子宮筋腫核出術②入院〜手術
新年勤務開始し木曜日。お疲れ様です。
今日はついに入院生活についてお話ししていきます!
※私の場合は全身麻酔での腹腔鏡下子宮筋腫核出術です。
入院生活
入院1日目(手術前日)
入院は個室代が高いため、4人部屋にしました。
まず部屋に通される前にナースステーションの前で身長体重を測り、マグコロールという水に溶かした下剤を渡されてとりあえず飲みました。
その後部屋に案内され、検温の説明や病棟の説明を受けました。
そして、手術の準備!
(あ、入院時の下剤も手術の前処置です!)
2時間くらいはびくともしなかった便秘気味な私ですが、そのあとは10回くらいに分けてお腹を空っぽにしてきました、、(笑)
①剃毛
一応、専門科ではないが私も看護師なので人の手を煩わせるのも恥ずかしいのもあり、自分で自宅でツルツルに剃毛して参りました。
おかげで念のため確認して見ていただいた看護師さんにお褒めの言葉をいただきました(恥)
②絶飲食の説明
翌日13時ごろから手術ということだったので、
当日は0時からは絶食、10時からは絶飲食という説明を受けました。
③脱水予防の水分補給
私の働いている病院では行っていませんが、ここでは脱水予防のために前日夕〜当日10時までに、OS-1を1500ml飲水するよう勧められます。
OS-1は人によっては一気に飲むと下痢をするとのことでしたが、私はそれまでに下剤が効いていたので特に250くらいずつ一気に飲んでも平気でした!
500ml×3本なので、夜中までに1.5本分程度飲んでおくと言われたので、言われた通りになんとか飲みました!
味は、美味しくもないけどまずくて飲めないというほどでもないです。。
冬で乾燥した院内では割と飲みやすいかもです ✴︎
入院2日目(手術前)
起床 6時半。うっすら目は開けました。
ですがそんな時間に起きる生活を日々送っているわけでもない不規則勤務、不規則睡眠そのものの私は検温をされるがまま受け、朝ご飯もないので9時まで寝てしまい、あっという間に日勤の看護師さんに交代!
手術当日の流れ
①OS-1を飲み切る
②グリセリン浣腸60mlを受ける
③臍処置
④血栓予防の弾性ストッキングを履く
⑤手術着を着る(ノーブラ、パンイチです)
一番嫌だったのは②浣腸です、、
新人の頃から手術出しのために毎日のように自分がしていたのに、いざされるとなるととても嫌でした。なんともいい患者体験。
でも恥ずかしいと思う間もなく、思ったより不快感もなく(?)、いつの間にか終わっておりました。
ほっと安堵したのも束の間、薬が効くまで3-5分は我慢してくださいねと自分も説明していたのにも関わらず、1分しか経ってないのでは?と思う速さで催しました・・・!
(お食事中の方はすみません。)
少し我慢はしたものの、共用トイレで埋まっていたら困る!と思い、トイレに向かい、無事昨日食べたクリスマスメニューとさようなら。本当に空っぽになったような感じでした(笑)
③臍処置もうちの病院とは違い、オイルを浸した綿球を臍に当て、透明フィルムで保護するだけでした。手術までそのまま行きます。
④と⑤を済ませ、手術付き添いの夫に念のため最後の挨拶をし(笑)、
12時45分着で手術室に行きました!
手術室で点滴を手背に取られ、静脈麻酔をかけられ、とても強い血管痛を感じ「もう無理だ・・・!」と思った瞬間、眠ってしまい。
入院2日目(手術後)
気づけば病室でした。おそらく帰室は16時前後。
全身麻酔の導入、覚醒までの時間も含みますが、手術自体は出血も5ccほどで問題なく終了したとのことでした。
手術室で半覚醒させられた時に、
「痛い、お腹痛い」とわめいていたようで、
術後早期にロピオンの点滴(痛み止め)をしてもらっており、18時ごろに私の母、夫が面会にきてくれた時には動かなければ傷の痛みはほとんどない程度でした。ただ重い生理痛のような鈍痛があり、母に腰をひたすら押してもらいました。
喋ることもできますが、起き上がりは禁止・枕も翌朝まで禁止と言われ、体勢が難しく、体位調整のクッションを持ってきてもらい、少し楽になりました。
ずっと上向きでは腰が辛くなるため、横向きになりたいが、
動くと傷が気になるため、ゆっっっくりとしか動けず柵を持ちながらなんとか横向きになりました。
しかしその頃から気になり始めたのが
膀胱留置カテーテル!!
いわゆる尿の管です。
その日の戦いは基本的に尿の管との戦いでした。
夜中じゅう、とにかくそれが気になって仕方なく、尿の流れが良くないため常に自分で流したりはしてみたものの下腹部がすっきりしない感じがし、体の向きを変えると「ゴロっ」と尿の溜まりすぎた膀胱が動くような(実際にはそんなことはないはずですが)気がして気持ち悪いのです。
そうしてその夜は30分から1時間おきに目を覚まし、時々気管挿管した違和感と乾燥で咳をしたくなるものの、腹圧がかかるとお腹が痛くて、夜は使える範囲で予防的にアセリオ(飲み薬でいうカロナール系)とロピオン(こちらはロキソニン系)を交互に使ってもらいました。
そしてなんとか少しずつ夜が明けていくのであった・・・
そして復帰した暁には、術後の患者さんが眠れていなければ、苦痛を細かく聞き、できるだけの対応をし、寄り添ってあげようと改めて強く決意したのであった・・・!
腹腔鏡の傷が想像つかない方のために、念のためお目を汚す可能性もあるとは思いますが、参考までに直後のガーゼが当てられている状態の画像もつけておきます。
いつか誰かの役に立ちますように・・・✴︎
(見たくない方はここまでで終了してくださいね)
臍、臍下、その左右に4つの傷があります。
これを先に見ておくと、思ったより手術も怖くなるなる気がします!たぶんですが!
つづく、、