自然の中で遊ぶこと
こんにちは。
昨日は子供の時に自然の中で遊ぶことが精神の涵養になると書きました。
ここら辺の内容についてポツポツ書いていきます。
自然の力を前にして絶対に勝てないって知ることができたのもそうですが、何よりも良かったと思うことがあります。
それは美しいと思えるものに出会えたことです。
特に美しいと思ったことは
春になればアユが川に帰ってくることです(厳密にはアユに母川回帰本能はないですが😅)。
皆さんは写真や動画でしか見たことがないと思いますが、川の中で見る魚たちって本当に美しいんです。
ヤマメなんかが清流の女王と形容されることがありますが、僕からしたらどんな魚たちも美しいです。
その中でもアユは自分の中で最も美しいと思えたことがありました。
いつもとは違う川に出かけ、川に潜る時にナワバリ行動をしていたアユを見た時です。
その川はいつもの川よりも透明度が高く、数m先にいるような魚も判別できるほどでした。
そんな川で、背鰭を立て、威嚇するアユが本当に美しかった。
ただそれだけかと思われるかもしれませんが、そんなものなのです。
そして今回のテーマに戻ります。
自然の中で遊ぶ中で良かったこと、
それは、心から美しいと思えるものに出会えたことです。
人間の作り出す芸術ももちろん美しいです。
しかし、自然の中にある美しさにも目を向けて欲しいのです。
特に地方に住む子供は本物の芸術に触れる機会が限られます。
その中で、美しいと感じられる機会を提供できるのは何気ない自然だと思うのです。
自分も進学で大都市に引っ越して来ました。
都会から来た学生と話すとき、地方に育って良かったと胸を張れるのは自然の中で遊べたことです。
うなぎの取り方、ナマズの釣り方、魚の美しさ
自分にはアニメに出てくるような都会の青春生活はなかったけど心に残る自然があり、故郷をもてました。
この記憶があるのとないのでは故郷への想いは変わってくると思います。
若者が進学や就職で大都市に出たとしても、帰りたいと思える自然が心の片隅にある、そんな経験を次の世代の人や自分の世代の人にもしてほしいのです。