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映画「カラオケ行こ!」劇中の重ならない視線と笑顔の行方と運命的と霊的なモノ等についての、私的な覚え書き。
⚠ネタバレしかない。
⚠オタクの私的な覚え書き。
⚠オタクの妄言多謝。
⚠「カ!」原作は、映画を観る前と35回観終わった後に一度ずつ、読了済み。
⚠「ファ!」一度読了済み。
⚠「ファ!」雑誌掲載分は最新話含め、未読。
先週末、夕飯の買い出しに行ったら、通りがかったコンビニの駐車場から、LINE電話のコール音が鳴り響いてきて、普通に足が止まりました。
オタクの心臓が、ギュッとなるので、マジでやめていただきたい。
なんで、あんな爆音でコール音、鳴らすん?
おっちゃん、運転席で暢気に缶コーヒー飲んでる場合ちゃうやん。
さっさと出ろや…
こちとら、聡実くんが悲痛な顔して、市民ホールの階段上で、コール音を聞いてる映像がエンドレスモードで脳内再生されはじめて、ツラいんじゃ、ボケ…と、思いっきり、他人さまに八つ当たり感情を抱きながら、プリプリと帰りましたがね。
ほんま、私の精神安定的な為にも、おっちゃん、着信音、バイブ設定にしてくれへんかな?(自己都合、甚だしいわ)
今週は関東地域も、なんやかんやと局地的な被害が出ているさなか、派遣先の総務から定時10分前に「天候悪化が予想される為、早く上がって」と帰宅指示をもらいましたが、定時10分前ェ…
そこに、なんか意味があるのかって、微妙な気持ちになりかけ、まぁ、ほんの少しでも早く上がれるのは良いことだと、前向きに考え直して、地元の駅の改札に向かって、構内を歩いていたら、私の後ろを歩いていると思われるカップルの女の人が、おもむろに「ねぇ、傷つかないで聞いてほしいんだけど…」と切り出して、オタクは息を呑んだ。
ツカミが、不穏すぎるやろ…
しかも、そんなに心構えが必要な話題を今ここで?
男の人は、半笑いな声音で「えぇ~、なになに〜?」と返していたが、女の人はマジトーンなまま「あのさ、自分で自分のこと『オレって、足、短いなー』って思う?」と。
ひ、ひぇ~〜〜(ムンクの叫び)って、なりましたよね、メンタル脆弱なオタクは。
ちょうど、男の人の回答を聞くタイミングで、改札に差し掛かり、多分カップルは、私とは反対口へ向かったらしく、会話は聞こえなくなったけど、なかなかに衝撃的な問題提起やったなと…
彼女さん、別れたいんかな?
ストレートに、彼氏の見た目、マイナス指摘しすぎやろ…
あんな質問されて、もしも、傷付かないメンタルがあったなら、人間関係、楽勝な気がするオタクです。(遠い目)
◆重ならない視線と笑顔の行方
●和田くん
映画軸の和田くんの聡実くんに向ける視線については、既に何度か前述している通り、聡実くんとは、ほぼほぼ、目が合わない。
和田くんは、聡実くんをチラチラ見るし、聡実くんも和田くんのことをチラっとは見るんだけど、悲しいくらいに、そのタイミングがズレている。
最後の部室での卒業記念写真でも、和田くんは最後、笑っている聡実くんのほうを見ているが、聡実くんは和田くんを見ない。
それでも、聡実くんの笑みを見て、泣いていた和田くんも、はにかむように笑うところが、なんだか切なくて、そういう青リンゴみたいな甘酸っぱい感じは、青春だなーと思ってしまう。
和田くんは、まるで、ずっと、聡実くんに片思いしている感じ(尊敬の気持ちや、もっと近づきたいという気持ちが一方通行)で、相手に気持ちが届かないのは、傍から見ていて、本当に胸が痛くなる。
●栗山くん
この映画軸での、聡実くんの絶対的な学校生活での避難場所であり、心の拠り所的な栗山くん。
彼と聡実くんは、目と目で通じ合えると、オタクは信じて疑わない。
あの「サンタが、本当に存在するか否か」のシーンでの聡実くんとの目だけの会話と、最後の卒業式後に部室で見終わったビデオテープを栗山くんが巻き戻してるところにやってきた聡実くんの「よっ」という挨拶に、しっかりと目を合わせながら、微笑みで挨拶し返す彼を観た初見時から、狂児よりも真っ当な人間的な余裕と包容力を感じて、フラつきました…
栗山くん、中3、男前すぎるわ…
●狂児
映画軸の後半では、聡実くんの笑みが見られる頻度は、割と高いように思う。
そのなかで、狂児相手に向ける明確な微笑みは、以下3箇所。
①屋上の柵に、2人で横並びに凭れ掛かり、声変わりしていく自分の声を、綺麗じゃなくてもよいと、受け止めてもらった時。
②同じく屋上で、お互いに向かい合いながら『まんじゅう怖い』作戦を話して、聡実くんの回想に拠れば眼鏡を交換こしてフザケて、刺さったらしい矢を狂児の胸に押し込んでいる時。
③スナック・カツ子にて、鎮魂歌として♪紅絶唱後、肩を抱いてきた狂児の腕の中から、朗らかに笑っている、生きている狂児を見上げてる時。
聡実くんのはにかんだ笑みは、かわいい、ソレに尽きる。
あとは、卒業式後の合唱部での和田くんとのツーショットが集合写真になってしまった時は、はっきりとした笑顔を浮かべていて、なんだか、ホッとしてしまう。
聡実くんの中学校3年間が、きちんと笑顔で締めくくられて、ほんまに良かったなーと、泣きたくなる。(親心爆発)
映画軸の狂児は、聡実くんの希少なかわいらしい、狂児に向けられた、はにかみ笑顔を2回→①屋上で光合成してる時③カツ子で聡実くんの肩を抱いて「ビールちゃうわ!」と上機嫌で言ってる時、見逃している。
映画軸でも、聡実くんは狂児に対して、はっきりとした笑顔を向けることはないし、狂児も聡実くんの笑顔を見る機会を、自らで手放しているように思う。
唯一の例外は、あの屋上シーンの『まんじゅう怖い』作戦を話している時だけ。
基本的に、この映カ!って、登場人物同士の視線が、あまり合わない画角が多い。
岡家のシーンと893大集合シーンは除いて考えると、カラオケルームや映画を見る部、センチュリーの車内なんかは、全て横並びに座っている為、登場人物の立ち位置関係上としても、視線は合い辛い。
映画軸の狂児は、聡実くんのことを度々、じーっと見るけれど、聡実くんと、きちんと目が合うタイミングは少ないように思うし、目が合ったとしても、聡実くんが居心地悪そうに、自分から、そっと、視線を外している感じはする。
聡実くんと狂児の視線が、きちんと合う=お互いが、お互いの視線を一瞬だけではなく、きちんと受け止め合う場面は、最初のほうの「聡実くんは、イタいとこつくのが〜」のところと、893大集合カラオケ教室で舎弟が♪ワンナイトカーニバル歌唱後、それに対してアドバイスを聡実くんが言う前に狂児のほうを不安そうにうかがうところと、狂児の声質に合った選曲リストを渡し、狂児に「かぁわいいな〜」とナデナデされる前、狂児の「聡実くん」と名前を呼ばれるところと、屋上の『まんじゅう怖い』作戦のところと、聡実くんブチ切れシーン。
あと、聡実くんのほうから、狂児を見つめる場面もあるにはあるけれども、狂児にとっては話し辛かったり、あまり関心がない話題だったりするせいか、聡実くんが、自分のほうを、じっと見てきても、一瞬だけは目を合わすけれど、狂児のほうから、先に目線をそらしている箇所もチラホラ。
映画軸の狂児は、聡実くんが、狂児の存在に対して向けた、心からの無垢なる微笑みを2回、見逃しているところに、聡実くんに親心を勝手に抱いているオタクは、あんな可愛らしい微笑みを見てないなんて、ほんま、アホちゃう?この893の人って思ってしまうのだけれど、狂児は、屋上で光合成してる時も、カツ子で聡実くんの肩を抱いて「ビールちゃうわ!」と上機嫌で言ってる時も、自分の隣に、聡実くんという存在が居るだけで、あの893の人は、心底満足してしまっている気がしなくもない。
39という年齢になるまで、自分の人生を含めて何事にも執着や関心なく、ただ楽な方へと流されるように、要領よく生きてきた男のモノクロの世界が、聡実くんという存在を見つけたことにより、鮮やかに色づき、毎日が、心が、満たされている。
その感覚に初めて陥った男が、その存在を自分から手放すことが、果たして出来るのだろうか。
(不可能だったからこそ、3年後に自分から、聡実くんにLINE電話をしているのだと、オタクは祈るように考えるが、しかし?)
和田くんの聡実くんへの視線と同じように、聡実くんの狂児への微笑みも、狂児は聡実くんのほうを見てはいない。
それでも、自分の隣に存在する狂児の姿を見て、ずっと不安だった聡実くんも、安心したように、こっそりと、はにかむように笑うところが、やっぱり、ほんのり甘酸っぱい感じがして、青春だなと思う。
聡実くんも、自分のなかの狂児への想いが、どのように変化していくのかは、あの時点では全くわからないからこその、素直で、純粋無垢な好意が、キラキラとした眼差しから溢れているみたいで、傍から見ていて、本当に胸が、ギュッとなる。
そんな男に、ハマったら、あかんて…
腕に名前彫って、めちゃめちゃ執着してくるから…(((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル)
◆運命的と霊的な
①運命的
こちらも既に前述の通り、映画軸は、映画独自設定っぽい「天使の歌声」「お告げ」「バイブル」「地獄」という宗教色の強いセリフのインパクトが大きく、その単語チョイスから、個人的にイメージしてしまうのは、その宗教的な感覚での、893の人の自称・運命の出会いというべき、狂児が聡実くんを見つけて、つきまとう流れ。
それこそ、宗教的な概念要素をもって、盲信?妄信?盲目的なくらいに、映画では初めから、狂児からのバカでかい、なにがしかの感情の発露としての矢印が、聡実くんに真っ直ぐに向かっている気がしてならない。
原作では、狂児の独断といえる、聡実くんへの強い視線があり、そこに、狂児のどういう心情が含まれているのかは、こちら側は一切わからないけれど、映画軸では、それに加えて、さらなる高みからの、人智を超越した力を「天使の歌声」「お告げ」「バイブル」「地獄」という単語から感じられてしまうし、それは、まるで「人間ごときでは、抗えない定められた運命」として、狂児と聡実くんの出会いが、より確固たる繋がりとして在るように思えてしまう。
狂児と聡実くんの出会いが、まさに赤い糸…狂児的には紅い糸的な、スピリチュアルなモノによって、以前から、定められていたかのように。(天を仰ぐ)
②霊的
⇒出会った瞬間、雷に打たれたような衝撃を受けたというような比喩表現、または映カ!の2人のファーストコンタクトの演出方法。
関東地方は今年の夏、例年に比べて、本当に雷雨や落雷、局地的豪雨が頻繁で、個人的にpixivの題材として「雷」を使おうとして、なんやかんやと関連事項を検索してたら、情緒がフラフラする記事を、まぁまぁ見つけたので、以下切り貼り。
『基本的に音は、低い音は高い音に比べて遠くまで聴こえるという性質を持っています。
雷の音を思い出すと、「バリバリ」は高く短いですが、「ゴロゴロ」は低く長い時間響いているでしょう。 つまり「バリバリ」と聴こえる場合は雷が発生している地点まで近く、「ゴロゴロ」と地響きのように聴こえる場合は遠くで雷が鳴っていることになります。』
『雷は、人生における変革や覚醒を示すこともあります。 雷は「神鳴り」と表現されることもあり、スピリチュアルの面では「神様からのメッセージ」とも考えられているのです。 つまり、雷は「もうすぐあなたに大きな変化が訪れます」というメッセージ』
『ツインレイとは、元々1つであった魂が2つに分かれた存在です。 2つの魂はそれぞれこの世で命として生まれます。 元々1つだった魂のペアがこの世に存在し、その相手のことをツインレイと呼びます。 ツインレイは魂レベルで繋がった存在ですので互いに引き寄せ合っています。 その為、いずれこの世界で出会うと言われており、その時には互いに惹かれ合って恋人になることが多いです。 しかし、ツインレイ同士が出会うタイミングは人によって様々です。 若くして出会うこともあれば、40歳、50歳、60歳を過ぎて出会うということもあります。その為、今は出会えていなくても諦める必要はありません。 ツインレイとの出会った際のサインと前兆にはいくつかありますが分かりやいものを紹介します。 それは、直感が研ぎ澄まされると悪い変化が起きるです。 直感が研ぎ澄まされるという感覚は男性の方が多いかと思います。 一目惚れとは少し違いますが、出会った瞬間、雷に打たれたような衝撃を受けたというような話があります。』
『ツインレイ(Twin Ray):双子の光/ツインレイは、もう一人の自分であり、魂の結びつきが一番強い相手。 この世にたった1人しか存在しない唯一無二の存在であり、最高の愛を分かち合う「運命の人」。
・この世で合うことはめったにない
・出会った瞬間にわかる
・懐かしさを感じる
・初対面と思えない
・身体的にも似ている所がある
・ほぼ異性の相手である
・乗り越える明確な障害がある
・シンクロが多発する
・家族以上のつながりを感じる
・強く惹かれ合うが試練が連続する
・お互い離れられない
・そばにいないときも一緒にいる感覚がある
・心のつながりを感じる
・半端ない安心感を得られる
・嫉妬心や執着心が大きい
・40歳前後で会うことが多い
親近感や安心感を感じる反面、異常なほどに強く惹かれ合い、執着心や嫉妬心も大きく感じる相手です。 転生する前から出会う状況やタイミングが計画されており、出会うと人生が一変するのが特徴です。 二人の使命は同じで、その責任も同じように受け持ちます。 今生で会わないこともあり、その場合はソウルメイト、ツインフレーム、ツインソウルがパートナーになる可能性が高く、ツインレイに出会うこと自体が奇跡と言われています。』
★ray/光線、一筋の光
《物理》〔放射エネルギーの〕線
〔希望などの〕一筋、ほんのわずかのもの、放射状の構造
《数学》半直線
《天文》〔クレーターの〕光条
《植物》〔頭状花などの〕舌状花
《植物》〔散形花序の〕小花柄
《動物》〔ヒトデなどの〕腕
《魚》〔ヒレの〕すじ
《rays》〈俗〉日光、太陽の光
『spiritual 「スピリチュアル」
スピリチュアルとは、神秘的なことや目にみえない世界のことである。英語のスピリチュアルはラテン語の「spiritus」に由来し、霊的であることや霊魂に関するさまを指す。スピリチュアルの本当の意味は、キリスト教に関連する宗教色の強い言葉である。そのため、スピリチュアルという言葉は世界的にみるとキリスト教に関わる宗教観に根差しているが、日本においては特定の宗教観に結びつくものでないことが特徴だ。 また、スピリチュアルとは、アメリカで民衆の中から生まれた宗教的な民謡のひとつでもある。アフリカ系アメリカ人(黒人)の共同体から誕生し、ブラックスピリチュアル(黒人霊歌)・ホワイトスピリチュアル(白人霊歌)・ゴスペルソング(福音賛美歌)などがある。 スピリチュアルは、科学では証明できないことから「やばい」「怪しい」というイメージを持つ人も少なくない。一般的にスピリチュアルな人とは、霊的なものを感じる人や波動の高い人とされ、恋愛や転職、人間関係などの悩みについて占う占い師や癒しを提供するヒーラーとして活躍している人も存在する。スピリチュアルは、エメラルドや真珠といったパワーストーンや青龍などの神獣、天使などとも親和性が高い。』
🚬狂聡的抜粋🍓
→ツインレイは魂レベルで繋がった存在ですので互いに引き寄せ合っています。(…ほーん)
→強く惹かれ合うが試練が連続する (大変やんby中川さん)
→嫉妬心や執着心が大きい (腕に名前は彫らないで…)
→40歳前後で会うことが多い (まさかの年齢指定)
→転生する前から出会う状況やタイミングが計画されており、出会うと人生が一変するのが特徴です。(綾野“狂児”曰く『聡実くんと出会ったことで、それまでモノクロだった狂児の世界に色が生まれ、世界が変わっていく』…流行りの転生だと、また二次創作が捗っちゃうなぁー)
ん~~?
40歳前後って、ほんとにピンポイントすぎやしませんか??
これって、聡実くん側というよりかは、あの893の人側についての運命的、霊的なモンの説明っぽいな…
聡実くんからだと『ツインレイと出会った際のサインと前兆、直感が研ぎ澄まされると悪い変化が起きる。 一目惚れとは少し違いますが、出会った瞬間、雷に打たれたような衝撃を受け』るという箇所が、映画軸での狂児とのファーストコンタクトで感じられるけど、魂レベルで893の人と繋がってるとか…
えぇー、なん、それ…こわっ…
もう、そんなん、運命的!キャッ(*´艸`*)とか、嬉しがるような、ロマンティックな感じちゃうやん…
魂レベルでつきまとわれる案件って…
ナニそれ怖い…(そっと見なかったことに)