みきママの離婚について思う事
料理研究家のみきママが離婚してしまいましたね。
みきママは、3人の子どもを持ち、簡単な時短レシピなどを、本やブログで紹介していたお母さんです。
わたしもブログはヤフーに上って来たときに時たま見ていました。
家族の食事はフライパンとか鍋とかをそのまま出して銘々が取って食べるスタイルの食事。お子さんが3人もしたら確かにそっちの方が効率がいいかもしれませんね。
そしてお子さんはなんと開成高校→東大
という超エリートコース。
自身も去年から大学に管理栄養士を目指して、再度通い出すというすごいバイタリティがらある女性。
わたしはみきママスゴイな〜と思って見ていました。
仕事もして、大学も行って、3人の子どものサポートもして、美味しい料理作ってと。
わたしには到底できることでは無いと尊敬の眼差しでみていたんです。
長男の東大合格も数週間前に発表していて。
きっと良い家庭環境なんだろうなと…。
しかし突然の離婚の報告。
えっ??
絵に描いたような理想の家庭じゃなかったの??
わたしは混乱。
ヤフコメを見てみると
「お金があれば旦那はいらないもんね」
「妻の成功に旦那が耐えられなかったのか?」
とかの意見がたくさんあった。
お金が自分で稼げるようになって、旦那と一緒にメリットってなんだろう🌀
子どもも養えるくらいの財力があるのならば、わざわざわざ結婚という選択肢をとらなくてもいいんじゃないかな?
と思えてきた。
もちろん我が家の場合。
家事を全くやらない旦那。
趣味にお金を使いまくる。
わたしは女であるというだけで、家の為に、ご飯を作って、洗濯して、お金も稼いでいる。
『女だから家族の為にやるのは当然、だって家族の為に自分を犠牲にするのが良い母親のモデルケースでしょ?』
という協調圧力がある。
わたしは別に家事が好きなタイプではない。
家族の世話をやってあげるのが生きがいなタイプでもない。
でも家事をやっているのは、女だからだ。
女だからやっている、ただそれだけだ。
社会の圧力に負けている。
彼の給料の方が高い。(もちろん高給取りではない)。
彼も俺の方が稼いでいるというのが、確固たるアイデンティティだ。
彼はニュースで離婚の話を聞いたりすると、
すごく不機嫌そうになる
「離婚をするなんていうのは、子供の事を考えていないからできるんだ。親の我慢が足りないんだ」
という。
わたしはみきママのニュースを見て、正直羨ましいと思ってしまった。
我慢って何?
離婚せず我慢してるのって女側じゃない?
もちろんそういう家庭じゃないもあるとは思うけど、今までの時代で離婚が少なかったのは、女が我慢してたからだ。
女がもっと自由になっている現在は離婚率は上って当然なんだ。
男が女を無意識レベルで下にみてる。
だからわたしは、離婚率が上って、本当に良い世の中になってきたんだと感じている。
それだけ女の人が自立してきて、旦那に経済的にも精神的にも依存しないでも生きていける世の中になってきた証拠なんだ。
だから旦那の
「最近の離婚が多くて、嫌な世の中になったな」
というセリフは気分が悪くなる。
「昭和の時の様に、女が我慢していればいいのに」
と聞こえてくるからだ。
わたしは女が自由に離婚できるこんな世の中がいい。
そうすれば男もいつも好き勝手にはできなくなる。
妻に寄り添う家庭が増えてくるんじゃないかと思う。
みきママの離婚でそう思った。