獅子舞デビュー!
去る8月16日。
芦ヶ久保の獅子舞を白髭神社に奉納する行事がありました。
なんと未経験者の私も、演者として参加させていただきました!
コロナ禍で実施が止まっていた本行事。
昨年は感染症対策のため道の駅に舞台を移して実施されましたが、今年は4年ぶりに白髭神社での実施が叶いました。(あいにくの天候により午後は道の駅に移動しました)
昨年の道の駅で初めて目にした「芦ヶ久保の獅子舞」
一人一人が獅子になりきり、荒々しく、しなやかに、ダイナミックに舞う姿に魅了され、自分もやってみたい!と思いました。踊りも好きなので、新たなジャンルの踊りに挑戦することへのワクワク感もありました。
今年の観覧席には、獅子舞に憧れてやまない少年たちもいて、自作のお面と太鼓を纏い、見よう見まねでやってみる姿に会場一同癒されていました。
「かっこいい!」「楽しそう!」「やってみたい!」そんな純粋な思いを形にできるのが素敵だし、少年たちにそれほどの熱意を与えられる獅子舞には大きな可能性がある気がします。
獅子舞には奉納の意もありますが、娯楽としても嗜まれていたそうです。
それが自分の中ではすごく納得感がありました。音楽を奏で、それに合わせて体を動かし、みんなで一つの作品として作り上げていく。その過程に楽しさが散りばめられているなあと思いました。
とはいえ、実際にやってみると難しいものです。
自分では大きく荒々しく動いているつもりでも、後からビデオをチェックするとヘニャヘニャだったり、笛のタイミングを掴みきれなかったり。
獅子頭もとても重く、それをつけて25分踊り続けると汗ぐっちょりのバテバテになります。中には90分の「庭」(演目)や激しく動き続ける「庭」もあるのですが、先輩方は失速することなくかっこよくやり遂げていて、本当にすごいと思いました。。来年に向けて体力もつけねば!
「芦ヶ久保の獅子舞」は芦ヶ久保地域のいくつかの家庭で受け継がれてきたもので、保存会も親戚の集まりのような雰囲気があります。
ですが今はオープンに人を募っていて、私の他にも地域おこし協力隊卒業生の方が3名関わっています。
受け入れてくださった保存会の皆さま、ならびに道を切り開いてくれた先輩たちに感謝します。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました!