斎藤元彦氏の四大嘘(他にもあるが)

兵庫県知事の斎藤元彦氏に関する話題が、ますます沸騰中の様相。
それで今回の事態に関する真相を検証してみたら、様々な要因が絡み合っているが、実は斎藤氏の【特殊な悪しき特質】が真の原因ということが判明。
「悪しき」部分の最たるものは、「重要なところで致命的な嘘をつく」という問題。
そして社会のトップに立つような人では、「今までに見たことが無いようなレベルの嘘」ということが「特殊性」。
その嘘の中で、先の投稿で「三大嘘」と言えるものを紹介したが、更に一つ加えて「四大嘘」として改良投稿。
なお現在に近い時期の方が情報が新しく分かり易いと考えて、時系列を遡るために③から記述。
(2025年1月6日 ⓪を追加し「四大嘘」、及び番号を③~⓪の並びに変更)

③選挙期間中のSNS関係の運営主体に関して


多くの皆さんがご存知のように、PR会社の女性社長(「折田楓」氏)が、「私がSNS全般を任されて主体的に運営した」という趣旨の説明を投稿サイト「note」に記事として書いたことから、「選挙違反ではないか」という声が大きくなった(ちなみに本文章もnoteにアップしている)
これに対して斎藤氏は、代理人弁護士に以下のような趣旨の発言をさせて逃げ切りを図っている。
<代理人を務める奥見司弁護士は、折田氏の記事については「『広報全般を任せてもらった』という部分は全く事実ではないと考えている」とバッサリ。「『盛っている』と認識している」とまで言ってのけた>
しかし、これが大嘘であることを示す証拠が、斎藤氏自身の発言として動画で残っている。
(1)折田氏投稿前
11月19日斎藤氏発言
「街頭活動に専念していたので、SNSを見る余裕はなかった」

11月20日に折田氏がnoteに投稿
(2)折田氏投稿後
11月25日斎藤氏発言
「SNSなどについては、あくまで斎藤と斎藤事務所が主体的にやっていた」

➡これが見事なまでの「手のひら返し」であることは説明不要だろう。
動画で証拠が残るのに、ここまで臆面もなく言ってしまえる性質が、今まで見たことが無いと言える特殊性になる。
そしてこの発言は、自分のために粉骨砕身頑張ってくれた折田氏を冷酷に切り捨ている。
実際折田氏は、1ヶ月以上経っても表に出て来れない状態が続き、大きなショックを受けていることは間違いなく、精神面の具合いが危惧される。
さらに折田氏が社長として、心血を注いで築き上げてきた会社が、もはや今後の仕事ができなくなる状態にまで追い込まれていて、斎藤氏によって人生を狂わされていると言っても過言ではない状況。
それでも斎藤氏は、「折田氏と連絡を取ると口裏合わせをしていると疑われかねない」などと(言い訳を)代理人弁護士に言わせて、一切連絡を取らず、窮地に追い込まれている折田氏に対して全くフォローしようとしていない。
余りにも冷酷な酷い仕打ちとしか言いようがない。
ここまでやる人は、なかなか見たことが無く、その性質が今回の事態全般を引き起こした潜在的な最大原因と見るのは妥当な推測ではないか。

②第三者委員会設置の進言に関して


今回の事態を引き起こした直接的な間違いとしては、告発文書を入手してからの対応として、「第三者委員会を設置しての調査」をしなかったことにある。
「斉藤知事自らに向けられた告発が含まれているのだから、それの真偽判定を自らで行うことは適切ではない」という、常識的な判断を斎藤氏は無視して処分に走った。
その間の経過は長くなるので省略するとして、常識的な判断だから、周囲は斎藤氏に「第三者委員会設置」を複数の人が進言していた。
ここでも斎藤氏の嘘つき体質が出るのだが、それらの複数の人からの進言を「聞いていない」とずっと言い続けている。
しかし、最側近だった「井ノ本 前総務部長」(いわゆる「牛タン倶楽部」メンバー4人の中の一人)が、公開された10月25日百条委員会の録画において、「斎藤知事に第三者委員会を進言したが聞き入れられなかった」と明確に証言している。
結果的に、最側近による重要な直接進言を覚えていないはずはなく(仮に一時的に忘れていても問題になれば思い出す)、「聞いていない」は全くの嘘。保身ばかり考えている。
更に、この時の井ノ本氏の証言は他の問題にも及ぶ。
下図にあるように、井ノ本氏は斎藤氏に従うのに疲弊したからか、「(一緒に)辞めるように知事に進言した」際には、「そんなに大変だったら”メンタルヘルス”へ行け」と言われ、拒否されたとのこと。
結果的にパワハラの方の問題にもなって、実際井ノ本氏はその後、精神的不調に陥って休職している。
そして丁度その休職中の時期に百条委員会が本格化し出したので、井ノ本氏は出席できず証言が得られて無かった。
つまり、「パワハラは無かった」と言う人も多いが、井ノ本氏のように精神的不調になって休職・降格にまで追い込まれる斎藤知事の言動は実際にあった。
更に、この10月25日証言自体も「やり直し選挙に影響を与える」からと、選挙終了まで公表されなかった。
そのため話題に上らず、選挙後は選挙違反の方が盛り上がってしまったので、このパワハラまがいの斎藤氏の言動に関する証言は結局殆ど取り上げられていない(先日公表された「公益通報委員会」の報告も、この井ノ本氏証言は調査期間外となって入っておらず、パワハラの有無判定の対象には含まれていない)
このように偶然が積み重なったために浮上していない斎藤氏の問題は多く、「偶然に助けられている」面が多分にある。

①発端になった3月27日記者会見での斎藤知事発言

3月27日知事会見での斎藤氏発言
本人も認めていますが、事実無根の内容が多々含まれている内容の文章を、職務中に、職場のPCを使って作成した可能性がある、ということです>
(筆者注:「本人」は告発者の局長)

斎藤氏の誤魔化し手法
(1)本人も認めていますが、
(2)【事実無根の内容が多々含まれている】内容の文章を、
(3)職務中に職場のPCを使って作成
→局長は、(3)は認めたが、(2)は認めてないのに、(1)で一括りにして本人も認めた」としたのは斎藤氏の虚偽(嘘)
(意識的か無意識かは判然としない面はあるが)重要な点を混同させようとしていると見える。
斎藤氏は局長自らが「事実無根・嘘八百の文書を作成した」と認めている方が、斎藤氏の望んだ早期の懲戒処分に持ち込みやすいという思いがあったと推測され、これが今回の未曾有の事態の実質的スタートとなった。
なお、無意識にこのような嘘がつけるのだとしたら、斎藤氏の心の闇は更に深くなる。
⓪最初の3月21日協議で原田部長から「コーヒーメーカーを受領して返却を忘れていた」との報告があったのに、「記憶にない」とずっと否定したまま
➡同協議には斎藤知事と、いわゆる「牛タン倶楽部」の4人(片山・小橋・井ノ本・原田の各氏)が出席していた。
斉藤氏以外は「原田部長から報告が有った」ことをと百条委などで証言。
しかし斎藤氏は「コーヒーメーカーが未返却だった」ことを知ったのは、4月15日に読売新聞からの取材事前報告が有った時としている。
余りにも他の出席者と認識が違う。
発端になった協議での重大な食い違いであり、百条委でも「偽証」とする可能性があると思われる。

以上










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