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笑顔がつなぐ未来へ – My Yer 2024を通して想うこと

「1年間を映像で振り返るMy Yer 2024。」

この1分間の動画には、2023年から2024年にかけて撮影した映像、そして能登での思い出や震災を通じて感じた希望の光を込めています。
※動画は記事の最後に掲載していますので、ぜひご覧ください。

2024年1月1日、15時47分。
家族で車に乗っていたとき、
道路も家も激しく揺れ、命の危険を感じました。
この瞬間の恐怖は、今も鮮明に覚えています。

奥能登 について

能登地震の震災後の様子
2024年1月1日、心が痛むニュースが飛び交う
2023年10月
奥能登芸術祭で訪れた場所


2023年10月、私は奥能登芸術祭を訪れました。
美しい景色や温かい人々との触れ合いは、私にとって忘れられない思い出です。しかし、2024年1月に発生した地震のニュースを聞き、胸が苦しくなりました。
能登で出会った笑顔を思い出しながら、この動画を通じて少しでも元気を届けられたらと願っています。


子供のお便りから学んだこと

 私には大切な家族がいます。
小2の息子から「明日へジャンプ」の成長記録の用紙と別で
能登地震で災害に遭われた"未来へつむぐ"という小さな日記が届いた。

開始早々に涙する妻に薦められ、本を読むことにした

能登半島地震から1年
「未来へつむぐ〜親子の手紙〜」
制作者:石川県PTA連合会/心の教育推進協議会
スマホから鳴る警報ブザーは
我が子もトラウマになりました。
そうだね。
頑張ったご褒美に焼肉に行けるといいですね。
一年生なのに、本当によく頑張った!
泣かずにこらえた6年生は、偉いぞ!
そして、よく頑張ったね!!

あの日見た星空を一生忘れないよ。
この内容を見て、「君は放課後インソムニア」を思い出しました。
能登で見る星空は本当に綺麗だろうな。
子供の頃に出会うその素晴らしい景色は宝物


息子が学校から持ち帰ったお便りには、能登地震で被災した子供たちの思いが綴られていました。その中の一節、『辛い時こそ笑顔が希望をくれる』という言葉が、私の心に響きました。

その一節が、今回の作品「MyYer 2024」を完成させる大きな原動力となりました。


感情と景色を重ねた一年の記録

奥能登芸術祭2023で訪れた場所
塩田千春〈日本/ドイツ〉
時を運ぶ船

石川県に住んでいる私にとって、何気なく目にしていた光景も、レンズ越しに見ると感情が映し出されるような不思議な感覚を覚えました。
写真では一瞬を切り取る技術が必要とされ、映像では根気よく被写体と向き合い、ストーリーを紡ぐことが大切だと改めて感じた1年でした。

今回の動画は、1年間の旅と出会い、そして能登地震を通じて感じた『笑顔と希望』の物語です。
もし同じ状況だったら、僕は皆さんに笑顔を届けられただろうか?

私の映像が誰かの心に希望を届けられることを願っています。
被災された皆さまの、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

2025年1月17日_20:00公開予定


この1分間の動画には、私の覚悟と映像に対する姿勢が詰まっています。
地震を経験し、いま生きていることが当たり前じゃない
家族ともに命の大切を強く感じた1年でした。

この動画が誰かの心に希望を届ける一助となれば幸いです。


最後に


映像を通じて、可能性を広げてくださった皆さまとのご縁に、心より感謝申し上げます。
「前を向いて生きる」。
それこそが、これからの未来に続く力になると信じています。

これからも映像を通じて、笑顔や希望を届ける活動を続けていきます。
次回は、京都グラフィー2025に参加した際に記事をお届けする予定です。

最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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