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子育ての事件は現場で起きている!!

皆さんは、夫婦の寝室は同室ですか?
恐らく子育て世代、乳幼児や未就学児のご家庭の方は、家族皆が一緒の部屋で寝ていたりするのではないかな?と思います。

特に授乳が必要な赤ちゃんの場合、お母さんが夜中の授乳がキツイ時などには、お父さんがミルクを作ってあげたりすることもあるでしょう。

そんな家庭…羨ましすぎます。
というか、わたしも当然ながらそういう家庭になるもんだと思っていました。

でもうちは、里帰りから帰ってきた瞬間から、
旦那→寝室ベッド 
私・子供→和室布団

という生活になりました。

理由は彼が眠れなくなるため、1人で寝たいとのことです。
そして、ミルクは禁止🈲
やっぱり母乳の方がいいに決まってる!というふわっとした、理由で完母に決定しました。
わたしは混合でやりたかった。

完母で育てなくてはいけなくなったため、授乳は母親にしかできない仕事になりました。
ということで、夜の授乳作業も1人で対応することになり、彼は一緒に寝る必要はないとばかりに、1人で寝ることになったのです。

2~3時間おきに泣くので、その度に起き上がり母乳をあげていました。
辛かった。
細切れの睡眠がこんなにツライものとは想像していませんでした。

そして眠い目をこすりながら、朝は旦那のごはんを作る。
そのまま寝ていていいよ。
なんていう旦那ではありません。

わたしが朝寝てようものなら、体を揺すって起こしてきます。

「なんで俺を起こさないの?
俺の飯は?
俺が遅刻したら妻であるお前の責任なの、わかってる?」

そんな風に言われました。

わたしは当時、まだ育休中だったので
『ああそういうものかな?』
と思って、朝ごはんを作り、節約の為に彼にお弁当を作っていました。

授乳が必要なくなっても、うちの子は夜驚症?みたいな症状があって、夜中に突然叫ぶ為、私はその度に起きてしまっていました。

もちろんハードな喚きの時は旦那も駆けつけてくれますが、少しの喚きは別室の彼は当然聞こえず、わたしが対応していました。

わたしが仕事を再開してからもその生活が続きました。
夜驚症で睡眠不足。7時間ぶっ通しで寝れたことは出産して5年間はありませんでした。
復帰後お弁当作りはもうできないと思って作らなくなりました。

でもそんな状況でも、また彼からとんでもない要求をされます。

「朝の準備がうるさくて俺が起きてしまうから、静かにやってくれ。」

彼の出勤時間は、わたしより遅めでしたが、
朝は俺は起きられないからと、保育園の送迎も拒否。手のかかる保育園児の朝の準備もやってくれたことはありません。

わたしはイヤイヤ期全盛期の子供の機嫌を、毎日取るべくあの手この手で着替えなり、朝食を食べさせたりしていましたが、それがうるさくてたまらないというのです。

いつも協力できなくて申し訳ない。
ではなくて、もっと静かにできないのか?という
文句でした。

わたしはなんとか幼児の子供が、うるさくならないように、朝はEテレを見せて、子供がテレビに集中している間に、ごはんを口に運び、洋服をパパッと着替えさせていました。
これが一番、子供が静かになすがままになっていて良い方法だと思っていたんですね。

でもたまたま朝起きた旦那がその現場を見た瞬間、
「は?テレビ見せながらごはんとかどういう教育させてんだ。即刻やめろ。いつもこんなことしてたのか?」

と言ってきたんです。
もうわたしはブチ切れ。

手は出さないわりに、正論ばっかりふりかざす!!
あの時、テレビドラマの「踊る大捜査線」の名言が頭の中でリフレインしていました。

「事件は会議室で起こっているんじゃない!現場で起きているんだ!!」

彼は子供の教育にはとても志の高い人です。
でも、実行、運営していくのはいつも母親の役目と言ってきます。

本当に完母にしたいなら、お前が母乳やれ。
テレビに頼らない教育したいならお前がやれ。
わたしに押し付けてくるなと思っていました。

でもそんな事いうと
「お前は子供が第一と思えないのか?自分より子供の事を考えろ」

と言われます。

わたしは出産の時に母親に言われてた言葉がありました。
その言葉が頭をよぎります。
この言葉には、賛否両論あるかと思いますが、男性からは絶対に出てこない言葉だなだと思った事があります。

「子供も大事だけど、自分を第一に考えなさい。赤ちゃんが多少泣いていても、ほっといて自分のごはんをきちんと食べなさい。
赤ちゃんはそんなことで死にはしない。

手作りの料理が大事だと思って、毎日頑張るのはよしなさい。手作りごはんより手抜きの惣菜でも笑ってる母親の方が子供にとってはいいから。
救助する人もまず自分の身の安全を確保する。安全を確保してから救助する。そうしないと共倒れになるでしょ。」

そんな風に言われました。

その言葉は、やはり子供のわたしを気づかう母の言葉なんだなと、思いました。

理想ばかり高い旦那からは絶対に言われないセリフです。

旦那と母の言葉で葛藤するわたしです。



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