救急車を呼ぶ必要があるケース
前置き
ココオル代表(丸田勝也)の中学校の同級生「ゆきわ」です。職業は養護教諭(保健室の先生)です。
ココオルの使命は自殺をなくすことです。具体的にどうすればいいか、養護教諭の立場から1つ紹介します。
自殺企図が考えられる場合
私たちは、一般的に起こりうる誤飲・誤食への対応について学び、どのパターンが危険か把握していますが、遺書が見つかるなどして自殺企図が考えられる場合は、大量に薬剤を服用している可能性があるので、全てのケースで救急車を呼びます。
もし、あなたがそんなケースに遭遇したら。
助ける方法
発見時に意識があれば、何を飲んだか尋ねましょう。ほとんどの場合、正直に答えてくれます。
飲んだものの容器や薬品包装があれば集めて、救急隊に渡します。
〈注意点〉
無理やり吐かせたり、さらに何かを飲ませたりしないこと。吐いていたら、吐けるだけ吐かせて救急車を待ちます。
まとめ
①何を飲んだか聞く
②吐きたいだけ吐かせる
③救急隊に飲んだものの容器等を渡す
☆出典☆
月刊『健康教室』2021年7月号
連載「救急処置アップデート」第16回
その他のことについては、こちらで取り上げています。