【中央競馬】3月12日(日)中山11RアネモネS(牝OP)芝1600m

3月12日(日)の中山11Rは、
桜花賞トライアルの1つ、アネモネステークス(OP)です。

登録は22頭。
同日、阪神で行われるフィリーズレビューと兼登録している馬も多く、
どの馬が出走してくるかやや不確定です。

とりあえず、兼登録してない馬について見て行きましょう。
(全て3歳牝馬、54キロ)

エッセレンチ(1-1-0-0) 牝3歳 54キロ 先行 田辺

2歳(0-1-0-0)2着中山新馬芝16
3歳(1-0-0-0)1着中山未勝利芝16

2ヵ月休養明け。
前走
20230109中山5R3歳牝未勝利芝1600m 1着
16頭立て1枠2番 晴、良 54キロ

中2週、プラス4キロ。
スタートは普通。馬なりで前に行き、ハナ~先行2番手内で抑える形。
前半600m34.8秒の平均ペース。
4角でも折り合いよく2番手内を進んでいる。
直線は2頭並んだ先頭外から、
追ってまずまず伸びて逃げ馬を交わして2着以下を少し離して勝利。
内枠、スタート出て、出脚良く先行2番手抜け出し、
強い感じでは無かったが理想的な良いレースではあった。

2走前の中山新馬芝1600mでは、
14番枠から絶好のスタート(1馬身)で楽に先行2、3番手外に付け抑える。
稍重馬場だったが、前半はかなりスロー。
4角外から仕掛ける。直線3頭雁行の先頭外から、
残り200まで持ったまま上がってくる。
そこから追い出してよく伸びたが
内にいた勝ち馬が思った以上に渋太く、頭の上げ下げで負けてしまった。
直線入った時点での手応えでは前を余裕で交わせると思ったのだろう。
もったいない負けな感じはする。

初戦はほぼ勝ち内容の2着。
そして、2戦目未勝利は順当勝ち。
小柄だが、スタートも良く、出脚も速い。
先行してスローでもかかるような面もない。直線もまずまず伸びる。
現状で特に何の問題もない。
1勝クラスに上がっても、問題なく走れそう。
ここは試金石にはなるが、内枠で上手く立ち回った場合は怖い存在。

オックスリップ(1-0-0-0) 牝3歳 54キロ 先行 戸崎

2歳(1-0-0-0)1着中山新馬芝18
2歳12月~3歳3月休養

2ヵ月半休養明け。
前走
20221224中山5R2歳新馬芝1800m 1着
16頭立て5枠9番 晴、稍重 54キロ

スタートはやや外に出るが遅れはない。少し促して行って先行3番手外。
やや行きたがっているが抑えている。
前半600m38.5秒、1000m64.1秒のスローペース。
4角、馬なりのまま外から前へ。
直線は先行3番手外から、追ってまずまず伸びてゴール前で抜け出した。
思ったよりは伸びて来なかったが、勝ち切ったのは評価できる。
ただ、レースレベルは2着以下の馬の次走等を見る限りでは低調だろう。

初戦が、稍重馬場でスローの実質直線2ハロン戦だったので、
総合的な強さや中山芝1600mが合うかどうかは全く分からない。
スタートが少し苦手っぽいのと、折り合いは良い。

オルノア(1-2-0-3) 牝3歳 54キロ 先行 ルメール

2歳(1-2-0-2)1着阪神未勝利ダ18、2着阪神牝未勝利芝18、
新潟牝未勝利芝16
3歳(0-0-0-1)

中2週。
前走
20230218阪神8R3歳1勝ダ1800m 11着
16頭立て6枠12番 曇、良 54キロ

中6週、マイナス2キロ。
スタートタイミング合わずやや出遅れ。出脚は速く促して行って前へ。
1角では先行3番手外から。
前半600m36.5秒、1000m62.4秒の平均ペース。
3~4角中間で手が激しく動いていて手応えが怪しい。
直線は先行4番手外から、追って全く伸びず下がって行く一方だった。
完全に力負けだろう。

近2走はダート戦。
新馬戦~未勝利3戦は芝レースを使っていた。
スタートは遅れることもある(1、6走目)が、やや良い時の方が多い。
出脚も速いので比較的楽に前には行ける。折り合いも良い。
ただ、速い脚があまりないので未勝利でも勝ち切れなかった。
それでダート戦を使ってきたのだと思う。
ちょっとここでは厳しいかもしれない。

クイーンオブソウル(1-0-0-1) 牝3歳 54キロ 差し(逃げ) 津村

2歳(1-0-0-0)1着中山牝新馬芝16
2歳10月~3歳2月休養
3歳(0-0-0-1)

中4週。
前走
20230204中京10RエルフィンS(牝L)芝1600m 4着
11頭立て6枠7番 晴、良 54キロ

4ヵ月休養明け、プラス12キロ。
スタートやや出遅れ。馬なりで中団内から。
前半600m35.6秒のスローペース。
3~4角馬群の内で我慢している。
直線は後ろの集団5番手の内から、
追ってまずまず伸びて一旦は2番手に上がり、
残り50mで外から来た2頭に交わされて4番手に落ちるが
最後まで粘って4着は死守した。
コース取りとしては、最善のレースでも前からはやや差のある4着。
1勝クラスでもまずまず走れそう。

2走前の中山牝新馬芝1600mでは、
スタートは良かった。出脚速く外から楽にハナへ。
やや行きたがるのを抑えて逃げていく。
前半600m37.5秒のスローペース。
残り600m切っても楽々と逃げている。
直線は1馬身差の先頭内から、追ってからも良く伸びて
最後は流して楽勝。
前半からスローで実質残り3ハロンのレース。
それでも、最後までよく走っていた。

前走はプラス12キロではあったが重い感じはしなかった。
新馬戦を見る限りでは、1勝クラスでも十分やれそう。

(回避)ココクレーター(1-1-0-0) 牝3歳 54キロ 先行(差し)

2歳(0-1-0-0)2着東京新馬16
2歳10月~3歳2月休養
3歳(1-0-0-0)1着東京未勝利芝16

中4週。
前走
20230205東京5R3歳未勝利芝1600m 1着
16頭立て4枠8番 晴、良 54キロ

3ヵ月休養明け、プラス4キロ。

前半600m35.2秒の平均ペース。

コンクシェル(1-0-0-3) 牝3歳 54キロ 差し 丸山

2歳(1-0-0-2)1着小倉牝新馬芝18
2歳7月~11月休養
3歳(0-0-0-1)

2ヵ月休養明け。
前走
20230105中山6R3歳1勝芝2000m 9着
9頭立て1枠1番 晴、良 54キロ

中1週、プラス6キロ。
スタートはやや良い。少し出して行って中団やや前4番手内から。
前半600m36.0秒、1000m60.5秒の平均ペース。
向正面、3角手前で手が動いており、やや付いて行けない感じに。
3~4角では、やや下がって行く。
直線は中団4、5番手内から、追ってほとんど伸びず
残り200mで完全に脚が無くなり、後は下がって行くだけだった。
牡馬の骨のあるメンバー相手では歯が立たなかった形。

2走前の中山ひいらぎ賞(1勝)芝1600mでは、
スタートは普通。馬なりで後方から。
ややかかり気味に外から前へ中団外まで上がっていく。
前半600m35.5秒の平均ペース。
4角で押して上がろうとしている。
直線は中団内目から、追ってからジリジリとしか伸びず
前4頭からは少し離された5着まで。
可もなく不可もなく回ってきただけの感じ。

3走前の東京赤松賞(牝1勝)芝1600mでは、
スタート普通。馬なりで後方から。
直線は一団の後方から、追ってまずまず伸びてはいたが、
前の他馬も同じがそれ以上に伸びていたので、
少し離された最後方のまま。

4走前の小倉牝新馬芝1800mでは、
スタートやや出遅れ。抑えて後方から。折り合っている。
前半600m36.8秒、1000m60.4秒の平均ペース。
4角で馬群に突っ込んでいく形で上がって行く。
直線は一団の外から、まずまず伸びて差し切った。
そこまで強さを見せた訳では、相手が楽すぎた感じ。

新馬戦を楽な相手に勝ってしまったので、
1勝クラスに上がってからはやや苦戦している。
勝つには順番待ちの状態だが、少し時間がかかるだろう。

ジュエルピーチ(1-0-0-1) 牝3歳 54キロ 先行 三浦

2歳(1-0-0-1)1着阪神未勝利芝14
2歳10月~3歳3月休養

4ヵ月休養明け。
前走
20221030阪神3R2歳未勝利芝1400m 1着
14頭立て3枠3番 晴、良 54キロ

中2週、増減なし。
スタートやや出遅れ。かなり行きたがるのを抑え切れず徐々に前へ。
先団5番手中から。3~4角中間でもまだ抑えるのに苦労している。
前半600m35.0秒の平均ペース。
直線は、先団後ろの4~6番手外から、残り200mから追い出し
やや内へササる面があったがまずまず伸びて抜け出した。
この相手なら順当勝ちと言ったところ。

2走前の阪神芝1800mでは、
スタートは普通。かなり行きたがるのを抑え切れずハナへ。
内から来た馬と競り合うような形になるが、3角前で何とか抑え切る。
前半600m37.1秒、1000m61.6秒のスローペース。
4角は2番手外から徐々に上がって行く形。
直線は先頭外から、追ってからまずまず伸びていたが
上位3頭の決め手が上で交わされてしまい4着。

前半から、かなりかかり気味に行ってしまう。
全く折り合えずに最終コーナーまで行ってしまう。
なので、直線ではそこまで切れる脚は使えてない。
前走の未勝利戦はそれでも相手が楽すぎたので勝ってしまった感じ。
1勝クラスに上がってからも苦労しそうである。

シルヴァーゴースト(1-1-0-3) 牝3歳 54キロ 差し 柴田大

2歳(1-1-0-2)1着福島新馬芝12、2着中山アスター賞(1勝)芝16
2歳10月~3歳2月休養
3歳(0-0-0-1)

中4週。
前走
20230204東京9R春菜賞(牝1勝)芝1400m 7着
11頭立て3枠3番 晴、良 54キロ

4ヵ月休養明け、プラス12キロ。
スタートは良い(1馬身)。出脚が付かず中団内から。
前半600m33.6秒のハイペース。
直線は中団内から、進路に迷ってやや左右へ。
最内に向けて追い出してからは、ジリジリとしか伸びず
前からは離された中団後方まで。
完全に力負けの形。

スタートが良い。ペースによっては前に行ける。
1勝クラスではそれでも最後伸びきれないので苦労している。
楽な新馬戦を勝ってしまったので、勝ち上がるにはしばらく苦労しそう。

シルバージュエリー(1-0-0-0) 牝3歳 54キロ 逃げ 杉原

3歳(1-0-0-0)1着中山新馬芝16

2ヵ月休養明け。
前走
20230107中山5R3歳新馬芝1600m 1着
16頭立て2枠3番 晴、良 54キロ

スタートはやや良い。出脚も速く内からハナへ。
行きたがるのを抑えているが、やや離して逃げている。
前半600m35.7秒の平均ペース。
4角では持ったまま。直線は2番手に1馬身差の先頭内から、
追ってからもよく伸びて最後は流して楽勝。

新馬戦の相手はやや楽だったかもしれないが、
スタートから平均的にそこまで速くは無かったが上手く走れている。
1勝クラスに上がってからは、馬群で揉まれたりするとどうかだが
そこそこ走れるだろう。

スピードオブライト(1-0-2-0) 牝3歳 54キロ 先行 石川裕

2歳(1-0-1-0)1着中山新馬芝12、3着東京京王杯2歳S(G2)
3歳(0-0-1-0)3着中山フェアリーS(牝G3)芝16

2ヵ月休養明け。
前走
20230109中山11RフェアリーS(牝G3)芝1600m 3着
16頭立て1枠1番 晴、良 54キロ

2ヵ月休養明け、マイナス12キロ。
スタートは良い(1馬身)。出脚速く内から楽にハナへ。
外から行く馬がいたので、控えて2番手内から。
前半600m34.5秒のハイペース。
4角も2番手を馬なりで走っている。
直線は、先行2番手外から、
追い出してからはまずまず伸びてはいたが、上位2頭の決め手が上だった。
スピードが明らかに勝った馬ではあるが、
さすがに前半から速すぎて最後の直線で我慢し切れなかった感じ。

2走前の東京京王杯2歳S(G2)では、
スタートやや出遅れ。出脚は速く外から前へ行き、
ややかかり気味になるのを抑えて先行2番手外。
前半600m34.6秒の平均ペース。
4角では馬なりで先行2番手外につけている。
直線は2番手外から、残り400mから追い出してまずまず伸びていたが
外から勝ち馬に交わされ、逃げていた2着馬には詰め寄ったものの
交わし切れずに3着まで。

3走前の中山新馬芝1200m(雨、良)では、
スタートは良い(1馬身)。少し出して行って先行3番手外から。
前半600m35.3秒の平均ペース。
4角外から先頭に並びかけて行くがやや回り切れない感じ。
直線は3番手外から、楽に先頭に立つと追い出して
残り200mからよく伸びて後ろから来た馬達を抑えて押し切った。
(かなり雨が降っていて、良馬場発表だが急激に悪化する直前の良)

2走前に牡馬相手ではあったが、
楽々と先行していた割に直線で伸びきれず
交わせなかった点は少し物足りなさを感じる。
かなりのスピードはあるので、余裕で前に行って先行もできるのだが、
中山芝1600mはちょっと長い感じがする。
新馬戦の相手とメンバーがまずまず良いので、
短距離ならかなり良さそうではある。
あと馬体が減り続けているのは良くない傾向。
(放牧休養してもあまり戻ってきてない模様)

スムースベルベット(1-0-0-5) 牝3歳 54キロ 先行 嶋田

2歳(1-0-0-3)1着福島未勝利芝12
3歳(0-0-0-2)

中5週。
前走
20230128東京10RクロッカスS(L)芝1400m 5着
10頭立て8枠9番 晴、良 54キロ

中2週、プラス4キロ。
スタートは良い(1馬身)。押して出して行って先行2番手外から。
前半600m35.1秒のスローペース。
3~4角2番手で折り合って走っている。
直線2番手外から、追ってからまずまずは伸びているが
上位馬の決め手が更に上でやや離されてしまって中団前の5着まで。
力の差があった感じ。

基本的にスタートが良いので前には行けることが多い。
ただ、1勝クラス戦ではやや決め手に欠けるところがあって
上位からやや差のある掲示板がやっとという感じ。
1勝クラスでも平坦の短距離戦が良さそうで、
しばらくは我慢のレースが続くだろう。

ディナトセレーネ(1-0-0-3) 牝3歳 54キロ 先行 横山武

2歳(1-0-0-2)1着中山未勝利芝16
2歳10月~3歳1月休養
3歳(0-0-0-1)

2ヵ月休養明け。
前走
20230109中山11RフェアリーS(牝G3)芝1600m 10着
16頭立て4枠7番 晴、良 54キロ

2ヵ月休養明け、プラス4キロ。
スタートは普通。出脚は速くやや行きたがるのを抑えて先行3番手から。
前半600m34.5秒のハイペース。
残り600m切って手が動いているが前に行かない。
直線は先行2、3番手外から、追ってからジリジリとしか伸びず
残り200m切ってからは馬群に飲み込まれて沈んだ。

2走前の東京アルテミスS(牝G3)芝1600mでは、
スタートは良い(1馬身)。出脚速く楽にハナへ。
外から1頭来たので抑えて譲って2番手内。
前半600m35.8秒のスローペース。
4角逃げの後ろで抑えているが、折り合っている。
直線は2番手内から、前と横に馬がいたので進路がやや無い感じ。
追ってからまずまず伸びてはいたが、
外から来た決め手ある馬に交わされて6着まで。
ただ、前が開いていたとしても突き抜けるほどは伸びてなかった。

スタートは普通~やや良い。
出脚が速いので前に行ける。やや行きたがる面はある。
未勝利戦は好発3番手先行から、直線押し切り勝ち。
重馬場を苦にしないタイプだと思う。
新馬戦は、スタート伸び上がり出遅れて出脚も付かず中団から、
直線は中団大外から、まずまず伸びてはきたがが4着まで。
スタートの出遅れと出脚が付かなかったのが最後まで響いた形。

1勝クラスに上がっても、スタートの良さで前には行けるが
最後の直線でやや力が残ってないので伸びて来ない。
ちょっと力負けしている感じはする。

(除外)トゥーテイルズ(1-0-0-3) 牝3歳 54キロ 先行(差し)

2歳(1-0-0-3)1着中京牝未勝利芝16
2歳6月~9月、11月~3歳3月休養

4ヵ月休養明け。
前走
20221105阪神11RファンタジーS(牝G3)芝1400m 4着
12頭立て4枠4番 晴、良 54キロ

中3週、プラス6キロ。

前半600m34.5秒の平均ペース。

トーセンローリエ(2-2-0-0) 牝3歳 54キロ 先行(差し) 横山和

2歳(1-2-0-0)1着東京牝未勝利芝14、2着函館新馬芝12、東京未勝利芝14
2歳7月~10月、11月~3歳2月休養
3歳(1-0-0-0)1着東京春菜賞(牝1勝)芝14

中4週。
前走
20230204東京9R春菜賞(牝1勝)芝1400m 1着
11頭立て7枠8番 晴、良 54キロ

2ヵ月半休養明け、マイナス2キロ。
スタートは普通。やや行きたがるのを抑えて先行後ろの5番手外から。
3角手前では折り合っている。
前半600m33.7秒のハイペース。
4角は内を進んでくる。
直線は逃げが1頭離れていて、後ろの集団5番手内から、
最内に入れて追い出してよく伸びて逃げ馬を差し切り、
後ろから来た馬も抑えて押し切った。
元々速い時計の出る馬場ではあり、
逃げ馬も前半からハイペースで引っ張ったのもあって、
走破タイムはやや良い。
対戦メンバー的には楽ではあった。

2走前の東京牝未勝利芝1400mでは、
スタート良い(1馬身)。行きたがるのを抑えて先行3、4番手外から。
前半600m34.4秒の平均ペース。
4角では内の馬が外に膨らんだので、かなり外を回らされる。
直線は、先団5、6番手大外から、やや内へキレ込んで行って
残り400m切ってから追い出されまずまず伸びて楽勝。
4角の回りがスムーズなら、もっと差がついていたであろうし
牝馬限定戦で相手が楽だったとは言え強かった。

3走前の東京未勝利芝1400mでは、
スタートは普通、行きたがるのを抑えて中団外から。
前半600m34.5秒の平均ペース。
4角で前の馬が外に出て来て接触しそうになる。
立て直して、直線は中団後方外目から、
追ってかなり内へササるのを修正しつつよく伸びてきたが
逃げ馬には届かず2着まで。

4走前の函館新馬芝1200mでは、
スタート普通。少し出して行って前へ先行3、4番手。
気合をつけつつの追走。
4角でやや前が詰まる。直線に入っても一度ドン詰まりする。
その後、やや強引に割って出して追い出し
まずまず伸びて2着に上がって少し差を詰めてゴール。
位置取り的に仕方ないところはあるが、
コース取りとしては完全にミスだと思う。

2勝してOPに上がったのだが、
対戦してきたメンバーはやや楽な感じではあった。
中山芝1600mが合うかどうかはやや不明ではあるが、
あまり前に行く必要のない脚質でもあるので
まずまず走れるとは思う。

フジラプンツェル(6-0-0-3) 牝3歳 54キロ 追込 吉田豊

2歳(6-0-0-2)地方(盛岡)所属
3歳(0-0-0-1)
3歳1月中央転入

中2週。
前走
20230219東京9RヒヤシンスS(L)ダ1600m 11着
14頭立て3枠4番 晴、良 54キロ

2ヵ月半休養明け、増減なし。
スタート出遅れ(1馬身)。出脚も付かず後方内から。
前半600m34.9秒のハイペース。
3角に向けて馬群がやや縦長になっている。
直線は後方内から外へ出して、ジリジリとは伸びていたが
前の他馬も同様かそれ以上に伸びていたので後方のまま。
前半から行けなかったのもあり、完全に力負けだろう。

さすがに牝馬限定とは言え、
中山芝1600mのOP戦は無理だと思う。

ミスヨコハマ(2-1-1-3) 牝3歳 54キロ 差し(追込) 菅原明

2歳(2-1-1-3)1着東京赤松賞(牝1勝)芝16、函館牝未勝利芝12、
2着函館新馬芝12、3着札幌すずらん賞(OP)芝12
2歳12月~3歳3月休養

3ヵ月休養明け。
前走
20221211阪神11R阪神JF(牝G1)芝1600m 9着
18頭立て3枠6番 晴、良 54キロ

中2週、プラス2キロ。
スタートは普通。抑えて行って中団内から。
前半600m33.7秒のハイペース。
3~4角も中団やや後方内を進んでいる。
直線は中団外目から、内へ外へ追ってからジリジリとしか伸びず
前からは離された中団後方に流れ込んだだけだった。

2走前の東京赤松賞(牝1勝)芝1600mでは、
スタート良く出て、楽に2番手でガッチリ抑えて行く形。
前半はかなりスローペース。
直線は2番手外から、追ってからよく伸びてゴール前で何とか差し切った。
実質ラスト3ハロンの上がり勝負。
直線の脚自体は良かったが、
これで勝ってOP戦でやれるかと言えばやや疑問な内容。

3走前の京王杯2歳S(G2)は、
スタート普通、抑えて中団後方から
直線外に出せず内へ入れ、追ってまずまず伸びてはきたがやや届かず。

スタートは普通。
抑えて行って中団から差し脚を生かすレースをしている。
牡馬相手でもそこそこ走れてはいるが、
牝馬相手でも特に変わらず。
折り合いに不安がない点は良い。
ここでもそれなりには走れるとは思うが勝ち切るまではどうだろうか。

(地)ラビュリントス(3-2-0-3) 牝3歳 54キロ 本田正

2歳(3-2-0-3)1着盛岡ジュニアGP(OP)芝16、盛岡知床賞ダ14、
門別未勝利ダ12、2着門別2歳OPダ12、門別新馬ダ10

2ヵ月休養明け。
前走
20221231大井東京2歳優駿牝馬(OP)ダ1600m 11着
15頭立て8枠14番 晴、良 54キロ

中7週、プラス8キロ。
スタートはやや良い。出脚も良かったが抑えて中団外から。
前半600m37.6秒のスローペース。
3角で外から前に行こうとしたが、外に膨らんでしまう。
3~4角かなり押している。
直線は中団外から、前が壁になったので更に外へ出す。
だが、残り200m地点でもう全く脚が残っていなくて下がって行った。

2走前に地方(盛岡)で芝1600m(1周)のOPレースを勝っている。
その時も前半は抑えて中団から、4角で外から上がってくる。
直線は先行3番手外から、回ってきた勢いそのままに
まずまず伸びて差し切って勝利。

地方馬にしては、ダートより芝の方が向いてそうな珍しいタイプ。
ただ、札幌すずらん賞ではスタートから前に行けたものの、
直線で進路的に窮屈な面があって
あまり追えなかったのもあるが完敗の形。
中央の芝レースのペースについて行けるかどうか。

(除外)リバートゥルー(1-1-0-0) 牝3歳 54キロ 追込

3歳(1-1-0-0)1着東京牝未勝利ダ14、2着東京新馬ダ14

中2週。
前走
20230218東京1R3歳牝未勝利ダ1400m 1着
16頭立て5枠9番 晴、稍重 54キロ

中2週、増減なし。

前半600m35.9秒のハイペース。

レッドヒルシューズ(1-1-1-1) 牝3歳 54キロ 先行 酒井学

2歳(1-1-1-0)1着阪神牝新馬芝16、2着阪神白菊賞(牝1勝)芝16、
3着阪神ファンタジーS(牝G3)芝14
2歳11月~3歳2月休養
3歳(0-0-0-1)

中4週。
前走
20230204中京10RエルフィンS(L)芝1600m 6着
11頭立て2枠2番 晴、良 54キロ

2ヵ月休養明け、マイナス4キロ。
スタートは普通。出脚は良く馬なりで先行2番手内から。
前半600m35.6秒のスローペース。
4角でやや押している。
直線は4、5番手外から、まずまず伸びてはきたが
2着争いの集団一番後ろの6着まで。
やや力負けの感じではある。

2走前の阪神白菊賞(牝1勝)芝1600mでは、
スタート抜群(2馬身)で楽に先行2番手内から。
前半600m36.2秒のスローペース。
3~4角内でやや仕掛けて進んでいる。
直線は3、4番手内から、外に出してから追って
まずまず伸びてきたが先に抜け出していた勝ち馬に少し届かず。

3走前の阪神ファンタジーS(牝G3)芝1400mでは、
スタートやや良い。抑えて行って先行5番手外から。
前半600m34..4秒の平均ペース。
4角外から押している。
直線は5、6番手外から、伸びなさそうな感じではあったが
最後までまずまず伸びて何とか3着まで上がり切った。

4走前の阪神牝新馬芝1600m戦では、
スタートやや良く、行きたがるのを何とか抑えて先行4番手外から。
前半600m37.7秒のスローペース。
4角抑え切れない感じで大外から前へ。
直線、ほぼ一団の先行2~5番手大外から、
追い出して内からヨレてきた馬に少しハジかれる場面もあったが、
まずまず伸びてゴール前で何とか抜け出した。
(おそらく道悪はやや苦手な感じがする)

1勝クラス戦ではそこそこ走ってはいる。
ただ、やや決め手に欠ける感じなので
ここで勝ち切るのは難しいとは思う。
スタートが良くて楽に前に行けるので、
牝馬限定戦で順番が回ってくれば1勝クラスは勝てるだろう。

Memo
実質1勝クラスの馬が多く、
2勝以上してる馬も抜けた存在でも無さそうな事もあり難解。
重賞での実績から言えば、
スピードオブライト、レッドヒルシューズがやや抜けているのだが、
勝ち切れるかと言われれば、やや物足りない感じ。
色々と考えてみた結果、

1番手は、クイーンオブソウル。
前走はやや重かったのか、最後のひと伸びが足りず4着まで。
初戦の勝ち方から、ひと叩きして良化してくれば
ここでも十分勝ち負けできそう。

2番手は、トーセンローリエ。
対戦相手はやや楽ではあったが、楽に2勝している点は強み。
東京芝1400mまでの距離経験しかないが、
特に前に行く必要はない馬でもあるので、
右回りさえ苦手で無ければ中山芝1600mでも力は出せるだろう。

3番手以下は、スピードオブライト、エッセレンチ。

スピードオブライトは、
ここでは明らかに上位のスピードを持っている。
中山芝1600mは前走を見るに明らかに距離が長いが、
前半上手く抑えて行ってスタミナロスを少しでも軽減できれば
何とか粘り切る事もできるのではないだろうか。

エッセレンチは、
レースセンスが良く、現状何の問題もない馬。
折り合いが良いのも利点。
クラスが上がって速い上がりへの対応が課題とはなるが、
内枠でロス無く立ち回れた場合は怖い存在になる。

3月11日馬番確定後追記

スピードオブライトが最内枠に入ったので、
これである程度流れるのは確実でしょう。
エッセレンチ、クイーンオブソウルが比較的外に入ってしまったので、
抑えでシルバージュエリーを追加します。

シルバージュエリーは、1戦1勝ですが、
新馬戦が好スタートからスピードの違いで逃げる形になり、
4角も馬なり、直線もそのまま突き放して最後は抑えて楽勝。
1勝クラスでは確実に勝負になる馬です。
今回、ペースがスローになって抑えが効くが心配があったのですが、
並びを見て、可能性が減り折り合いに不安が無くなりそうなので
追加しておきます。
(普通に、圧勝してもおかしくないと思っている)



いいなと思ったら応援しよう!