(創作)仮面ライダーガッチャードデイブレイク第3話蘇る恐怖!絶望の刃!
前回までの仮面ライダーガッチャード
黒い炎に翻弄される黒鋼スパナと、彼の力を利用しようとするグリオンがガッチャンコ!グリオンの手によって、スパナの命が奪われた。
ー拠点の中
スパナの死から1週間後
宝太郎「スパナ、、、」
(宝太郎を心配そうに見つめるりんね。)
ー拠点の外
蓮華が錆丸に武装錬金術の特訓を持ち掛ける。
錆丸「武装錬金術?」
蓮華「そや。うちら、いつまでもお宝ちゃんと優等生ちゃんに頼りきりじゃアカンやろ?黒鋼パイセンの仇やって取らなあかんしな。」
錆丸「うん。そうだね。」
(錆丸も強くこぶしを握り締めて決意。)
ー広場
(ミナトの前に現れたエンジェルマルガム)
エンジェルマルガム「ようやく見つけましたよ、裏切者。」
ミナト「俺を処刑しにきたのか。」
エンジェルマルガム「さぁ、天の裁きを下しましょう。」
(エンジェルマルガムは、ミナトのかつての後輩、錫屋を蘇生)
ミナト「錫屋、、、、やめろぉぉ!」
(ミナトがドレッド零式に変身。)
エンジェルマルガム「さあ、懺悔の時です。」
ー10年前、研究施設
エンジェルマルガムの能力で、過去の出来事の幻影を見せられる
ミナト。
ミナト「あれは、俺?、、錫屋、、、」
(過去)
錫屋「俺は、大物錬金術師になって、普通の人にも錬金術を広めて世の中を平和にする!」
鏡花「いや、掟があるから無理だろ?」
錫屋「だから、そんな掟をぶち破るビッグな夢なの!」
ミナト「お前の夢は甘すぎる、、、けど、嫌いじゃないな。応援してやる。」
錫屋「やったね!絶対だよ?言質とったからね!」
ミナト「はい、はい、、、」
ミナト「この日は、まさか、、ダメだ、錫屋!、、あ、、、」
(現代のミナトの声は届かない)
(過去)
(施設を冥国の三姉妹とマルガムが襲撃。)
鏡花「あれは、マルガム?」
ミナト「いや、ケミーは風雅さんが保管してるはず、、、」
錫屋「俺、風雅先生探してくる!」
鏡花「今日は、スパナが、、、」
(3人は散り散りになる)
ラケシス「あら、威勢のいいクソガキですわね」
(風雅が駆けつける)
ラケシス「あら?この間のイケオジですわ。」
風雅「あの時ケミーを持ち去っていたか。グリオンはどこだ?」
クロト―「グリオン’様’だ。探せるもんなら。探してみろ!」
(クロト―、ラケシスと戦闘になる風雅)
(過去)
(ミナトは、当時風雅と同じく先生であったグリオンに事件発生を伝える)
ミナト「先生!マルガムが現れました!」
グリオン「そうか、、だが問題ない。すぐに収まる。」
(錫屋ら錬金術師たちが駆けつける)
錫屋「ミナト先輩!」
錫屋「先輩から離れてください、あなたは裏切者だ。」
グリオン「何の話かな?」
錫屋「風雅先生が、あなたを止めろって言ったんだ。」
グリオン「裏切者は九堂風雅だ。ケミーを奪い、ドライバーの設計図をわが物にしようとしている。、、ミナト、君はどっちを信じるんだ?」
錫屋「先輩、、、」
(ミナトは錬金術でグリオンを拘束。)
ミナト「話はあとでゆっくり聞かせてもらいます。」
グリオン「選択を間違えたな、ミナト。」
(グリオンは拘束具から黄金のキューブを錬成)
錫屋「先輩、離れて!」
(グリオンにより、錫屋が殺害される。)
グリオン「よく見ろ、ミナト。これが、お前の選択だ。お前が私に施した錬金術が、若者の未来を、奪う。」
(さらに他の錬金術師たちも錯乱され、互いに互いを傷つけ合う)
アトロポス「グリオン様、扉を見つけました。」
グリオン「よくやった。」
グリオン「お前の記憶は消さん。その絶望を、大切に育てておきなさい。」
ミナト「錫屋!錫屋!しっかりしろ!夢をかなえるんだろ?おい!錫屋!、、」
(しばらくして、スパナを保護した鏡花が駆けつけると、多数の錬金術師たちの死体の中にただ茫然と座つくすミナトの姿が。)
鏡花「ミナトくん、いったい、何が?、、、」
ミナト「俺が錫屋を殺した、、、錫屋の、未来を奪った、、、」
(現代)
ミナト「はぁ、は、はあ、ぁ、はぁ、」
(改めて自分のせいで若き命が失われた過去を見たことで絶望するミナト)
錫屋「そうだ。俺が死んだのは、お前のせいだ。」
錬金術師たち「お前のせいだ」
(エンジェルマルガムによって蘇生された錬金術師たちがミナトを糾弾する)
ミナト「うわぁぁぁぁ!」
(絶叫し、変身解除するミナト。)
宝太郎「ミナト先生!」
(宝太郎、りんね、錆丸、蓮華、鏡花が駆けつける)
エンジェルマルガム「懺悔の時間を邪魔させませんよ。」
宝太郎「絶対にミナト先生を取り戻す。」
宝太郎りんね「変身」
(スーパーガッチャードユーフォ―エックス、マジェードサンユニコーンに変身、エンジェルマルガムと交戦)
(グリオンが現れ、かつての教え子のひとり鏡花に目をつけ、ニヤリと笑う。)
(マルガムと戦闘中の宝太郎たち)
宝太郎「九堂!」
りんね「うん!」
(ユーフォ―Xの力でマジェードがワープしながら敵を翻弄、さらに宝太郎がエクスガッチャリバー(アッパレブシドーセット)で攻撃)
宝太郎「よし!今だ!九堂!」
(サンユニコーンノヴァでエンジェルマルガムを撃破)
蓮華「やった!」
鏡花「はっ、」
(グリオンによって鏡花がさらわれる)
アイザック「鏡花さん!」
宝太郎「グリオン!はぁぁぁぁ!、うわぁっ!、」
(サーベルタイガーマルガムが現れ、ガッチャード、マジェードを足止め。ガッチャードはスチームホッパーに弱体化。さらに蓮華と錆丸も身動きを封じられる)
(グリオンの錬金術で拘束される鏡花)
鏡花「ミナト、君、、、あっ。」
(グリオンが錬成した剣で鏡花を刺殺)
ミナト「あぁ!鏡花!鏡花!」
鏡花「ミナト君、、やっぱり君は変わらないな、、、恐ろしいほどまっすぐで、、悲しいほど、、」
ミナト「鏡花!」
グリオン「見ていたか?ミナト、またあの時と同じだ。お前の選択が、無価値な命を一つ、奪った!」
ミナト「うわぁぁぁぁあ!」
りんね「違う!ミナト先生!」
宝太郎「グリオン!」
(吹き飛ばされる宝太郎)
グリオン「一ノ瀬宝太郎。君たちの'先生'は、預かっていく。」
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