温泉道場の行動規範「実行者たれ」とは|白石さんの朝の会 vol.11
こんにちは、株式会社温泉道場の常務 兼 営業本部長の白石です。
おふろcaféをはじめとした温浴&宿泊施設の経営&運営に携わっています。
これから社会で活躍していく、地方創生・地域活性化というキーワードに関連したキャリアを作っていきたい方、ローカルで起業したい方に向けて、「こういうマインドでいたほうがいいよ」「こういう働き方がおすすめ」といったメッセージをnoteでお伝えしていきます。
今日は、温泉道場のクレド(=行動規範)についてお話していこうと思います。僕たちの会社のスタンスと、最近のニュースなどを見ていて感じたことについて書いていきます。
温泉道場のクレドの中に、「実行者たれ」というクレドがあります。
言葉の通りで、「常に当事者意識を持ちましょう」ということ。評論家ではありません、というメッセージ。
僕たちはローカルで事業をやっていて、実際に土地や建物を持っています。
実際に地方に住んで、事業を行っています。地方創生に関する評論家やアドバイザーではなくて、地域をよくするために自分たちが事業をおこしていこう、ときには自分たちがリスクを冒してでも地域を盛り上げるための活動に取り組もう。
そういったことがこの「実行者たれ」というメッセージに含まれています。
僕は、もともと温泉道場に来る前は、コンサルティング会社でコンサルタントとして働いていました。とても楽しかったですし、学びも多い仕事でした。
ただ、どうしても「コンサルティング」というかかわり方だと、どこまでいってもアドバイザーにしかなれません。
「理論武装して、正しいことだけ言う評論家」と評価される方もいらっしゃいました。
僕は「自分で」もっと観光業にコミットしたいと思っていたので、今の事業会社に転職してきました。
「外部から偉そうにいうのではなく、自分たちで腹をくくってやろう」、それがこのクレドのメッセージになっています。
最近はSNSなどを見ていると、地域おこし協力隊の問題や地方のコンテンツのプライシングについて盛り上がっていたりしますね。
ただ、外からとやかく言う人たちの中に地域のことを思ってなにかをしてくれたり、アクションをしてくれたりする人はそれほどいない。評論家のような方々の話すことが、SNSによって良くも悪くも可視化され、拡散されやすくなったのかなと。
どこまでいっても、やるのは地域にいる人たち。責任をもって、腹をくくって、ときには批判をされて。それでも、「この地域はこうあるべき」という想いをもってアクションしていくのは、その地域にいる人たちです。
「実行者たれ」と、僕たちの会社は考えています。
地域を活性化したい、将来は地元で起業をしたい、と考えている人は、実際にその土地に足を運んで地元の方々に話を聞いたり、実際に移住をしてみたり、「自分だったらこうする」と考えながら日々を過ごした方が、いい時間になるのではないかなと思います。
今自分の目の前にある仕事に対してどうアプローチするか、目の前にいらっしゃるお客様のために今自分は何ができるか。そういったことを考える方が、ずっと有意義だなと僕は考えます。
「実行者たれ」はすごく難しいです。
他人を批判するほうがずっと簡単ですから。
ただ、僕は温泉道場のクレドの中で一番好きなクレドです。かなり難しいですが、このキーワードを大事にしながら、温泉道場は日々事業を行っています。
お知らせ
先日、温泉道場のインターンについてリリースし、受付を募集しました。
今年は「地域留学プログラム」がコンセプト。
留学するように、各拠点で取り組み、その場所の課題にがっつり関わってほしいと思っています。
ローカルで働くことを体感し、ぜひ「どこに行っても役立つ力」を付けていただきたいです。ご応募、お待ちしております!
詳しくはこちら: http://onsendojo.com/21392