【書評#28】『誰も教えてくれない お金と経済のしくみ』を読みました。
こんにちは。
今日もこのNoteをみて頂きありがとうございます。
最近、物の値上げが凄いですね。
スーパーに行くたびにため息がでるぐらい値上がりしています。。。
そんな中、自分の生活と将来を守るためにお金の知恵をつけたいと思いました。
「お金」というものに深い理解がなければ、これからの将来が不安だと感じたからです。
そこで読んだ本がこれです。
読み終わった後、
・お金で苦しむ理由
・お金の使い方の正解って何だろう?
・お金のネガティブイメージをとりたい。
この3点が気になったので皆さんにご紹介しますね。
■お金の話題を避けているからお金に苦しむ
私達って本当にお金の教育を受けていません。
「節約!」一辺倒な気がします。
お金と一切関わらずに生きてくことはできないのに、お金の授業がありませでした。
親からは「お金は貯金箱にいれておきなさい」と教えられたぐらいです。
この本を読んで、もっと小さい時からお金の勉強をしておけばよかったと思いました。
では今からではもう遅いのでしょうか。
私はそうは思わないです。
思い立ったら吉日!。
さっそくやりはじめました。
私が始めたのは家計簿をつけること。
いきなり難しい事を始めても継続しないので、まずはレシートをノートに張り始めました。
するとお金の可視化がされて自分がいかにお金を使っていたが明確になったのですね。
自分ではお金を使っていないと思っていても結構な金額を使っています。。。
思い込みってすごい怖いですね。。。
またレシートをノートに張ることによって新たな情報も手に入りました。
自分が何にお金を使っただけでなく、自分の行動がわかるのですね。
レシートって時間も場所も記載されているからです。
私って
あの時間にこの場所に行っていたんだ、、
買い物しすぎだな、、
移動の無駄があるな、、
と新たな発見もありました。
■お金の使い方の正解ってなんだろう?
お金の使い方の正解ってあるのでしょうか。
筆者はこの本でアメリカの子供たちの貯金箱の話を紹介してくれました。
アメリカの子供の貯金箱には穴が4つあってそれぞれの穴に目的が書いてあるそうです。
それは
使う
貯める
増やす
寄付する
この4つでした。
日本の子供の貯金箱って「ためる」だけですよね。。。
選択肢があってそれを選ばせるということは選択した結果の責任を負うことです。
子供のころから家庭でこのような金融教育をされていたら勝てませんね。。。
しかも「増やす」「寄付する」といった概念は大人でも多くはもっていません。
どの選択肢が正しいかはその人の価値観や環境によって異なります。
お金を持った時、どのように使用するかを常に考えておかないと思いました。
■お金のネガティブイメージをとりたい。
お金持ちってどうしても目の敵にされますよね。。。
筆者は
「日本人はお金持ちを目の敵にするけれど、自分が豊かな生活を送っていて、さらにお金に余裕がある状態じゃないと、他人のことは助けられないよ」
と言っています。
たしかにお金持ちででも立派な人はいますよね。
大切なのはお金の使い方や人格だと思います。
では個人レベルとしてお金のネガティブイメージをとるにはどうしたらいいでしょうか。
私は「ある程度の生活レベルを維持できる収入の基準を知り、それを満たす行動をしていけばいい」と思いました。
筆者は老後2人で必要な生活費は月々22万円と紹介しています。
それに加えて、ゆとりのある生活を送るためには14万円を足したお金、約36万円が必要とのことです。
自分が老後になったときにそれほどの収入(約36万円)を維持できるように今から頑張ってくことが大切だと思いました。
こういう指針を持つことが金融教育なのだと思います。
■まとめ
今までお金関係の書評を書くことはなかったですが、これからはジャンルを増やしていきたいと思いました。
なぜなら今回の読書で自分のお金に関する知識や指針、行動がグッと広がったからです。
この一冊の本でお金に関して自分がどのように行動していくかを知ることができたのは大きな収穫です。
みなさんも一度この本を手に取って読んでもらいたいです。
大きな収穫がありますよ。
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