ウルトラマンカードゲームBttle Spiritsタイアップ記念杯３位デッキ紹介
先日行われたウルトラマンカードゲームBattle Spiritsタイアップ記念杯にて予選2位、総合3位の結果を残しましたので、その時使ったデッキとプレイングについて紹介していきます。（総合1位の人もティガメビウスを使っていたため3位が書く意味ある？と思いましたが、もしも1位の人の解説が出たら「1位と3位じゃこれが違うのか」とか「ここは考えること同じだな」とか比べると面白そうだと思い書くことにしました。）
私はウルトラマンカードゲームから本格的にカードゲームを始めた人間なので、言葉の使い方やプレイングにミスがあるかもしれません。その時はコメントでご指摘ください。
使用デッキ
今回はティガメビウスを使用しました。レシピはつぼんちょさんのnoteを参考にして作りました。
実際に持って行ったレシピがこちら
バニラレベル3メビウスが敏速になっていることと、レベル1対怪獣メビウスが1枚対剛力メビウスになっています。
レベル3メビウスを敏速にした理由は剛力、武装に比べてメタキャラが少ないからです。レベル1対怪獣メビウスが対敏速になっているのは持っていないからシングルのBPが高いから1枚だけ採用しています。
なぜティガメビウス？
当初はティガダイナかデッカーダイナを使用するつもりでした。しかし、BP02の全カードが公開されてから「公式大会というガチ環境でダイナを使って戦うのは難しいのでは」と判断し、周囲のウルトラリーガーと相談してBP02で確実に強化されるメビウスを主体としたデッキで戦うことを決めました。そこからティガメビウスを練習し始め、自分が買った3Boxでヒカリのパーツが揃ったら、メビウスヒカリ。揃わなかったらティガメビウスで行くつもりでした。（シングルを買うにしても、メビウスだけでいいティガメビウスとヒカリトメビウス両方買わなければいけないメビウスヒカリでは経済的な理由でティガメビウスになりました。東京に行くのにもお金がかかるしね）結局開封結果ではヒカリのパーツが揃わなかったためティガメビウスで参戦することにしました。
このデッキのキーカード
このデッキのキーカードは2弾で登場したカードを3枚捨てるメビウスです。
1弾環境のティガメビウスは墓地回収のRRメビウスがキーカードで、初手でいなければティガがゼペリオンまで繋がっていてもマリガンを検討するほどでした。
しかし、第２弾にはもう１枚のＲＲメビウスがいます。
メビウスが環境になった原因その2
レベル2RRメビウスが両方手札にいた場合、2ターン目に出すならこちらです。ダブルのBPが10000あるため、結構な確率で先手が取れます。しかも、捨て札を3枚増やしてくれるので次のターンに「激闘の覇者」の効果を使える確率が上がります。（メビウスヒカリデッキだったら、バニラレベル2ダブルの11000まで引き分けできます。）
メビウス主体デッキが今まで以上に初動の安定感が増した原因ともいえます。
各対面の考え方
VSメビウスヒカリ
今回の大会でも最も多かったデッキです。
大会の前日にhigeさんのメビウスヒカリ使い方動画を見ていたのがとても対策になりました。
ティガメビウスとメビウスヒカリの一番の違いは素の最大火力です。しかし、安定感で言えばメビウスヒカリの方が優れている気がします。実際、メビウスヒカリだったらもうトリプルが3つ並んでるだろうなと思うことがよくあります。
でも！やっぱり！火力が正義じゃないですか！！
ポイントは先手を取りに行くか、相手のリソースを削りに行くか意識することです。基本的に相手はティガの対面に「RRRメビュームナイトブレード」を立てようとしてきます。「ライトニングカウンターゼロ」を使えば勝てますからね。なので、こちらは3ターン目にゼペリオンを出さなくてもいいように立ち回ります。4ラウンド以降はできれば先手は渡したくありません。「宇宙の剣豪」でシーンカードに蓋をされる可能性があります。ゼペリオンの移動先候補としては、最優先は最新ラウンドですが、移動しなくても先手を取れている場合は「ライトニングカウンターゼロ」か「Uメビュームナイトブレード」の対面に移動します。「激闘の覇者」を貼れている場合は起動で先手を取れることが多いので、最新ラウンド以外に移動することが多かったですね。
少し高等テクニックとして、相手がシーンカードを持っていないことがわかっている場合、最新ラウンドの「RRRメビュームナイトブレード」の前に移動することがあります。相手に「RRRメビュームナイトブレード」と「ライトニングカウンターゼロ」の起動を使って先手を取るかどうかの択を押し付けます。他のラウンドでこちらが2勝している場合、相手は起動を使わざるを得ませんので、「手札1枚消費で負けない」か、「2枚消費で次のドローにかける」かの択になります。2枚消費する人はあまりいないと思いますが、消費してくれたらラッキーですし、仮に「激闘の覇者」を貼れたとしても手札が足りない可能性が高いです。先手をこちらに譲ってきたら、シーンを貼るなり煮るなり焼くなりしましょう。
VSティガメビウス
意識することはメビウスヒカリと同じですね。先手ならティガを先に出しちゃってもいいかもしれません。後手なら相手のティガが出てきてからか、相手が「激闘の覇者」で17000を出さないことを確認してからゼペリオンを登場させたいです。（登場させなきゃ負けならもちろん最速で登場させます。）
VSティガブレーザー
ゼペリオンが２回登場しない限り、そんなに怖くないかなと思います。「ライトニングカウンターゼロ」が偉すぎる…。順調にレベルアップできていれば、「SKaRDを作った男」を使われても負けることはそんなにないと思います。後手であれば相手のレベルアップを見てからこちらもレベルアップできるので、慎重に負けない盤面を作りましょう。
VSアーク単
お相手が事故っていたので、勝つこと自体はすんなり行けたのですが、考えることは多かったです。
アーク単は「RRRギャラクシーアーマー」と「RRRアーク」（通称台パンアーク）以外はダブルで運用できるため、油断していると速攻を仕掛けられてしまいます。台パンアークの前では「激闘の覇者」も役に立ちませんので、2枚目を手札に用意しておくか、できるだけトリプルを沢山登場させるようにします。
VS R/B
初見がトーナメントだったので、どう戦うかかなり迷いました。相手は後手を選んだため相手のレベルアップを見てからこちらのレベルアップができないことも嫌でした。
意識したことは3面勝ちの状態で相手の起動フェイズを迎えることです。兎にも角にも相手にリソースを使わせないと、いつ「さよならイカロス」で逆転勝ちされるかわかりません。相手としては後手でも先手でもシーンカードを使えるので、無理に先手を取りに行く必要がありません。負けなければ積極的に起動効果を使わずに、後々一発逆転を狙ってくると思います。
幸いティガメビウスはバフが多く、相手にかける圧力は他のデッキに比べて抜きん出ているので相手に無理やりリソースを使わせる立ち回りを意識します。
マリガン基準
1弾環境ではティガがレベル1からゼペリオンまで揃っていても、レベル2RRのメビウスがいなければマリガンをしていました。
2段環境でも基準自体は変わっていません。レベル2RRのメビウスがいなければマリガンを検討します。ただし、レベル2RRの種類が増えたので、結果としてマリガンする回数は少なくなっています。
具体的な例
こんな手札の時はマリガンしないという例を挙げていきます。
ティガがレベル1からゼペリオンまで揃っている＋レベル2RRメビウス＋メビウス1枚以上
ドローレベル1ティガ＋シーンサーチレベル2ティガ＋レベル2RRメビウス＋メビウス2枚以上
ドローレベル1ティガ＋シーンサーチレベル2ティガ＋レベル1メビウス＋レベル2RRメビウス＋なんでも2枚
ドローレベル1メビウス＋レベル1メビウス＋レベル2RRメビウス計2枚＋なんでも2枚
他に思いついたら追記していきます。
最後に
書き上げるまで思ったより時間が掛かっちゃいました。マリガン基準描くの難しい…。2段環境になって約2週間、ギャラクシーの優勝報告はメビウスヒカリが多い気がします。しかし、アーク単での優勝報告やメビウスアーク、R/Bでの優勝も報告されているので、「勝つためには絶対にこのデッキ！！」とならないところがいいなと思います。メビウス1強と言われるUCGですが、まだ2弾までしか発売されてないし、あのウルトラマンもこの怪獣もまだ参戦してないし、対メビウス限定超強強カードが出ないとも限らないし、皆が見落としているメビウスの弱点が見つからないとも限らないので、気長に色々なデッキを作って楽しもうと思います！
個人的な気持ちですが、円谷にお金を渡しながらゲームを楽しませてもらうという気持ちなので、ゲームを長く続けることを目標に楽しみます！！
画像出典：ULTRAMAN CARD GAME - OFFICIAL SITE(https://ultraman-cardgame.com/page/jp/top)