【ジャグラーシリーズ】 ぶどう抜きと先ペカ時の中押しに関する網羅的なそれ。
周囲のジャグラー打ちの中で、きちんとぶどう抜きをしている人でも、何が何コマでどこに停まったらどう、という事をきちんと知っている人が意外と少なかったり、間違えて覚えている人が多かったので、アプリを回して制御を確認するなどしてまとめました。
中押ししまくったので、ついでにぶどう抜きと同じく中押しをする先ペカ時に有用な知識かと思い、中押し時のレアチェリーの制御についても合わせてまとめました。
マイジャグラーⅤのアプリで確認作業をしましたが、レアチェリーの制御を除けば小役優先制御のハッピー以外の現行のジャグラーシリーズも同じ考え方でOKです。
知っている人にとっては釈迦に説法ですが、まずはぶどう抜きの手順のおさらいです。
基本的なぶどう抜きの手順1
❼を中リール上中段の2コマ目押し
❼が上中段に停止したらぶどう濃厚なのでボーナス図柄を避けて残りのリールを停止させる
❼が下段までスベったらハズレかリプレイなのでそのまま揃える
基本的なぶどう抜きの手順2
中押しで❼を狙う
上段に❼が止まったらぶどう濃厚なので、ボーナス図柄を避けて残りのリールを停止させる
中段に❼が止まったら、左リール上段あたりに❼を目押しする
左リール上段に❼が停止して、下段にぶどうがテンパイしたらぶどう濃厚なので、ボーナス図柄を避けて右リールを停止させる
中押し時のフラグ別の制御
ここまでは広く知られている事ですね。
続いて中押し時の制御をフラグ毎にまとめたので、基本手順を踏まえてご覧ください。
押し位置別の各フラグのスベりコマ数
左側が❼を中リールのどこに押したか、結果フラグごとに何コマすべって❼が枠内のどこに停止するかという表となります。
停止位置別の各フラグのスベりコマ数
❼の中リールの停止位置ごとに何コマ滑りだと何のフラグの可能性があるかという表となります。
制御を踏まえてまとめ
ご覧の通り、中リールの2コマ目押しが出来ていれば、上段に❼が停止した時点でぶどう、中段に❼が停止した時点でチェリーorぶどうが確定します。
ですので、本来なら中リールの上中段に❼が停止したら、次にするべきはチェリーのフォローと❼を避ける事となりますが、この辺の認識が曖昧で、目押しに不安が無くても、なんとなく次に左に❼を狙ってしまう人が多いように見受けられます。
小役が確定しているのに、左に❼を狙うのは小役を取りこぼすリスクを上げるだけです。
中左でぶどうがテンパイした後、うっかりボーナスを揃えてしまうリスク、左リール中下段に❼を押してしまい2リールで取りこぼしを確定させるリスクです。
左に❼狙いはやめた方が無難だと感じています。
おそらくは中リール中段に❼が止まったにもかかわらず小役非成立という事が何度かあって、左に❼を狙う手順を選択している人が多いのだと思います。
その場合、ハズレ時に❼を枠上に押してしまっている(あるいはもっと早いか)という事なので、目押し精度の問題になってくるのですが、そうすると目押し精度の低さ故に選択した手順なのに、目押しを成功させなきゃいけないリールを増やしてしまっているというパラドックスが生まれます。
出来ることなら中リールの2コマ目押しにそこそこ自信が持てるように練習するのが良いのかなと思います。
とは言え、私も最近では全然ミスらなくなったのですが、ジャグラーを打ち始めた当初は、中段に❼が止まったのにぶどうが揃わないという目押しミスをしばしばしておりまして。
少し遅めを心がけると、だいぶ改善されるかと思います。
通常時から時々中押しして練習しておくのが良いと思います。
3枚がけでも1枚がけでも制御は同じです故。
ただ、好みの問題もありますし、中リール中段❼が停止した後、どうしても左に❼を狙いたい場合、🤡付きの❼だと上段〜枠上の2コマに狙う必要があります。枠2コマ上だとぶどう非成立時でも❼が上段に停止してしまいます。
しかし🔔付きの❼の場合、枠2コマ上でもぶどう成立時のみぶどうのテンパイ形を作ってくれますので、こっちを狙ったほうがいい気がしますが、目押し精度に不安があるのに❼を見分けて押すというのも、やはりパラドックス感がありますので、通常時から時々中押しして練習しておくのがいい気がします。
先ペカ時の中押し
さて、ぶどう抜き時同様、中押しするシチュエーションと言えば先ペカです。
先ペカ時は中押しして、単独かチェリー重複かを判別して、単独であれば即座に揃えるという方が多いかと思います。
中リールの2コマ目押しが出来ていれば、少なくともそれでレギュラーボーナスについては問題無いのですが、ビッグボーナスについては意外と事情が複雑です。
レアチェリー時の制御についてもあわせて書き出してみたのでごらんください。
レギュラーボーナスとは違い、単独成立かチェリー重複かあるいはレアチェリーかを見抜けるかどうかで設定推測精度に大差は出ないので、気にしなければそれまでですが、知っておくと少しだけ楽しいかもしれません。
アルファベットのAとかBとか書いてあるのが全部レアチェリーですが、レアチェリー成立時の制御が一種類では無いという事がわかりますね。
一応レアチェリー6種類をざっくり紹介します。
レア役A・レア役B
2つあるチェリーの内の片方とビッグボーナスが同時成立しています。
目押し位置によって中段チェリーになるか角チェリーになるか変わります。
反対側のチェリーを狙っていた場合、単独ボーナスのような停止形になりますが、バー揃いする可能性があります。
必ずなんらかのプレミア演出が絡みます。
レア役ABP
2つあるチェリーの両方と1枚役とビッグボーナスが同時成立しています。
小役狙いをしていたら基本的に中段チェリーの形になります。
必ずなんらかのプレミア演出が絡みます。
レア役AP・レア役BP
2つあるチェリーの内の片方と1枚役とビッグボーナスが同時成立しています。
中段チェリーにはならず、また連チェリーで光る可能性が高いです。
反対側のチェリーを狙っていた場合、ベルピエロこぼしorボーナスの出目を形成する事が多いです。
バー揃いする可能性もありますが、レア役A・レア役Bに比べて揃う押し位置は少ないです。
レア役P
チェリーが同時成立していない一枚役ですが、便宜上レアチェリーと呼びます。
ベルピエロこぼしorボーナスの出目を形成することが多いです。
ザックリとレアチェリーを紹介しました。
中押し時に上段にビタ停止したら、レアチェリー6種類の内、4種のどれかである事が確定します。
ただ普通のチェリーと違って、2つのチェリーの内の片方しか成立していないので、成立していない方のチェリーを狙ったら何も揃わないので、そのまま❼を揃えてしまっても、期待値的にはあまり変わらないのかもしれません。
趣味的な打ち方としては、左リール上段に⑤番チェリーをビタ押しして、チェリーか1枚役を取得しに行くという選択肢もありですね。
4コマスベってピエロが上段に止まったら1枚役取得チャンスですが、1枚役の重複していないレア役A(⑭番チェリー+BB)でも停止するので、右を狙ってみるまでわかりません。
また❼を中段に押した場合、下段までスベって単独成立と見分けがつかなくなります。
残りのレアチェリー2種の内、左から押すと基本的には中段チェリーになる、レア役ABP(⑤番チェリー+⑭番チェリー+1枚役+BB)のフラグは、中押しすると❼が中段にとまって普通のチェリー重複と見分けがつかなくなりますし、左リールにも中段チェリーは停止しません。
また左から押すとベルピエロこぼし目を形成しやすいレア役P(1枚役+BB)は中押しすると単独ボーナスと同じ制御となります。
私はそれらが趣味とか見栄え的な意味でもったいなく感じられて、先ペカ時も順押ししておりますが、時間効率もメダル効率も低下させているだけですので、あくまで趣味の話となりますね。
ビタで中押ししてもレアチェリーであると判断できない事もあるという事だけご留意ください。
また、ぶどう抜きの話とかぶるのですが、中リール2コマ目押しがきちんとできていない場合、ぶどう抜きの精度を下げるばかりか、🍒重複を単独成立だと誤認してしまう可能性が高いです。
単独レギュラー確率に設定推測の重きを置いていて、尚且つぶどう抜きが不得手という方は先ペカ時でも順押しするのが無難かと思います。
先ペカレギュラーは🍒重複が多い気がしてますし。
これも、気にしなければそれまでの話ではあります。
一応出来る順押しぶどう抜き
実用的な話ではありませんが、順押しでもぶどう抜きは出来る。
順押し時の左リールに❼を狙った時の制御を書き出しました。
ご覧の通り、ベル付き❼を上段から枠上3コマのどこかに押して、スベリを見れればぶどう成立の当否が判別できます。
実際にやるとすればベル付き❼を上段にビタ押してそのまま止まればぶどう……と言う事になるかと思いますが、🍒の可能性もあって無駄にはずすこともあって、実用的な事じゃないので、まあ与太話ですね。
割と現実的な逆押しぶどう抜き
更についでですが、逆押しでもぶどう抜きできるようでした。
テーブルをご覧ください。
手順は
・右上段に❼をビタ押し
・ビタ停止 RBをそのまま揃える
・1コマスベり ⑦を避けてチェリーかぶどうを取る
・2コマスベり BBをそのまま揃える
・3コマスベリ リプレイ🔔
・4コマスベリ 🤡
考え方は逆押しフル攻略手順と同じですね。
一枚がけでも一応、ベルピエロの可能性もわずかにはあるようです。
BR種別が1リールで判断できるので、一刻も早く知りたくて、目押しにも自信がある方には良いのかもしれませんね。
それでは良いジャグラーライフを。(了)