物語のプロローグっぽいもの
(西洋風ファンタジー系作品編)
はじめに竜の時代があった
世界の全ては竜のモノだった
ある時竜は大きな争いを起こした
それが如何なる理由によるものかはわからない
争いは千年ほど続いたと言われている
世界は大きく破壊されて
竜は9体を残して滅んだ
残った竜達も力を使い果たしたため眠りについた
しかし眠りについてもその力は世界に影響を及ぼすほど絶大だった
ある竜は体から常に水を出して海を作り
ある竜は常に炎と溶岩と灰を振り撒き山を作り
ある竜は種子を吹き出し森を作り
ある竜は常に風を吹き起こして世界に嵐を起こした
その結果眠りについた竜達はみな大地や海に埋もれていった
そして竜達が「小さき者」と呼んでいた矮小な者たちが竜の体の上で文明を創り始めた
こうして我々の世界は成り立った
だがいつか竜が目覚めたとき
われらの世界は滅びを迎える
──九神竜教聖典 創生の章より
しかし
今回の物語とは特に関係はない
元ネタ
・九頭竜
・神話とかで神とかの死体の上で国とか作るやつ
・その世界の聖書的なやつから抜粋した的な感じの文体のやつ
・ダークソウルの冒頭