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青クロコ的第7弾カードレビュー
1.はじめに
本記事では、青クロコダイルユーザー目線で、第7弾の青のカードのみレビューを書いています。青クロコダイル目線のため、他のリーダーのことをあまり考えずに書いていることにご注意ください。また、現状青クロコダイルの人口は少ないです。このカードが強い、この評価はおかしくないか?などの意見がありましたら、ぜひとも教えてほしいです。皆さまの知恵を頂きたいです。
2.評価基準
今回の評価基準は以下のようになっております。
S 現在のデッキに即入るカード、すでに入っているカードの上位互換など
A 採用を検討するカード、単純にカードパワーが高いカードなど
B もしかしたら活躍できるかもしれない、見た目以上にパワーがありそう
C 8パック用、他リーダーのほぼ専用カード
評価基準を明確にすべく、第6.75弾時点の現在のデッキリストを載せておきます。今環境まで複数の型を試してきました。
<速攻型>青クロコ
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戦桃丸で展開しつつ、速攻の4ウソップやライフを手札に加えさせる6ローでライフを素早く詰めていく型です。まだ荒削りですが、動きが間に合わずに負けていた黄カタクリや青黄クイーンなどと良い勝負ができました。今環境では特にヤマト対面で勝率が高かった型になります。
逆に黒系のデッキ相手ではキャラのコストが総じて低いため、効果でKOされやすく、上手く攻めきれないという明確な弱点があり、モリアやペローナ、サカヅキなどには歯が立ちませんでした。
<インペルダウン型>青クロコ
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こちらはメモリアルブースターで登場した<イナズマ>を使いたくて組んだ型です。上手く回れば7イワンコフからのイナズマ、9サンジからの9三ホークと4ターン目、5ターン目の動きを最強にできます。最大の天敵であった青黒サカヅキとも上記の動きがキレイに決まれば勝負になるといった感じです。しかし、上記の動きはサーチをほぼ入れていないこの構築では再現度があまり高くなく、初期手札やドローの要求値がかなり高いことが課題です。イワンコフデッキのように、自分から手札を捨てていくことがあまりできないため、手札に非カウンターが貯まりやすく、イナズマの効果が誘発できないということも多々ありました。改善が必要です。
3.第7弾青のカード
SR
ボア・ハンコック A
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6/8000という優秀なスタッツを持っていながら、CIPで相手キャラ一体をロックすることができます。現在の構築では、コスト8以上のキャラに対して、戦闘で倒すことしか対抗できていないため、このカードで1回分アタック回数を減らすことでライフレースをひっくり返すことができるかもしれません。連打することができれば相手のプランを大きく崩すことができると思います。相手の場の最も高いパワーを持つキャラを止めることで、こちらの場のレストのキャラを守りやすくなるし、4クザンやキャビンディッシュのような強力なアタック効果を使わせないこともできます。9サンジから出てきても嬉しいカードなので、現状素出ししてもそこまで強くなくなってきている9ミホークと入れ替えて使ってみたいですね。
ジンベエ S
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青の多面展開キャラは、これまで戦桃丸やシーザー・クラウンなどを試してきましたが、手札から、出たときにコスト4以下の<王下七武海>という緩い条件でキャラを踏み倒せるレベルはいませんでした。デッキを王下七武海で固めることで安定して2面展開できるため、青黒サカヅキのような除去コンに対して少しは対抗できるようになるのではと期待しています。強力な効果を持ちながらカウンターも持っているのも評価ポイントです。
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現状こちらのハンコックが唯一「コスト4&王下七武海&インペルダウン」になっています。ジンベエとイワンコフの両方出せるという強みはありますが、カードとしてはそんなに強くはありません。入れるとデッキは安定しそうですが、無くても安定する構築を目指すのが目標です。
R
センゴク B
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デッキの安定性を高めてくれる一枚。この手のカードは決して弱くはないのですが、9サンジのためにトップを固めておきたい現構築では気軽に採用できないのが残念です。
サーチカードは、必ずこのキャラを使いたい。このターンにこの動きがしたいなど、戦術の核が特定の特徴を持つキャラに依存する場合は有効だと思います。後2でものすごくジンベエ出したいなら採用するかもしれません。
トラファルガー・ロー A
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4/4000キャラ、2000カウンター、ハンデスと3つの能力を持った器用なカード。七武海であることからサーチに引っかかるし、ジンベエで出すこともできます。起動メインで手札に戻るため、4コス1ハンデス+カウンター2000のイベントのような使い方もできます。正直いわゆる器用貧乏かなとも思いますが、、どうでしょうか?デッキの2000カウンター枠として採用してみて実際の使用感を確かめてみる予定です。
ポートガス・D・エース S
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5/6000ブロッカー&1000カウンター付きは、まあ強いですね。CIPも手札から直接トップへ積み込みが可能なため、9サンジで出てくるキャラのバリューを上げてくれそうです。そうでなくても要らない2枚を下へ送って手札を強くするだけでも十分だと思います。ドレークと交代して使ってみようと思います。
マーガレット B
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キャントリ付きブロッカーということでかなり防御力の高いカード。強力ではありますが、カウンターが付いていないため、後半手札で腐りそうではあります。緑系が簡単にキャラをレストにしてくるし、黒系が低コストを簡単にKOしてくるため、低コストブロッカー自体の価値が低くなっていることも向かい風ですね。コスト2でパワー1000とかなら、、ギリだと思います。
芳香脚 A
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青で初のアンブロ付与イベント。相手の想定を覆します。特徴に七武海を持っているためサーチも可能なのが偉いですね。クロコダイルはリーダー効果でブロッカーを退かすことができるため、必要性は薄いかもしれませんが、お守り用に何枚か採用してみようかなという感じです。
UC
クロコダイル S
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都合5ドンかかりますが、コスト2以下をバウンスできる4/5000です。ジンベエを採用する以上2000カウンターは4コス七武海で固めたいので、試して見たいカードです。パワー5000あるのがありがたい。踏み倒しで出てくると実質1ドンで2以下バウンスになるので序盤の踏み倒し先としてかなり強く使えます。
グロリオーサ B
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サーチ先がデッキにたくさん入らないということで、現状の構築には採用できないカードです。リーダーハンコックでデッキを九蛇海賊団に寄せる構築にフィットしそうなカードですね。
サロメ B
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書いてあることは強いのですが、「ボア・ハンコック」限定のため、青クロコには採用しずらいです。ハンコックでは、こいつを出し入れしてカードを引きながらリーダーで殴っていけそう。
ドンキホーテ・ドフラミンゴ B
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リーダードフラミンゴのリーダー効果を持ったキャラです。デッキの一番上が七武海でないとなんにもできないため、デッキをコスト4七武海寄せなければ毎ターン効果を使い続けることはできません。戦桃丸との比較としては、起動コストが軽い、状況によってはパシフィスタより強いカードを出せるというメリットがありますが、カウンターもないですし、青クロコで輝かせるのは難しいと感じました。カード自体は強いはずなので、青ドフラで暴れてくれるのを期待しています。
虜の矢 A
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1コスで+4000という破格のコストパフォーマンスを持ったイベントカード。コストに自キャラを一体バウンスする必要があるため、状況によっては使いにくい場合ができそうです。4プリンやデュバルのようなある程度軽くてCIPが強いキャラを戻せると良いですね。また、+4000の恩恵を受けられなくなりますが、アタックされているキャラをコストにすることで、KOされずに手札に戻すことができます。パワー+4000で大体守り切れるとは思いますが、、、
C
エドワード・ウィーブル B
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アタック時効果でトップを操作でき、コスト4ということもあって青ドフラで大活躍しそうです。パワー5000ということですぐに倒されてしまいそうですが、1回でも効果が起動できれば十分だと思います。
ゲッコー・モリア B
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5/6000でキーワード能力なしと、スタッツだけみればコモン並ですが、除去コン系デッキに強く出れそうな効果を持っています。「場を離れる場合」なのが偉いですね。4ルッチでこれともう一体が対象に取られたとき、もう一体を効果のコストにすることができるらしいです。カウンターが無いのが残念ですが、キャラがたくさん並ぶような構築だと結構強いと思います。
ジュラキール・ミホーク C
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リミテッドではフィニッシャーになりそうなコモンです。構築ではキツいと思います。
バッキン C
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上手くいけばウィーブルを踏み倒せるカード。ウィーブルはコスト4が2枚、コスト3が1枚あるので、最大12枚投入できるので、フル投入すれば安定してCIPを使うことができそうです。バッキン自身がパワー0と非力でカウンターもないため、手札2枚使ってキャラを実質1枚展開していることになります。キャラを手札に戻すカウンターを上手く使っていけばCIPの使い回しで展開しつつ、カウンターを構える動きができますが、あまり強くはなさそうですね。
ボア・サンダーソニア B
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九蛇海賊団持ちの2000カウンターということで、ハンコックデッキで採用されそうな一枚です。CIPで3以下を戻す効果がコストパフォーマンスが高く強力です。キャラが2体並んでいないといけないため、序盤に効果を使うことは難しそうなのと、実質専用構築にすることが求められるため、青クロコでは厳しそうですね。
ボア・マリーゴールド C
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5/6000で、条件付きボトムバウンスを持ったキャラ。条件を達成するためには構築に制限が付いてしまうため、青クロコでは厳しいですね。新リーダー緑ボニーが青緑ロシナンテのように2コスサーチキャラでアドバンテージを取り続ける戦略を取ってくるなら対策にはなりそうです。
蛇ダンス B
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青ナミに追い風を吹かせているというイベント。「1枚までを、持ち主の手札に戻す。」のため、戻したいキャラがいなければ戻さないことも選べるのもGoodです。コスト2ならメロメロメロウなど別の選択肢もあるため、現状は採用の目処は立っていませんが、今後の低コストCIP持ちキャラのスペックによっては、かなり強力な一枚となってきそうです。
女々島 B
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実質リーダーハンコック限定のステージ。今回のプールならサロメを戻して出し入れしたいですね。
4.おわりに
今弾はリーダーハンコックをサポートするカードが多く、専用構築が必要のため、青クロコでは上手く使えそうになかったのが残念でした。しかし、ジンベエのような新しい戦略を可能にするカードや、エースのようなデッキやコンボの安定性を高めてくれる良いカードが手に入り、確実に強化はされたのかなと感じています。最後にこのレビューを書き終えて考えた新弾のリストを載せておきます。まだ回してみていないので、強いかは不明です。
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非カウンターが手札で腐り、イナズマでドローできなくなることを考慮して、ゴムゴムの雨を採用。また、ジンベエで序盤から展開していきたいため、2000カウンター枠を七武海で固めました。
序盤からガンガン手札を切っていき、薄くなった手札をイナズマで補充していきます。10カイドウを採用しないことで、大きくアドバンテージを得られなくなりましたが、10ドンターンにキャラにドンを付けて殴っていくことが可能になりました。パワー7000のインペルダウン勢を9000にして殴っていきたいですね。現状の構築では7イワンコフ+αの動きへの依存度が高いため、デュバルをバギーにしても良いかもしれません。今後試していきたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。それでは!