社会人ヲタクが初めて小説同人誌のリアイベに挑む話④
第一回はコチラから
このnoteの位置づけ
・同人誌作りも初めて、リアイベ参加も初めてというド素人が一次創作の小説同人誌を作る過程を備忘録的に残します
・時系列にしたがった書き方をしていくので、一覧性、網羅性には欠けると思いますこと、ご了承ください
②STARBOOKSで小説同人誌の発注
「①印刷所を決めよう」編は前回記事をcheck it out !!
②-1まず発注!?
発注と聞いたら身構えてしまう人、挙手。
\ はーい /
中身もよく分かってないのに金銭のやり取りが発生しそうで警戒してしまいますよね。分かりみ。
ですがご安心を。
STARBOOKSさんで言う「発注」とは、
「作る本の仕様を申し込む」ことにあたり、その発注内容に対して入金することで初めて入稿&製本工程に進めるフローとなっている。
そして発注内容(仕様)の変更は、
なんと入稿するタイミングまで可能なのだ。すげー。
もちろん仕様の変更内容によっては、製本工程が当初見積もりより長く必要になるケースもあるので、表紙を豪華にするような変更は早めに連絡するのがベターだろう。
ちなみに、そういった仕様変更の連絡や、そもそもの発注についてはSTARBOOKSさんのWebサイトにて「お客様ノート」という会員ページを開設することで可能になる。
ということでまずはお客様ノートに登録して、分からないなりに発注をしてみようと思う。
今回すずもりが作りたいのは小説本なので……
上図の右下「オンデマンドノベルズ」というセットを選択だ!
発注開始ボタンを押す前に、一応リンク先の「注意点と対処法」に目を通してみる。
……ウン!ところどころの用語が分からない!(笑)
PP加工?斤量ってなんだ??
まあ、ニュアンスは理解できたので、ヨシ!( )
発注画面に移動する。
入力フォームに必要事項を埋めていく。
部数……とりあえず20もあったら充分でしょうっ!
作りたいのは文庫本なのでA6サイズで右綴じ。
文フリ東京用の製本なので、イベント搬入を1ヶ所で登録。
②-2そして現る関門その1。「表紙」
「用紙」を試しにクリックすると……
表紙だけで38種類とは恐れ入る……むしろ「もうデフォルトでいいか」の精神になるくらい多い……!!
初期内容として今のところは
用紙:OKホワイトポスト180K
印刷指定:通常CMYK
表2・3印刷:なし
PP加工:なし
箔押し:なし
で埋めておいた。
表2・3というのは表紙紙の裏側を指していて、PPというのはポリプロピレンによる表面保護塗膜のことを言っているようだ。
今回はカバーを使うので、本体表紙はシンプルで良いだろう。
②-3「本文」&「カバー」
表紙で面食らってしまったが、それ以降はそう難しい項目もなかった。
というか、表紙欄で「今まで未知だった単語」を調べた結果、用語の意味するところをそれとなく理解できるようになったというのが正しい。
本文用紙は5種類。
色味がベージュの「淡クリームキンマリ」or 真っ白の「キンマリ」。
それぞれに紙の厚み違いが用意されていて、数値が大きいものほど分厚い紙という意味だ。
絵柄でなく文字なので、「黒のマット感を優先」で指定した。
カバーについては、
印刷指定:通常CMYK
用紙:ミラーコートプラチナ135K
PP加工:グロスPP (ツヤツヤした保護膜)
で良いだろう。
②-4毎割プラン!?
STARBOOKSさん独自の制度として「毎割プラン」という仕組みがある。
完成の日付に対する規定の入稿日が存在するが、その日付より早い入稿日を自ら設定することで、一日ごとに少しずつ、最大で9,300円値引きしてくれる制度だ。
データチェックが丁寧なのもあって、格段に安いとはいえないSTARBOOKSさんだが、この制度を活用できればかなり印刷費用を抑えられるのではないだろうか…!?
5/21が納品日の場合、5/13が通常〆切にあたる。
これに最大割引が適用される〆日は……
さすがに60日前はしんどいスケジュールだ(笑)
現実的に間に合いそう & 割引率を妥協できるラインは……
うん。この辺りなら。
まごつきながらも間に合わせることができるだろう……!!
というわけで、通常料金であれば37,268円になる今回の本づくり、毎割31の利用で28,258円で一旦の見積もり&発注とします!!!!
次回、「③入稿様式に従った本文データを作る」に続きます……!
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