な表現がにゃるるファイトにはよく出てくる。にゃるるファイトには、その中々の術者がたくさんいるため、簡単に行使者を特定することができない。

アートブックではリリアも強者に名を連ねるかのような表現をされている。このため、にゃるるファイトにおける「中々の術者」というのは判断が難しい。様々な要素から判別するしかないのだ。

結論

アプデはよ。

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございました。

実は随分昔からこの考察記事は完成していて、公開するかどうか今の今まで悩んでおりました。というのも、最近英語でにゃるるファイトをプレイし直したりしているのですが、あまりにも日本語とかけ離れたことを言っている場面が多かったからです。

例えば、END3のシーン。

誰かが犠牲にならなければいけないのなら、それは間違いなく私の姉ではない。
といったニュアンス。

このシーンは日本語では、後半部分が「お姉ちゃんはもういないのね。」と翻訳されている。日本語単体で見ても意味不明なシーンなので、気づきやすいと思われる。

続いて、災厄の眼戦後、Nyarutoru と戦闘を行う前にサクラの元へ戻った時の会話。


リリアはどうした?一人では危ないではないか
うわーんリリアとはぐれちゃった
あの子は一人で闘いに行くつもりなのか?
ううん。リリアは強いから一人でもきっとだいじょうぶだよ。
あまり信頼しすぎるのはかえって無責任だ。中で迷えば魔法に侵され、凄惨なことになるだろう。
結界の中を見たけど、魔法なんてなかったよ。
本当なのか?ならばあの子はいったい何があったというのだ。
気をつけたまえ。あの時、封印の際に強力な精神魔法を仕込んだらしいからの。


Why did you come back alone?
I can't find Lily…
How could it happen ? I told you both to be careful.
Lily is very strong. Maybe she can find the way by herself.
I know her strength, but I wouldn‘t agree with you. Nobody can defend against the corruption magic perfectly.
Sorry, I will try to get her back.
Try to go together, don‘t let what happened to Berries happen to her.
I remember that when this labyrinth was first established, the corruption magic was very strong, no one could keep their mind clear in the labyrinth.

サクラは、日訳ではリリアのことを何とも思ってなさそうだが、英訳ではかなり心配している。

そして考えれば考えるほど、どのシーンも日本語が不自然だと感じるようになった。難しい作品だなあと思っていたが、翻訳が滅茶苦茶なのだからそりゃ難しいわな。という感想に至る。

というわけで、今後は英語でプレイした後の考察をしていきたいと思います。次の記事は、日訳と英訳で大きく違う部分をピックアップしてヒント集とするか、今までの考察の齟齬まとめ、みたいな感じで出すと思います。

え?英訳も間違ってたらどうなるんだって?知らん!

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