北海道銀行は惜しかった

もう少しカーリングについて書いてみたい。

これが最新(日本選手権含まない)のチーム世界ランキング、5位のロコソラーレと9位の北海道銀行の差は29ポイント差。中々この差は大きいが、北海道銀行は軽井沢国際カーリング選手権で予選落ちのため、獲得ポイントは2.063ポイントだった。

もし仮に優勝していれば41.25ポイントが加算され、ロコソラーレを世界ランキングでかわして最上位になっていた(準優勝ではギリギリ届かない)。

ロコソラーレは優勝は無かったものの、着実にポイントを稼いでいる。


北海道銀行がランキングを逆転するチャンスは十分あったので、その点においても惜しい結果だったと思う。
もし仮にランキング最上位になっていたら、既に昨年準優勝なので五輪代表決定戦に出場決定となり、左うちわで大会にのぞめたかもしれない。
その状態で今大会の様な好成績が取れたかは分からないが。
ロコソラーレとしては北海道銀行の動向には、かなりヒヤヒヤしていたというのが本音だったのではないか。
もし最上位が取れねば、日本選手権優勝しか無くなり、今回のプレッシャー以上のものがロコソラーレにのしかかってきていたと思う。
今大会は3位以内が決定してから、緊張の糸が切れたのか一気に崩れてしまった。
他者からの期待も人一倍なだけに、かなりしんどい戦いになったと思う。

北海道銀行にとってもう一つ運がなかったのが練習拠点であるどうぎんカーリングスタジアムが去年の2月から10月にかけて改修工事に入り、一切使用出来なかった事だ。
他の専用ホールで合宿の様な形で乗り切った様だけれども、かなり痛手だったと思う。しかし何故この時期にやるかなぁ、というのが正直な所だろう。

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