アルパラ完全体への道BOCを終えて

先日、BOCに参加された皆様お疲れ様でした。まさかのあのデッキが優勝することになるとは…と思いましたが、皆様楽しめましたでしょうか？
チャンピオンシップの予選も始まったみたいですが、私はBOCで疲れ果ててしまったので、しばらく落ち着いてからにしたいと思ってます…なので、今回使用したデッキを振り返って行きたいと思います！

デッキレシピと採用カードについて

シャック青グッドスタッフの正体

このデッキの契約カード。
ドローが足りず思うようにカードを引けないランポにせずシャックを軸にして、引き込めれば強い制限カードを大量投入出来るようになった。このデッキの核。後半やることが少ないのと、初手の一枚で充分なので一枚。

シャックが魂状態になった時やドローが足りない時に使うカード。
リーサルが組めるかもしれないときはソウルコアを温存し普通に召喚する。
後述の轟魔神とも相性が良いので三枚。

防御札兼繋ぎ。
ヘイトカード(ジャマーや火山)があったりしてシャックであまり動きたくない時に足場になり、少しずつアドを重ねていく。
異魔神つけてコストを上乗せしてファイターに乗せる事が多い。6色なのが優秀なので流石に3枚。

このデッキのメインアタッカー。
バーストに対して比較的弱腰なこのデッキにおいて貴重なカード。コスト4なためジャマーエッジに引っ掛かるものの、異魔神をつければ簡単にケア可能。打点を生成しやすいので、三枚。

このデッキにおいて最もキーとなるカード。
シャック等の手札交換のついでに出てきて追加打点に非常に貢献。このカードが来るか来ないかで勝率は大幅に変わるので三枚。
尚BOCではあまり来てくれませんでした。悲しい。

対バースト要因。特にエレク=ラムやファラオム
クロノの時にも話しましたが、バーストが非常に重たいため、クロノが来なかったり、出しにくい時にはこれで対処。
あとはファラオムにビビって煌臨系を躊躇いたくない。手札に沢山きても困るため二枚。

バースト最強クラスの存在。
これが相手の心理を大きく揺らぐカードであるのは確か。だが、刺さるデッキが少し限られてきたり、バーストカードなのでシャックで引いたりした時に伏せれないので、枚数が減る事があるかもしれない。あとwbsに標準搭載されているスピッツァーもまたきつい。あれこそホントに刺さるような対面なので…

このデッキのエース。
理想はシャックで一度殴ってから6色スピリットに轟魔神つけて手札のカード制限して4点を叩き込む。
最悪轟魔神さえつけられればレベル2を維持できるので煌臨元とこいつと轟魔神を揃えられればベスト。手札に集まりすぎても困るので、二枚。正直全然引けます。

ジャマー越えるためにいれてみたらめちゃめちゃ強かった。ファイターやクロノとの相性が抜群で基本的に腐る対面無し。それどころか適当に打点を増やせるからゲームスピードが馬鹿みたいに早くなる。少なくとも今は絶対3枚。

とてもただのドロソとは思えない。
ストドロの上位互換。蒼波を破棄した時の効果が初手のフェニルやシーカー除去に有効なので、腐らせるのも申し訳ないので蒼波は増やします。勿論三枚。

自由枠
轟魔神と違い、すぐに手札から放つことが出来て、急ピッチで発車したグリズクラッシュやサルバに乗っけて三点を叩き込もう。
都合の良い7000以下がどれだけいるかをみていれよう。特に対金雲で強い。

コアがカツカツなこのデッキで使える防御札は限られます。
ソウルコアは基本攻めで使うため、守りまで持っとくのは引いてないときのみ。そんなとき都合の良いカードはやはりこれ。オモイカネがやはり重たい。すべての対面に対する完璧な防御札と言うわけでもなく、ランポ対面どうしても腐り、ターンに一度しか覇道出来ないため、二枚。

耐性は強い。
ジャマー回避枠のための異魔神枠を一つ増やし、持っておける様にしておきたい。
地味にありがたい青軽減。Mark.06や契約煌臨系への対策。
ただ5枚ある制限カードの中だと轟魔神と喧嘩する事が多く、捨てる事もある。

サルバνジークは犯罪

私はこのカードの認識を誤ってました。もしPart1を見てくれてる人がいるならはっきりいいます。
そこで僕がこのカードにうだうだ言ってたことは全て忘れてください。
引けたらほぼ勝ちです。どんな不利対面も不利盤面もこれ当てられたら一発でひっくり返ります。(赤白は例外)
使えるうちに使っておきましょう。

最強カードの一つ。
このカードが着地したら後はデッキから轟魔神出してレベル上げて終わりです。特にサルバでコア枯らした後にこれも持ってたらもうゲームが一瞬で終わります。後手1でコアもスピリットも無くして五打点生成とかもう人間じゃない。
ただ時間がかかりすぎると強さを発揮しにくいのには注意。そして合体してないと耐性無いのでMark.06は効きます。注意。

説明する必要が無いように思えるほどのパワーカード。一枚で出来ることが多すぎて近いうちに禁止になりそう。
ただ、どのアクション起こすにしろコストがいるのでご利用は計画的に。

文句無しの最強カード。
轟魔神とあわせたら最高レベルになるからコア関係無しにコア回収出来てアルケーに繋げるも良し。サルバやνジークとチェンジして再利用するも良し。更に、異魔神つけたスピリットは自動的にコストが上がるからこいつの出番。本来のコスト参照じゃないの強すぎ。あと、このカードはお守りじゃありません。使うタイミングを逃さないように。

デッキの動きについて

このデッキ、やることはとても単純です。

相手に合わせて手札交換や妨害を行いより早く、より正確に打点を揃えましょう。

まじでそれだけです。ただ、相手のデッキによって100点となる手札はビックリするくらい変わってくるので、2,3ターン目までにパーツを揃えて理想の殴り方が出来なければ相手に簡単に受けられてしまうので、もし握るのであれば細かい所にまで目を配れるようにした方がいいです。

このデッキの一番の持ち味は、相手の中途半端な行動に対するカウンター。

例えば、バーストにスピッツァー、創界神に青の世界、煌臨時にMark.06やファラオムを当てて返しで合体してそのまま押しきるというのは勿論、契約デッキは基本的に受けがソウルコア依存であり、攻めるため、アドを稼ぐため、魂状態から呼び戻すため等に消費した隙を見逃さずに一気に押しきるというのがとても大切です。

戦績と、これを使ったわけ

予選

一戦目 蒼波🙆‍♂️
二戦目 wbs🙆‍♂️
三戦目 赤白🙆‍♂️
四戦目 オボロノヴァ🙅‍♂️
五戦目 金雲 🙆‍♂️
六戦目 キャスゴ 🙆‍♂️
七戦目 ひえん🙆‍♂️
八戦目 碧雷グッドスタッフ🙆‍♂️
九戦目 碧雷グッドスタッフ🙆‍♂️
予選12位抜け

決勝トーナメント
一回戦 赤白🙅‍♂️
ベスト16

やってて思ったり、回りをみて思ったのは、ある程度多い山はあれど、これしかいないって言うほどの山は無く、まさに混沌としている環境だというのが伝わります。そんな中、私はBOCの少し前に、SBで対面の人にこんなことを言われました。

普通の蒼波の方が安定して強いからそっち使いなよ

プライドを傷つけられたとか、そんなのでは無く、九回も試合をするのだから、不安定なデッキを使わず、安全な立ち回りが出来るデッキの方が勝ちやすい、といった事を言いたかったのでしょう。しかし、そんなことは百も承知です。カウントを7貯めてガブルシャックで手札ロックして合体して一気に高打点叩き込むのが安定して勝つことも出来るし、相手のカウンターも気にすること無く引き殺せます。私もそう思っていたので、一度直してみました。しかし、普通の蒼波を握ってて、圧倒的に足りないものをいくつか感じ、結局こっちで出ることにしました。
デッキの火力がこっちの方があるとか、そう言うのはおいておいて…

まず、一つ目は自分の好きなやり方で大会に出ておきたいってことです。
超大型の大会で、安定して勝ちたいのはわかります。そう言うデッキが強いです。
が、何度かこのデッキを型を変えて使っていて、とても愛着が湧いていたので、どうしてもこれで勝ちたい、というのがありました。その結果、予選通過でした。決勝トナメで赤白と当たったのは仕方無い。赤白の母数が予想以上だったってこと。
そして、二つ目はこのデッキが一番慣れてるからです。安定するデッキを使えばしっかり回せれば勝てます。回せれば。そう。赤白や蒼波、夜族はそこまで至るのが凄く難しいのと、碧雷や金雲、キャスゴは回りが不安定で上振れと下振れの差がとても激しく、中途半端なメタで詰むのでそういった物に当たる可能性がないとは言いきれず、9回戦うには危険だと感じ、ある程度経験でプレミを減らせて、かつ潤沢なドローソースで器用に戦術を転換することが出来るこのデッキを選択しました。

対面について
個人的に何度かこのデッキを回した感覚にはなるんですが、◎がガン有利、○が微有利、△が五分、✕が微不利、？はまだ未知数となります。

蒼波 △
このデッキが蒼波の劣化であるという考えを抱いている人も少なくないと思うので、はっきりと述べます。
やってることは別にそんなに変わってないので、結局自分のフィニッシュプランをしっかり通せた方が勝ちます。
相手がガブル・シャックまで到達する前に、一気に叩き込んでしまいましょう。
重要カード
青の世界、クロノ、ファイター、氷刃
金雲 ○
BOCに出る上で最も警戒したデッキ。最初はガン有利と置いても良かったのですが、こっちが対策カードを引き込む余裕の無い先行2ターン目で最強ムーヴやられたら止められません。防御手段は少ないものの強力なので、しっかりと用心しておきましょう。
重要カード
ファラオム、Mark.06、シーズグローリー、ファイター
赤白 ✕
バトラーズに出てた頃から急にみるようになったデッキ。先行1ターン目に火山やバチマンを置かれるとキツすぎますが、やることやらずにジリジリとターンを消化してしまうと防御札沢山握られて守りきられてしまうので、倒しに行くなら早いうちに。
今の環境、契約の無いデッキで最も母数の多いデッキだと思われるので、赤白対策のカードをいくつかいれておきましょう。

私は最近こんなカードをいれてます。
バーストの効果が凄い強力で、レベル3の効果をいかしやすく、かつ異合なので轟魔神との相性がとても良い！
特に赤白は鉄壁や連環、テミシといった強力なマジックがシーカーやアマテラスの神託によって手札に加わりやすく、かつ手札保護カードもないので、このカードの刺さりは非常に良いです。赤白がきついならこれをいれてみたらどうでしょう。

最後に
デッキは、環境によって進化を重ねます。このデッキのようなグッドスタッフ系のデッキなら尚更です。今は上手く行かなくても、いつか上手くはまって勝てるようになる日が来ます。(体験談)
今の環境は見るものが多すぎますが、デッキ選択の時点で、試合は始まってます。何かを対策すれば、自ずと割り切らないといけないものもあります。チャンピオンシップの2次予選の権利戦はまだ始まったばかりなので、皆さんがん場ってください！2次予選権利を獲得した人も、そこで勝ち抜く為に沢山試行錯誤して下さい！その積み重ねが勝利への道筋となることでしょう。それでは、次回、多分2次予選に出すか出さないか位だと思ってます。お疲れ様でした！