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V1 為になる本 『7つの習慣』

by Steven Covey(ユタ州Solt Lake City 1932,Oct.24生
初版1989年英語版  日本版は1996年

2023年 2月16日 某広告代理店の次長に再会。
「7つの習慣」のお話が出た。20年以上も昔の本だが日本中の経営者が愛読したと記憶している。
(後日調べたら世界で4000万部、日本でも240万部売れたらしい!)

久しぶりに再読した。
個性主義重視の今こそ世の経営者・事業家
未来を担う若者たちが根底に据えておくべき
考え方だろう!

思考アルゴリズム(考え方の習慣)の参考書であると
共鳴。

活用方法を含め要約したのでお贈りする!
追)再読をお薦めする。

                  2023,Feb. 16th
                                        JCL未来塾 kentakunte


「7つの習慣」 ー簡約ー

【Main Phrase】

「個性主義ではなく人格主義が成功の条件」

No,1~3 私的成功の習慣
  成功とは人の成長のこと 
  成長の段階は「依存」=「あなた」が主語
        「自立」=「わたし」が主語
        「相互依存」=「私たち」が主語
  ★私的成功とは「依存」⇒「自立」をいう 

No,4~6 公的成功の習慣
  ★公的成功とは「自立」⇒「相互依存」をいう

No,7 再新再生の習慣
  再新再生とは人は放っておけば
            どんどん劣化する!


  ★ゆえに、長期的、継続的に4つの側面の
  「刃を研ぐ」こと

  4つの側面とは
  肉体的に  バランスの取れた食と運動
  知性的に  自己啓発、読書など
  精神的に  リラックス・自然との解け合い
  社会的に  人間関係、地域コミュニティの関わり        

【習得実践のPOINT】

 No.1 主体的であること
 No.2 終わりを思い描くことから始める
 No.3 最優先事項を優先すること
 No.4 Win-Winで考える
 No.5 まず理解に徹し、そして理解される
 No.6 シナジー
    (全体の合計は部分の総和より大きくなると
      いうこと)を創り出す
 No.7 刃を研ぐ(再新再生のプロセス)


★「7つの習慣」活用の仕方を下記したのでご参照頂ければ幸いです。

〇人は多面的な性格を持つという事実
 ・公人ーー社会の中で常識という秩序を守り、
       かつ、守られている
 ・属人ーー組織の一員として規定を守り
       VISION実現に励む
 ・私人ーー家庭や家族の一員としての立場。
       親として子供として責任、
         そして充足を求めている 
 ・個人ーー自己中心的であり欲求を満たそうと励む

〇それぞれに目標があり、したい事、出来ること、
 すべきことがある

〇ヒトは成功
  (物質的・精神的・社会的・経済的充足)による
  生き甲斐、働き甲斐、納得、役立ち、幸福に生きる   
  を目指している

〇その成功の道程が「7つの習慣」

〇個性主義ではなく人格主義を重んじて、
  意識の移行、習慣化で実現可能
 (習慣化とは、仕組みの移行を意味する)

〇 人格主義を実践する仕組みが「7つの習慣」

余談ですが、JCL未来塾のPlatformは、相互信頼のNETWORKの環境の中、共創・共育・共智そして共有による現実社会および未来社会での成功を目指す、進化するPlatformです。(MTS=Mutual Trust Society)


★多面的性格であってなお、共通の成功条件が
  人格主義であることはまったく納得できます!!!
※人格主義の要諦は 仁・義‣礼・智・信 の
  五常の徳(孔子・孟子)と心得ます
※My VISIONを持ち、特徴を長所に変えて刃を研ぎ、
  地球人として役に立つ意識と実践が人格主義
   に基づくpersonal Brandそして実行のための
    優先順位の基準が成功を約束します!

 さらに、、
  〇相互信頼のMTS NETWORKの存在
  〇科学技術の急速な進歩が後押しをするはずです!

                2023年 2月16日                             
           JCL未来塾 塾頭 志水 堅治

人格主義について五常の徳(儒教:孔子・孟子の教え)から引用した。 仁・義・礼・智という本来人間に備わっているとされる4つの徳に信を加えたものである。人格を主義とするまでに高め、堂々と生きる一助となれば幸いである。


仁は人間が守るべき理想の姿。自分の生きている役割を理解し、自分を愛すること、 そして身近な人間を愛し、ひいては広く人を愛することである。単純に情け深いのではなく (単なる同情ではなく)、自分には厳しく周囲には寛容に、かつ正義に基づいた慈愛を持っ て接することが大切である。



義とは、人の歩んでいく正しい道のこと。義をおろそかにすることは、道を踏み外すこと になる。仁を実践する基本として、義を貫くことが必要である。本当に人を愛し思いやる生 き方は、勇気を持って正義を貫いてこそ成り立つ。 上杉謙信が「川中島の合戦」のとき、今川・北条側に塩の供給を絶たれた武田信玄に、塩 を自国から供給し、義を貫いた話が有名である。



人の世に秩序を与える礼儀礼節は、仁を実践する上で大切なことである。親や目上の人に 礼儀を尽くすこと、自分を謙遜し、相手に敬意を持って接することが礼、場合に応じて自分 を律し、節度を持って行動することが節といえる。



智とは、人や物事の善悪を正しく判断する知恵である。さまざまな経験を積むうちに培っ た知識はやがて変容を遂げ、智となって正しい判断を支える。より智を高めるには、偏りの ない考え方や、物事との接し方に基づいた知識を蓄えることが必要である。儒教では「中庸」を徳としている



信とは、心と言葉、行いが一致し、嘘がないことで得られる信頼である。嘘のために一度 損なわれた信頼を、取り戻すことは難しいことである。たとえ、仁なる生き方を実践してい ても、人に信頼されないことには社会で生きてはいけない。信頼は、全ての徳を支えるほど に大切である。

補)五常の徳(論語より) 

              JCL未来塾 志水 堅治


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