
Photo by
bp31
運の良し悪し
禍福は糾える縄の如し
昔の事ですが、ある方が怪我して入院されていました。
幸い、加療の成果で順調に回復されていました。
そんなある日、知り合いがお見舞いに訪れ、その知り合いを送り出すときのことでした。
当時の病院は、エレベーターも無く、階段仕様も多かったのです。
それで、その方は、階段の所まで両手に松葉杖をついて来られたようです。
その時、杖を滑らして、階段を二階から一階まで転げ落ちました。
打ち所が悪く、不幸な事になりました。
ベッドから送り出せば、こんなことにはなりませんでした。律儀に送り出したことが、悲しい結果になりました。
一寸先は闇とか言いますが、こうなることを本人をはじめ誰が予想できたでしょうか。
この事は、決して運の良し悪しではありませんが。