クロアチア旅行Part2
③シュコツィアン洞窟群
皆さんはこの洞窟を知っているだろうか?
日本ではあまり知名度は少ないかもしれない。
しかし、世界ではグランドキャニオン、エベレスト、ガラパゴスに並ぶ有名スポットとなっている。
地学の勉強をした人なら「カルスト地形」という名前は知っているだろう。
カルスト地形をわかりやすく説明すると、石灰岩が雨水や地下水などに削られてできた地形である。日本だと山口県の秋吉台が有名だ。
そのカルスト地形の名前の由来は、このシュコツィアン洞窟があるカルスト地方からきているのだ。
また、シュコツィアン洞窟群は、世界遺産とラムサール条約を両方持っている珍しい場所である。そのため、洞窟内での写真撮影が禁じられていた。一番見せたい場所をみせられないのが残念だった。
洞窟内はたくさんの鍾乳石がたくさんあり、中でも大量の鍾乳石が並んでいるものは「パイプオルガン」と呼ばれているらしい。
鍾乳石というのは、空気中の二酸化炭素が溶け込み酸性となった水が石灰石を溶かし、空洞ができる。そしてその空洞に石灰石の溶けた水が垂れてくる。その水が蒸発することで、つららのような石ができる。これが鍾乳石です。