青クロコ的【メモリアルコレクション】レビュー
はじめに
本記事は青クロコダイルデッキ使用者目線で書いております。筆者は青クロコダイル以外のデッキを使い込んでいないため、意見に大きな偏りがある恐れがあります。また、趣味として、自分のワンピースカードとの付き合いの記録としても書いていますので、前回のレビュー時のように、テキストの読み違い、勘違いなどもあるかもしれません。ご了承ください。
青のカード全体を見て
今回は「メモリアル」ということで、通常の新弾とは異なり、既存のデッキの強化となるようなカードが収録されているようです。青クロコダイルの持つ特徴「B・W」や「七武海」の強化もありました。
しかし、、発売から2週間以上経ちますが、環境を大きく動かせるようなカードは青には無かったと感じます。元々低かったパワーを上げてくれるカードはあるのですが、環境を支配する多面展開+除去券クロック+リソース回復への対抗には弱いです。次の弾へ期待しましょう。
エドワード・ウィーブル
4/6000というバニラ相当の高スタッツを持ちながら、登場時効果によって1枚引けるため、手札を減らさずに展開できるキャラです。ワンピースカードゲームにおいて、「手札=防御力兼リソース」ですので、手札消費しないという時点でかなり強いと考えます。
気になるところは、カウンター値が付いていないことです。先ほどの「手札=防御力兼リソース」の話で言うと、このカードは防御力の役割を持てず、リソースとして手札にくることになります。そのため、場に出せなくては役割のないカードとなり、死に札と化してしまうでしょう。
このカードが活躍するのは青ドフラミンゴデッキだと思います。トップから踏み倒すことで手札の枚数を増やしながら6000のキャラを立てられます。7弾で来るかもしれない七武海シナジーとの相性も楽しみですね。
プリンス・ベレット
インペルダウンを持ち、手札が1枚以下限定で効果発動をする性質上、青クロコダイルより手札を減らすことにメリットがある他のリーダーで活きそうです。
Mr.1(ダズ・ボーネス)
強いカードだとは思います。上のエドワード・ウィーブルと同様に手札を減らさずに展開できるのにも関わらず、カウンター値まで付いています。2枚引いてから1枚捨てる効果は、トップ操作系カードと組み合わせることで限定的ですがサーチに近いことができます。これでコスト5なのが凄いです。
効果により、トラッシュのイベントの枚数次第ではさらにパワーも上がり、構築によっては5/7000ぐらいで運用できると思います。
パワーを上げる効果が付いているのにも関わらず、素のパワーが6000もあるのがありがたいですね。
使ってみた感想としては、3,4ターン目に出すのは隙が少なく強いのですが、コスト5ということで黒や黄の除去に引っかかりやすく、それらの対面ではすぐに処理されてしまうという感じでした。9サンジからの踏み倒し先としては、手札が増えるため強かったです。とはいえ、イベントを一定数入れた構築でないと力を上手く引き出すことはできないと思います。
イナズマ
手札が2枚以下であれば2ドローと6/7000にしては強力なドロー効果が付いています。強力なのは、2ドローが自ターンの終了時なことです。イナズマが生存していて、条件を満たしている限り、毎ターン2枚引けます。相手に除去が無ければ相当なアドバンテージを稼げるため、かなり強いのではないでしょうか。ただ、手札を2枚以下にすることは当然リスクを負うことになりますし、そもそも青クロコダイルで、手札2枚以下に序盤からすること自体難しそうにも見えます。自身に1000カウンターが付いているので、数枚お守りとして採用してみるのも面白そうです。
ローグタウン
暇なときに出しておけば、ノーコストでドローができます。問題は、「暇なとき」が無いことと、カウンターがなく、手札で腐ることが目に見えていることです。カードを引くよりも先に手札を戻す必要があるのも引っかかりますね。
ハムレット
smile持ちをパンプできます。青のカードとしては珍しい効果です。条件を満たしていればハムレット自身もパワー5000になり、優秀な3コスキャラとして場に出すことができます。現状、青の特殊SMILE持ちが同弾収録のフォートリクス以外に無いため、青単で活かすことは難しそうです。
フォートリクス
3/5000のバニラです。特徴百獣海賊団を持っているため、特徴を寄せたデッキにする場合、採用の可能性があります。現状、3/5000バニラキャラは何かしらの踏み倒し手段が無い限り、デッキに入れにくいため、今後の百獣海賊団強化に期待ですね。
ゴムゴムのチャンピオン回転弾
リーダーが特徴インペルダウン専用カードであり、青クロコダイルとは関わりのないカードだと思います。効果としてはコストを考えると強力だと思います。
わりいおれ死んだ
攻撃されている自身のキャラを戻すことでCIP能力を使い回す&攻撃からキャラを守ることができます。この手のカウンターは条件付きでコスト2~3のものばかりでしたので、コストパフォーマンスに優れていますが、条件を満たさなければ何もしないカードになってしまいます。トリガー効果が非常に強力ですので、黄色などの組むと良いカードかもしれません。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。次の弾もカード評価を書いて行く予定ですが、最近は青クロコダイルに限界を感じつつあります。というのも、カードパワーのインフレにより、昨今は青クロコダイルが戦略上のゴールとしていた相手の盤面を更地にしてデカ物を一体立ててターンを返すということが難しくなったからです。カード1枚からキャラが数枚登場するカードが増え、全力で除去しても何かしらカードが残るようになりました、次の環境ではこれまでの戦略を見直し、一から再構築をしていきたいです。それでは!
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