地震の備えと、地震後に避けるべき事、その理由。(※ 楽天ROOM、役立つサイト随時追加)
1.はじめに(楽天ROOM2024/08/19更新)
見やすく役立つ役に立つ情報を記載する事を目指します。
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地震発生後の3日間は、緊急時に必要な基本的な支援が届かない可能性が高いです。
そのため、事前に適切な備蓄をしておくことが重要です。
以下に、地震発生後に必要な備蓄アイテムと、地震発生後に行わない方が良いことについて詳しく説明します。
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2.地震発生後の3日間に必要な備蓄
① 食料
・乾燥食品
長期間保存が可能で調理不要な乾燥食品
(例: ドライフルーツ、ナッツ、乾燥スープ)を準備します。
・缶詰類
缶詰は保存が効くため、豆類、魚、肉、スープなどを備えておくと良いです。
・レトルト食品
お湯を加えるだけで食べられるレトルト食品も便利です。
・主食
ご飯やパスタなどの主食も備蓄しておくと良いです。
② 水
・飲料水
一人当たり1日3リットルを目安に、3日分の飲料水を用意します。
例えば、家族4人であれば12リットル以上を用意することが推奨されます。
※水道水を汲み置きする場合(東京都水道局より)
地震直後に何よりも役に立つのは、くみ置きした水です。
水道水をくみ置きするときは、清潔でフタのできる容器に口元いっぱいまで入れて下さい。
直射日光を避ければ3日程度は飲料用として使用することができます。(なお、浄水器をとおした水は塩素による消毒効果がないため、毎日くみ替えて下さい。)くみ替えた水は、掃除や洗濯などにご使用下さい。
・災害時向け浄水器
長期的な水の確保のために、携帯用の災害時向け浄水器を持っておくと安心です。
雨水や川など、通常飲料水として適さない水を飲むことができます。
③ 医薬品・衛生用品
・応急処置キット
包帯、消毒液、絆創膏、鎮痛剤、風邪薬などの基本的な応急処置用品を準備します。
・常備薬
もし持病がある場合は、必要な常備薬を3日分以上備えておくことが重要です。
万が一、常備薬がなんらかの事情で亡くなってしまった場合、通常、処方箋薬局で薬をもらう場合、医師の処方箋が必要になりますが、災害で医師の処方箋をもらうことが難しい事もあります。
その場合はお薬手帳で継続的に処方してもらっていることが確認できた場合、特例で数日分処方してもらえるケースもあるようです。
・衛生用品
トイレットペーパー、ティッシュペーパー、生理用品、手指消毒剤、ウェットティッシュなどを用意します。
④ その他必需品
・ラジオ
災害情報を得るために、手回し発電式や電池式のラジオ、携帯型ソーラーパネル等を準備します。
・懐中電灯
電池や充電式の懐中電灯を用意し、予備の電池も用意しておくと更に安心です。
更に、足元を照らすことが多いと思いますが、室内の場合天井を照らす事により反射した光で広い範囲を照らす事ができる様です。
状況に合わせて使い分けてください。
・携帯電話の充電器
バッテリー切れに備えて、モバイルバッテリー、携帯型ソーラーパネルや手回し発電式の充電器を用意します。
⑤重要書類
・貴重品
パスポート、保険証、通帳などの重要書類を防水袋に入れて保管します。
通帳番号など原本がなくなった場合に備え、番号など控えておく事で本人確認をスムーズに行う事ができます。
・現金
震災時は火災など二次被害を防ぐためにも、電気が使えない、もしくはあえて使わない場合もあります。
停電時は電子決済は基本的に利用できないと考え、少額の現金も備えておくと安心です。
⑥非常持ち出し袋
⑦電源
3.震災後に避ける事とその理由(2024/08/19更新)
① 余震のリスクを考えていない
・理由
地震後には余震が発生する可能性が高いです。建物や家の安全を確認せずに内部に戻ると、さらに危険な状況を引き起こす可能性があります。余震のリスクを軽視せず、しばらくは建物の外で待機することが推奨されます。
② 火を使うことできる限りやめる
・理由
地震後はガス漏れや電気のショートによる火災の危険性が増します。ガス管からのガス漏れの場合、小さな空間、部屋の中などにガスが溜まっている場合もあります。
火を使うときは、震度5程度の地震を検知するとマイコンメーターが機能し、ガスをメーター部分で遮断します。
マイコンメーターのガス栓の確認と、室内のガスの元栓を確認します。
漏電がないか電気設備の状態を確認します。
必要がない場合は、ブレーカーを落とすとさらに安心です。
二重、三重の確認と対応をしてから使用することが重要です。
また、都市ガスなど、家庭などで利用しているガス自体本来無臭ですが、ガス漏れにいち早く気がつく様、わざと臭いをつけています。これが良くイメージする「ガス臭い」です。
火災のリスクを避けるためには、できる限り火を使わないようにします。
もし火を使う必要がある場合は、ガス漏れでガス臭がしないかよく確認します。カセットコンロを使いましょう。
③ 不要な外出を避ける
・理由
地震後の混乱や余震、破損したインフラなどが原因で外出する際に危険が伴うことがあります。
不要な外出を避け、必要な情報はラジオや情報提供者から得るようにします。
交通機関の混乱や事故のリスクも考慮し、安全な場所で待機することが推奨されます。
④ 自己判断での建物の損傷評価を行う
・理由
地震後に建物が損傷している場合、自己判断での評価は危険を伴うことがあります。
専門家による安全点検を受ける前に建物に戻ることは避け、避難場所で安全を確保することが重要です。
構造的な損傷が見られる場合は、専門家の指示に従って行動することが求められます。
⑤ 正確な情報の確認を怠る
・理由
地震後は様々な情報が流れますが、正確な情報を確認せずに行動することは危険です。
公式の情報源や信頼できるメディアからの情報を基に行動することが、適切な対応につながります。
デマや誤情報に惑わされないように注意しましょう。
⑥トイレの水を流す
・理由
万が一地震の揺れにより配管が物理的に破損していたり、つなぎ目が外れてしまっていた場合、水を流した直後に汚水が漏水してしまいます。
以前、とある番組でアンケートを取ったところ、風呂水を地震の前に溜めて置くと回答した人はトイレに水を流すため。と回答したそうです。
集合住宅の場合、階下に、戸建て住宅の場合はご自身の家に更にダメージを与えたりトラブルの原因になりますので避けましょう。
携帯トイレを事前に準備しておくと安心です。
⑦地震発生時に火元の確認をしにいく
・理由
地震発生時に火元を確認しに行くのはとても危険です。
基本的に自宅の外に設置されているガスメーター(マイコンメーター)が震度5程度の地震を検知するとメーター側でガスを遮断するので、火元の確認はかえって火傷など、その後の大きな事故につながるため放置して構いません。
都市ガス、プロパンガス基本的にどちらも震度5程度地震でマイコンメーターが機能します。
火元の確認は揺れがおさまってからにしましょう。
ただし、電気ストーブやIHなどは電気のため感震ブレーカーの設置などで対策をしましょう。
4.最後に
地震発生後の3日間の備蓄と注意点について、適切な準備と対応が重要です。
十分な食料や水、医薬品を備え、緊急時に対応できるようにすることが、被災時の安全と安心に繋がります。
また、地震後の行動については慎重に行い、専門家の指示に従うことが大切です。
事前の準備と適切な行動が、災害時のリスクを最小限に抑えるための鍵となります。