ハートが青かったら変ですか？

なぜか分からないけど、ふと思い出した中学生の頃の話を。

学級新聞のようなものを作っていた記憶。
とにかく大きな紙にマジックで文字を書いていた。
そこで見出しの文字の横に私は青色のマジックでハートを描いたの。

そしたらそれを見たクラスメイトの女の子が、「えっ、ハートなのに青って変！」って言い出して。
その言葉が本当に意味が分からなくてフリーズしてる私に、「ハートはピンクか赤でしょ！」と続けるその子。

「へぇ〜そうなんだ」とだけ私は答えた。
当時クラスに友達がいなかった私と、クラスの中心的存在のその子。
何を言っても無意味だろうと一瞬にして感じとった辺りは、我ながら褒めたいと思う(笑)

まぁそんなことはどうでもいいとして。
私はそこまで使ってきたマジックの色づかい的に（ここは青だな）と思って青いハートを描いた。
青だなと思ったのなら、ハート以外のものを描けばよかったのか？

いや、違う。
根本的な問題はきっとそこじゃない。
「ハート＝絶対ピンクか赤」という考え方が私には合わなかった。
だってさ。
💙💚💛💜❤💗💖
ハートって打ったらこんなにカラフルなハート出てきたやん。
別に青くてもいいじゃん、とその時から思っていたし今も変わっていない。

何が言いたいかというと、考え方って本当に人それぞれで価値観もバラバラ。
だからそれを否定するのってどうなのかなってこと。

逆を言えば、「ハート＝絶対ピンクか赤」っていうのもその子の価値観。
それを否定するつもりもない。
あの時、私はとっさに言い返さないという判断をしたけど、それで正解だったと思う。
そしてこれからもそうでありたい。

違う考え方、価値観の人に出会ったら「へぇ〜あなたはそう思うんだね」だけでいい。
それ以上に責めてくる人がいたら、そういう人とは関わらないことだ。

責めてどうなる。
言い負かしたらそれで満足？
そういうことじゃないよね。
人間の満足感って誰かに与えられるものじゃなくて、自分で感じるもの。
いいじゃん、違うところがあったって。
いいじゃん、それでも責めてくる人とは付き合わなくたって。

自分を大切にしてあげられるのは自分だけ。
だからこれからも私は青いハートだって使っていくよ。
そういう小さいところから、自分を認めてあげよう。
可愛いじゃん、青いハートだって。