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30歳を超えて初めて自己分析、自己肯定ができました【ポジキャリ卒業論文】

この度3回目の転職が決まりました。
転職活動と並行して、POSIWILL CAREERのトレーニングを受講しました。

受講終了直後の気持ちを残しておくと共に、もしかしたら受講前の私と同じようにポジウィルについて調べている人の後押しになるかもしれないと思い、体験談を書きます。


トレーニング前まで

経歴

新卒:販売職
短期離職、ブランクなし
2社目:経理職(シェアードサービス、5年勤務)
ブランクなし
3社目:BPO受託で経理関係。
5年半ほど経ったところでまったく未経験の業務に異動。

悩んでいたこと、モヤモヤしていたこと

異動先の業務がとにかくわからずモヤモヤしていました。
指示されたことを毎日こなしていても、何のためにやっているのかもきちんと出来ていたのかもわからない。業務全体の見通しも把握できない。
なんとなく非効率に動いている感覚だけあって、上司に相談しても解決策も取っ掛かりも掴めない。

「学生時代のまるばつ・点数がつく努力は嫌いじゃなかったけど、正解がわからないとダメなんだよな」
「経理は数字っていう正解があったからやってこれたのかも」
と考え、経理に戻る方向で転職エージェントに登録したものの、
「わからないことがわからない、自分で解決もできないような社会人、転職したってどうしようもないのでは?」
と悩んでいたときに、ポジキャリのことを知りました。

無料カウンセリング

もしポジウィルが悪い会社だったら無料カウンセリングを受けるだけでも危険だと思ったので、その前によくよく調べてから申し込みました笑。
このときにnoteでも体験談を読み、「大丈夫そうかも」と思いました笑。

カウンセリングでは、事前に書いたヒアリングシートをきちんと読んで頂いているのが伝わって安心しました。
「正解がわかった上でプロセスの非効率な部分に気付き、改善できる人」
「その方向でやれることを増やせるし、心地良いキャリアを絶対に築ける」
と言って頂き驚いたものの、夢みたいなことを言われたとは感じず、
私の現状・気持ちを踏まえているというか、信じられそう、信じてみたいと思ったことを覚えています。
トレーニングもこんな雰囲気なら受けてみたいと思えて、そのまま申込の手続きをしました。

トレーニング中

トレーナーになってくださったのは三角真穂さんでした。
自分のことを考えるために申し込んでいるからというのもあるだろうけど、
否定されるのが怖くて普段は自分のことをなかなか話せない私が、最初から(人見知りしながらも)(当社比で)本音を話せていたのは、
真穂さんが作ってくれた雰囲気のおかげも大きかったと思います。

印象に残ったワークやトレーナーの言葉

●インナーチャイルドワーク
面談中にしっかり泣いてしまい、ZOOMを画面オフで進行していただきました笑。
この歳になって子どもの頃に親に言われたことを引きずっている上に、
今の状況をそのせいにするなんて恥ずかしいと思っていましたが、
実際に影響が出ているならそれを認めて初めて、影響を取り除く努力ができるのだなと感じました。

「当時の自分と同じ状況の子どもに優しい声かけをするとしたら」というステップで、甘すぎるように感じる声かけを頑張って捻り出したり、
それでも真穂さんに「まだちょっと厳しいです」ともっと優しい声かけを挙げて頂いたりしました。
それでようやく、当時の自分のやりようは当時としては仕方なかったと捉えることができ、
本当は親に優しくしてほしかったという気持ちを認めたり、
優しくされなかったのはただ私が悪いからだけではなく、状況や親のコンディションもあったのだ思うことができました。

●妨害者ワーク
根拠のある不安だと思っていたことが、考えたら根拠がない、という体験をたくさんしました。
例えば「私なんかに内定を出す会社はきっとなにか悪いところがあるに違いない」とか。
求人票や面接で具体的に何かあったわけではないのに、好感触であればあるほどそんなふうに思っていました。
自分に価値がないと信じていたから、「私なんかを採用することこそが会社に問題があることの根拠」だと考えていたように思います。
自分を過小評価気味であることを認めていくことで、根拠になってないぞ!ということに少しずつ気付けるようになってきました。
(とはいえまだまだ修行中)


また、転職活動に向けて自己PRを考えていて、粗方できたところで
「盛ってるから、それを信じて採用されたらそれはそれで苦労しそうで怖い」と話すと、
「盛ってるんですか?」と聞かれました。
それで考えてみると、本当のことしか書いてないことに気付きとても驚きました。
(目からウロコってこういうことだなと思いました)

誰でもできる小さな実績と思っていたことが、真穂さんや転職エージェントさんの手を借りて立派なPR文になったので、
私に釣り合わないような気持ちからいつの間にか「盛ってる」と思い込んでいたようです。
このかっこいいPRで言ってるとおりのことを、確かに私は過去にやったんだなときちんと認識できたことは、驚きと自信になりました。

●ポジティブ3行×3日記
今日の感謝、うまくいったこと、人の役に立ったことを3つずつ書き出すワーク。
3つ挙げるのに苦労するけれど、捻り出してみれば「私毎日ダメダメだと思ってたけど、結構いいとこもあるな・・?」と思えました。
普通にしていると見逃されていく良いことを、一日の終わりに無理にでも探し出すことが過小評価がちな私には意味がありました。

まとめ

ダメな自分を矯正してほしくて申し込んだつもりが、そのままの自分を認識して、肯定することになりました。
新卒の時点でこういうことが出来ていたら、もしかして人生違ったかもなあと思いつつ、30歳を超えた今でもそれが出来てよかったと心から思っています。
こういうことが自分ひとりでも出来る人はいるかもしれませんが、私はずっと出来てこなかったし、1人でなければ誰とでも出来たとも思えません。
技術を持ったトレーナーである真穂さんと一緒に考えることができて本当に良かったと思います。

現職のモヤモヤについては、仕事内容や部署のやり方がシンプルに合っていなかっただけ、だってこれまではちゃんとやれてたし、と考えられるようになりました。
トレーニングを受けるまでこう考えられなかったのは、自分を過小評価しがち、自己否定がちだからだと思います。


カウンセリングのときから、「仕事を楽しいと思いたい」
「でも楽しいと思ったことはないし、どういう状況が楽しいかわからない」という気持ちがずっとあったのですが、
「やることをきっちりこなしているなと思いながらテキパキ働きたい」
「そうすれば、楽しいかはわからないけど、仕事悪くないなと思えそう」
と、トレーニングを通して少し砕くことが出来ました。

トレーニング期間中に内定が出て、そういう気持ちと照らしてよく考えて、納得して入社を決めることができました。
「仕事楽しい」に近づくための転職先での具体的なアクションも最後の面談で考えたので、取り組んでみて、違ったら別のやり方を考えて、
もしかして「楽しい」の捉え方が変わってきたらそれもきちんと認識してアクションを考えて、
これまでの人生で1番しっかり考えた選択を運ではなく自分で「成功」に出来るよう、考え続けて行きたいです。

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