(創作)仮面ライダーガッチャードデイブレイク10話 暁の仮面ライダー

前回までの仮面ライダーガッチャード

仮面ライダーの記憶を取り戻した一ノ瀬宝太郎と、世界の秩序を守る錬金術師たちがガッチャンコ!街に溢れる100体のマルガム。錬金術師たちは、世界を守れるのか!?


ー金剛ラボラトリー
グリオン「久しぶりだな。真美。この研究所の所長とは、お前もずいぶん偉くなったものだ。」
真美「!、、グリオン!、、どうして!?」
(真美に近づいて耳打ちするグリオン)
グリオン「お前にもう用はない。」
真美「うっ、、、」
(真美は殺害して先に進むグリオン)

グリオン「ここにいたか、鶴原鍵一。」
鍵一「グリオン!、、、」
グリオン「お前の弟を殺した時に思い出したのだ。お前の研究、私が役立ててやろう。」
鍵一「弟って、お前まさか、錆丸を?」
(アイザック内蔵のタブレットを確認して満足そうに微笑むグリオン)
グリオン「素晴らしい。私が求めていた通りの出来だ。、、褒美をやろう。金色に染まれ。」
(保管されていたカメドーンと結びついてマルガムになった鍵一)
鍵一「錆、、丸、、、うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
グリオン「ここの処分は任せたぞ。」
(強烈な冥国の力で自我を失った鍵一は、そのまま研究所内の人間を殺しつくし、存在を維持できなくなったカメドーンとともに消滅した)

ー街中
宝太郎「はあっ!はぁぁぁぁぁ!はあっ!」
(生身で、ヴァルバラッシャー、エクスガッチャリバーを振りかざしマルガムに挑む宝太郎)
(ほかの錬金術師たちも各地でマルガムに応戦)
宝太郎「あ!」
ユニコーンマルガム「ユニ゛ィ゛!」
(宝太郎がユニコーンマルガムを発見)
宝太郎「九堂、、はぁぁぁぁぁぁ!」
(エクスガッチャリバーにザ・サンのカードを装填、ザ・サンストラッシュでユニコーンマルガムを撃破)
宝太郎「よし!」
(ユニコンを回収)
錬金術師「うわぁぁぁぁぁ!」
宝太郎「ん!?、あ!、、みんな!」
(マルガムに太刀打ちできない錬金術師たちが次々とマルガムに追い詰められていく。さらにそこにレベルナンバー10のマルガムも現れる)
ライオンマルガム「リ゛クシオ゛ン゛!」
ユグドラシルマルガム「ゼェ゛グゥ゛ドォ゛ラ゛シ゛ル゛」
ドラゴンマルガム「ドラゴォ゛ーン゛」
ガイアマルガム「ガイア゛ード」
(レベルナンバー10のマルガムの攻撃)
錬金術師「ぐわぁぁぁぁぁあ!」
宝太郎「やめろ!うわぁ!」
(りんね「宝太郎!」)

宝太郎「ううっ、、くっ、、ああ!」
(ザ・サン(りんね)のおかげで無事ではあったが、気を失っていた宝太郎が目を覚ますと、辺りには多くの錬金術師たちの死骸が)
宝太郎「、ぁ、、みんな、、みんな!、あ!、、ミヤビさん!ミヤビさん!」
(犠牲になった錬金術師たちの中にミヤビを発見)
ミヤビ「、、ぅ、、一ノ瀬、、宝太郎、、すまない、、、世界を、、頼む、、」
宝太郎「ああ、、ああ、、ん?、」
(マルガムに襲われる人々の一人が「仮面ライダー!」を呼ぶ。すると周囲の人々も「仮面ライダー」に助けを求めるようになり、その声が町中に鳴り響き、宝太郎の耳にも届くようになる。)
加治木「助けて!仮面ライダー!」
(ミヤビ「世界を、頼む」、りんね「まだ、一緒に戦いたかった」という二人の声が脳内に反響。さらには、助けを求める人々の「仮面ライダー」を呼ぶ声が聞こえ、自分が戦わなければならないという強迫観念に駆られ、覚悟を決めた宝太郎。すると、両手の指輪が光り、新たな赤色のガッチャードライバーを錬成。)
宝太郎「、、、、変身。」
(肩で息をしながら、無言でユニコンとザ・サンのカードをドライバーに装填。仮面ライダーガッチャードデイブレイクサンユニコーンに変身。)
宝太郎「はぁぁぁぁぁぁぁ!はぁぁぁぁぁあ!」
(空高く飛び上がり、サンユニコーンフィーバーで周囲一帯のマルガムをすべて撃破)
(飛んでくるホッパー1、スチームライナ―、リクシオン、ゼグドラシル、ドラゴナロス、ガイア―ドのカードを無言でキャッチし、変身を解除)
宝太郎「俺は戦う、この、力で。」
(ケミーカードを握りしめ、遠くを見つめながらつぶやく宝太郎。)
(りんね「もう、宝太郎に、私の声は、届かない、、」)

ーグリオンの拠点
グリオン「ふっ、」
(押収した鍵一のアイザックから、ドレッドライバーを錬成。さらにそれが次々と複製されていく。)
グリオン「ついに手に入れたぞ。複製した私の意思をAIで制御し、我が意のままに動く人形、、ドレットルーパー。さあ、待っていろ、仮面ライダー、一ノ瀬宝太郎。人間も、ケミーも、私がすべて支配してやる。」

(そんなグリオンの様子を影から伺う冥国の三姉妹)
ラケシス「、お父様?、、」
クロト―「やはり、何かおかしい。」
アトロポス「グリオン様、、」
(グリオンの不気味な高笑いが鳴り響く。)



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